オイゲン・ヘリゲルのレビュー一覧

  • 日本の弓術

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    奇跡的な名著です。

    一方、歴史的にはじつに不幸な運命の書でもあります。

    「弓術と言えば弓を一種のスポーツの意味にとり、したがって術をスポーツの能力の意味にとるのが、まず手ぢかなところではないだろうか。」

    と、はじまる本書は、1926年(大正15年)たまたま来日していたドイツ人哲学者オイゲン・ヘリゲル氏が弓道家阿波研造氏に五年間「弓道」学んだを体験を母国ドイツで行った講演録の翻訳です。

    ですから平易な文章でわずか一時間たらずで読み終えてしまいますが、

    そこは当時一斉風靡した新カント派の哲学者、「弓道」修行から「禅」に至るまでの道程を西洋人に語っています。

    鈴木大拙の「禅」岡倉天心の「

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    2013年10月08日
  • 日本の弓術

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    「あなたがそんな立派な意志をもっていることが、かえってあなたの第一の誤りになっている。あなたは無心になることを、矢がひとりでに離れるまで待っていることを、学ばなければならない」
    「あなたは無心になろうと努めている。つまりあなたは故意に無心なのである。それではこれ以上進むはずはない」
    「身を修むるを以て弓と為し、思を矯めて以て矢と為し、義を立てて以て的となし、奠めて而して発すれば必ず中(あたる)矣」

    大好きです、この作品。背筋どころか、この身のすべて、未だかつてない感覚でピシッと伸びました。
    もしも、読み返すことでここに書いてある世界が会得できるのなら、何千回だって読み返しを厭わない。
    こんな

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    2025年01月11日
  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

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    ほんのれんラジオきっかけで気になっていたら、お気に入りの本屋さんで見つけたので連れて帰った。

    ドイツの哲学者、オイゲン・ヘリゲルが、日本の禅に興味をもち、そのことから東北帝国大学講師として来日した際、「不立文字」の禅を西洋人、しかも哲学者が理解するのは難易度が高すぎるから、とりあえず弓道からどうか、というアドバイスに従って「弓禅一味」を信条とする弓聖、阿波研造を師として習い始める。

    来日中の数年をかけて、無心になって的を射るその本髄を獲得していく過程が作者の素直な文章で描かれている。

    言葉も通じない師とのやりとりもドラマチックで面白いが、やはり、日本の「道」が、禅に通じているという解釈、

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    2025年06月30日
  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

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    禅についての理解が薄かったのだが、弓道と結びつけたこちらの書により理解が深まった。
    まるで漫画の登場人物のような弓道の師匠。
    日本古来からある「◯◯道」というのは、今ではスポーツの印象だが、本来はその名の通り、道。人としてより洗練されるために自分自身と向き合う崇高なもの。
    「道」はどの世界にもあると僕は思った。
    僕はなんの道を極めていけばいいのか、改めて考えてみようと思った。

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    2025年03月08日
  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

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    これでもやはり禅の世界の理解は難解に感じる。的に当てることが弓道の目的ではなく、自己と世界を一体化させることに理想の境地がある。呼吸や姿勢を整えて擦り切れるほど自分の心を鍛錬すればいずれは道を極めらるのだろうか。

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    2025年03月08日
  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

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    スティーブ・ジョブズが愛読していたとどこかで知り購入。
    初めは日本語訳が私には難解で、
    2年程前に購入してから積読になってしまった。

    初めは内容が入ってこずに淡々と読み進んでるうちに著者が困難しながら禅に入っていく過程がとても面白いと思いました。
    また師匠と弟子の関係性など現代では考えられない事など、
    時代背景なども考えさせられた。
    私自身、武道ではないですが格闘技を習い,指導,嗜んでいる傍ら通ずるところが多々あり勉強になりました。

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    2024年03月19日
  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

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    禅。
    なかなか理解できない世界のことだったけど、禅や無心は経験しないことにはわからない、とのことなので読む時点ではそれでよいのかなと。
    座禅?は心だけで行うので難しく、禅に至るにはヘリゲルさんが本書で習っている弓道をはじめ、剣道、華道、茶道…日本の道からは開けるし、それらは心と身を使うのでまだ入りやすいんだそうだ。

    とにかく阿波師範が教師として優れているのはわかりました。
    その言葉一つ一つに感じるものがある。
    色々と思う1冊なので感想を書くと大変なのでこのへんで。この時点でわけわかんない文章になってるので(^^;
    ちょくちょく再読してみたいと思います。興味深かった。

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    2023年10月20日
  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

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    0 何で読んだの?
      有名な本だから面白くは無さそうだけど学びがあ
    ると感じた。

