樋口大輔のレビュー一覧
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なんかちぐはぐ
2000年前後、「ホイッスル!」を少年ジャンプに連載し、アニメ化もされたマンガ家さん。
連載終了から6年半となる2009年スタートしたのがこの作品。
ベースとなるのは「サイコメトリー能力」であり、これは「少年マガジン」で1996~2000年に連載され、TOKIOの松岡昌宏主演で2度もドラマ化された「サイコメトラーEIJI」と同じ。
同作がかなり有名なだけに、新しさはないと言わざるを得ない。
また、内容が基本的に暗い。
特に主人公のキャラが高校生っぽくないくらい冷めており、主人公としての魅力に欠ける。
周囲に人気の出る陽キャラがいればカバー可能だが、友人たちもいまいちキャラが弱い。
(そもそも、そこまで頻繁に登場しない)
ストーリーも重く、気楽に読みづらい。
半面、重いくせに浅く、ベタな展開であり、あくまでも「青年マンガ」ではなく、「少年マンガ」の範疇に留まる。
このあたりのちぐはぐさが非常に中途半端に感じられる。
ベタではあるが、主人公の身近に、事情を知り、かつ明るくてかわいい女性キャラを配置するなど、もうひとひねりすればかなり改善されるのではないかと思った。
という事で、「志摩さん」「みっちゃん」を始めとした、周囲に魅力的なキャラの多い「サイコメトラーEIJI」と比べると全体的にかなり弱いかなという実感。
(ただし、「サイコメトラーEIJI」も第二部では毛色が変わりすぎてダメダメだったが)