白川克のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
220812
・再読。FMと呼ばれるFMTの効かせ方のイメージがより湧いた。基本的に依頼主がちゃんと動かないと成り立たない系の取組なんだろうか、実務工数どれぐらい用意させてるか気になった。
210817
・この半年で1番良かった。
・いわゆる業務要件の洗い出し×プロジェクト推進のノウハウが詰まっていた。
・自身でやっていることを違うやり方でうまくやっているところ、を知れ、有意義。
・やはり、優先度やカテゴリ分けのようなラベル付が1番難しいと感じる。本書でもcoolという単語に留まっており、言語化できてない箇所。これをちゃんと整理できるかがコンサル力、ということを再認識できた。
・これまでのP -
Posted by ブクログ
基幹システムの刷新を経営層に提案する際に費用対効果がどうしても出せずに悩んでいたところ、本書に出会いました。
結論から言うと、まさにこうした悩みに応えてくれる内容が詰まっており、大げさではなく先の見えない道に一筋の光明を見出した思いでした。
IT部門の人間にとって、経営層や業務部門のITに関する誤解や理解不足をひとつひとつ「ほぐしていく」作業は非常に骨の折れるものですが、本書で紹介されている「プラント型IT」「ツール型IT」という分類を念頭において会話をすることで、相手の課題解決に本当に必要なITが何なのか掘り下げることが可能となります。
「あ、この人(部署)はいまツール型ITの話をしている -
Posted by ブクログ
ネタバレシステムを作らせる技術
A章作る前に知っておくべきこと
・関係者。経営陣、業務部門、PLが作らせる人。IT部門とそれに紐づくベンダーが作る人。
・why?→how?→whatでストーリーを納得させる。例)工場ごとにバラバラな業務を統合し、一つの会社として運営すべき→統合後の業務プロセスはこうあるべき→そのためにこういうシステムを作ろう
・whatから考えるのでなく、whyから考える。
B章プロジェクト全体の進め方
・メンバー間の意識を合わせる(C章)
・今の仕組みを調べる。ここまでがwhy(D章)
・howにあたる3つを行う。ビジョンを明らかに、そこに到達するための施策を練る、施策群をまとめ -
Posted by ブクログ
〇本書のメッセージ
・変革をリードする人材を育成、社内に定着させるには、社員ファーストの経営が必要
・会社は社員ファースト、社員は顧客ファーストの両輪を保て
・会社として受けない仕事の指針を持つ
・仲良く喧嘩する。方針は徹底的に議論する
・原理原則で経営する
・社員ファースト経営を突き詰めると、社員は皆主体的でなければならない
〇印象に残ったフレーズ
>>「力を入れてきたこと」といっても、なぜかそこに学問を含めてはいけないようだ。聞かれたままに「こういう研究に力を入れていました」と話しはじめても、「ほら、バイトとかやってないの?その話してよ」とか、「それを勉強していて、なんでウチ -
Posted by ブクログ
システムを”作らせる”(ユーザ企業側)目線で書かれた,
システム開発系PJ成功指南所.
かなり割愛して読んだが,後書きにあった最後の一文が痺れた.
"本当は「作らせる人」も、「作る人」もいない。いるのは「プロジェクトを成功させ、会社を良くしたい」ともがく人々だけだ"
ベンダーだろうがユーザだろうが,この信念を持てるかどうか.ベンダーであれば要求の洗い出しや整理などユーザ主体の活動であっても「ユーザの責任範囲なんで」と他人事で見ないこと.ユーザであればシステムのことはわからない(わかるつもりもない)とベンダーに丸投げしないこと.
すなわち,他責にならないことが大事.