    1 どんな本?
    ドイツ人学者さんが東北帝国大学に講師として赴
    任するのを機に禅を学ぶ事を志し、弓道から「そ
    れ」に至る過程を描いた本。

    2 構 成
    講演3節、弓と禅11節、英語版弓と禅序文、解説
    の4パート構成。

    3 感 想
    メチャクチャ面白かった。弓聖と言われる様な先
    生の指導や、求めているものが漫画のようであった
    こととエピソードの一つ一つが達人感があって良い。
    解説は学の無い私には理解が難しかったし、講演と
    弓と禅は内容が重複

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    2022年01月23日
  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

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    禅は、呼吸法として、こころを落ち着かせるためで、そこから、武道での禅をイメージするには、大変だとおもいました。外人もそうでしょうが、形がなくて、自分でできたかどうかを
    理解しずらいとおもいます。

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    2021年09月01日
  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

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    ジャンプの漫画みたいです。東洋哲学は理論でないので経験したものでしかわからない境地です。その点の説明はわかりづらいかも知れません。

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    2021年04月13日
  • 日本の弓術

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    ネタバレ

     論理的かつ合理的といわれるドイツ人である著者が日本の弓術から日本人に根付いている禅の精神を分析した本です。

     現代の日本では弓道という単語を耳にする機会はありますが、弓術と言う単語を耳にする機会は少ないと思います。まず、この2つの違いはどのようなものなのでしょうか。この本によると、弓術は的を射る一種のスポーツであり体を鍛え筋肉で弓を引くものだと述べられています。一方で弓道は的を入ることが目的ではなく精神修行の一種であり、精神で弓を引くものだと述べられています。著者が弓術という単語を使用しているのは著者にとって自分の弓はまだ弓道の弓に達しておらず、的に当てようとするスポーツであると言う気持ち

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    2016年11月22日
  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

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    無心になることで、自然な離れがなる。弓道の修行を通じて、禅の真髄を知る。ドイツ人の視点から見た、日本人の精神性。

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    2016年06月18日
  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

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    全てに合わせながら、全てを自らに適応させる水のように「無心」になるにはどうすればよいのか。
    ドイツ人哲学者であるヘリゲルが弓の修行を通じてそれを得るまでの過程を述べた本書は、外国人が禅を知るための本として、スティーブ・ジョブズも愛読していたと言うことで手に取ってみた。

    原著は60年も前のものだが、この新訳では文章をより分かりやすく見直すとともに、師匠の阿波研造の解説も加えられており、背景を含めて弓と禅の理解を深めることができる。

    そして、師匠からヘリゲルに送られた弓は、現在、円覚寺に蔵されているという。

    弓をやったこともなく、「無心」になる経験は出来ずとも、本書を片手にいつか訪れて、それ

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    2016年01月20日
  • 日本の弓術

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    ドイツ人が禅の精神を学びたくて日本で弓術を学ぶという昭和初期の実話。

    ほとんど無批判と言えるほどに日本の精神を持ち上げる様は読んでいて正直むず痒かったのですが、「的を狙ってはいけない。無心になりなさい。」という精神論を語る阿波先生に対して、「なにも考えず、狙わずにどうやって当てるのですか。」といかにもドイツ人らしい理屈で食らいつく語り部ヘリゲルという対比が面白かった。

    そんな考え方の違いがありながらも、ヘリゲルがドイツに帰国する際には先生愛用の弓を託されるまでの良き師弟関係になれたのは、わからないことをごまかさずに「わからない」と言い、実直な対話を重ねた結果だと読み取れて両者に敬意を感じた

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    2014年10月14日
  • 日本の弓術

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    いやよかった。道は、単なる技術論で極めることはできなということを、著者が実際に弓術の稽古の中でわかっていく様子がよい。道を極めるものの姿勢を再確認させられた好著。

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    2014年10月16日
  • 日本の弓術

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    「技術論」にばかり目がいき、「道」という考え方を見失いつつある日思考が西洋化してきているわれわれ日本人にオススメの一冊。こういうものが感じ取れる日本人でありたいと思う。

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    2013年11月29日
  • 日本の弓術

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    ネタバレ

    的を意識し、狙って射るのではなく、
    無意識の中で矢を放つ。

    まさに東洋の神秘。

    「禅」が何かも分からない時に、
    弓を引いていたのが懐かしく思いました。

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    2018年07月31日
  • 日本の弓術

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    列子の弓術の話と同じくらい面白いですね。
    目隠しして暗闇で、同じ位置に矢を射れる人がいたんですね。
    日本の弓術も凄いです。

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    2016年04月12日
  • 日本の弓術

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    2025.6.14(土)
    柳宗悦の著書に登場したヘリゲルが気になったため手に取った。「禅」って簡単に言う現代だけどそんなもんじゃなさそうだ。無我を体験してみたい。

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    2025年06月14日
  • 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

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    ドイツ人哲学者が日本的な武道と芸道、禅の真髄を解き明かした本。
    無心の離れに至るには、呼吸に集中して精神集中する。

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    2023年03月24日