富増章成のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ凄い深い本だった。人類の一つの完成系がニーチェの説いている(超人)なのかもしれない。感動した点は、過去の後悔の考えた方である。人は過去に対して後悔しがちである。しかしニーチェによると、過去を後悔するのは、過去に敵意を持っていることであり、自分に復讐していることになる。超人とはいかなる苦難にも不平不満を言わず、つねに自己を乗り越え、他人を恨まず、後悔もせず、人生を愛し、苦しみも含めてその人生を何度でも繰り返す絶対の肯定的人間である。なかなか超人になることは難しいというか不可能に近いかもしれない。しかし、人生をかけてなりたい理想の人物をニーチェは提案してしてくれた。それだけでも凄く価値があると思う
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Posted by ブクログ
ネタバレ知の観光マップであり、思考の触媒
本書は単なる難解な名著の要約ではない。むしろ、60冊の古典を「知の観光マップ」として再編成し、読者自身の思考を構造化するためのメタ認知ツールである。私は普段、勝間和代氏のような実用書や、専門家の評価が明確なビジネス書を好むが、本書はそれらとは異なる次元で、私の知的好奇心を刺激し、思考のOSをアップデートしてくれた。
白眉は巻頭の「ひと目でわかる名著の関連図」だ。プラトンからドゥルーズまで、思想の系譜を可視化したこの図は、東浩紀氏の言う「観光客の哲学」の実践そのもの。個々の思想を点でなく線で結び、偶然の出会いから新たな発見を促す。新渡戸稲造の『武士道』につい