淡路帆希のレビュー一覧

  • ひとしずくの星

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    ネタバレ

    1年くらい前に読んで、今日また読んだのですが、2回とも泣かされました笑笑

    ラッカウスとシースティが塔から逃げた時、どこかでは逃げることなど出来ないと分かっていながら、シースティが街に出た時の髪の長さを気にしたり、靴の心配をしたりする所で、本当に悲しい運命だと思いました。

    ラッカウスが、声にならない声で、

    シースティ。ひとつだけ、せめてひとつだけ、約束を守ろう。これからはずっと一緒だ。一緒に夢を見ていよう。世界が終わる、その時まで

    と言うシーンでは涙腺崩壊でした。

    今も、2人が眠り続けるなら、あの時逃げることが出来たら、どっちが幸せだろうと、考えました。

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    2017年08月13日
  • ひとしずくの星

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    個人的には蔓紋がとてもきれいだと思った。
    ダークファンタジーのようだった。

    どうやっても救いのない物語なのに2人が幸せになることを願ってしまった。

    自分たちの信仰している、当たり前だと思っているものが実は偽りのものだったなんて信じられない。
    最大幸福の最小犠牲だとは分かっていても、あの掟はさすがにひどいと思う。

    ラッカウスとシースティが一緒に幸せになれる未来があったらよかったのに。

    クスターとイーファがその後、どの様な人生を送るのかが気になる。

    ボカロ曲で言うのならsasakure.UKさんの「idと人類模型」のようだし、他のラノベなら古橋秀之さんの「冬の巨人」のようだと思う。

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    2017年03月20日
  • ひとしずくの星

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    ネタバレ

    いわゆるメリーバッドエンド。
    淡路さんだしなぁと覚悟して読みましたが、やはり切なかったです。

    でもさすがというか、始終美しかった。

    ラストシーンの必要性は賛否両論あるようですが
    個人的にはオチがはっきりして、あってよかったと思います。

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    2015年11月07日
  • ひとしずくの星

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    ネタバレ

    花守の竜の雰囲気を彷彿とさせる物語だったな。最後にじんわりと来るお話だった。ただ、これをいいと思うか悪いと思うかは、人それぞれだと思う。私はすごく好きだけど。

    個人的に、海を渡ったクスターの冒険譚が読んでみたいと思いました。何気に美味しいところを持っていった彼。

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    2015年03月21日
  • 花守の竜の叙情詩1

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    ネタバレ

    繊細で美しい言葉選びにドキドキしました。
    元々は1巻完結だっただけあり、この1冊だけで十分な満足感を得られますが
    読み終わった後「早く続きを!」と
    思わず逸るほど魅力的な世界観・キャラクターたちでした。

    純愛ものが好きな方にはぜひぜひ読んでいただきたい作品です。

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    2015年11月07日
  • 花守の竜の叙情詩1

    購入済み

    予想外

    余ったポイントを消化するつもりで、適当に選んだんですが、泣けました( ̄^ ̄)
    ベタかもしれませんが、名作だと思います。

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    2014年09月07日
  • 紅牙のルビーウルフ6 自由の風が吹く夜明け

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    ルビーウルフ、本編の完結巻です。
    あと番外編的なものが2冊ありますが、本編はこの巻で
    すっきりしすぎなくらい完結しています。

    正直、展開は見事に結実しすぎている気もするのですが、
    その分熱い展開も多かったのでやはり面白かった。
    そして、意外と複雑と思えることの答えはシンプルということかも
    しれません。

    口絵の女の子が誰かが、最後まで読むとわかるようになっています(萌)

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    2013年03月05日
  • 花守の竜の叙情詩3

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    花守の竜の叙情詩の3巻です。アマポーラとテオバルトの物語もついに完結です。

    旅を始めた頃は無知だった「エパティーク」は立派な成長を遂げ、とても強い女性「アマポーラ」になったんだと、思わず感心してしまいました。

    感動の物語もついに結末です。その物語は悲しく、温かい物語で、涙が止まりませんでした(^O^)

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    2012年06月24日
  • 花守の竜の叙情詩2

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    花守の竜の叙情詩の2巻です。

    正直、1巻の完成度が高すぎたので、2巻に関しては不安でした。
    しかし、読んでみると見事にその予想は裏切られましたね。

    予想外の展開に涙が溢れました(^_^)

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    2012年06月24日
  • 花守の竜の叙情詩3

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    ネタバレ

    テオもボーラもエレンも美しくて羨ましい最高の家族だ。
    読んでいて気持ちのいい人間を見せてくれてありがとう。最高のハッピーエンドでした。

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    2011年07月02日
  • 花守の竜の叙情詩3

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    ネタバレ

    花守シリーズもこの巻で完結です!!

    結末は希望に満ちたハッピーエンドでした。
    そして主人公をはじめヒロインやその他の登場人物は、幾何の苦境を乗り越えたとき、人として大いにく強く逞しく成長していく様が見所です。
    そして各々の信念・生き様は本当にかっこいい!!

    ラノベにしては設定・展開ともにしかっりとしていて、文章も落ち着いていてストレスなく読めましたし、なによりも楽しめました。

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    2011年07月07日
  • 花守の竜の叙情詩2

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    NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!

    再会したと思ったらこれかよ!
    何か、途中の流れから嫌な予感がすると思ったんだ……。とりあえず、次で最終巻だということなので、二人が幸せになれるであろうことを祈っております。
    心臓に悪いよ。

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    2010年03月25日
  • 花守の竜の叙情詩1

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    ふ、不覚にも泣いてしまった……。ラスト数ページは涙ぐみながら読んだ。こういう話に私は弱い。
    まさか、こういう展開だとは思わなかったよー。

    未来で、二人が再会するといいのにな。

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    2010年03月24日
  • 海波家のつくも神2

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    見た目はホラーだけど奥ゆかしく、記憶がないフウ、ちょっとワガママな化けられないカワウソのトロが海波家にやって来てますます賑やかに。「夏目友人帳」と似たような作風。

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    2025年06月16日
  • ひとしずくの星

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    ネタバレ

    淡路帆希さんの本は初めて読みましたが、これはとても作者さんらしい本なんだろうなあと思いました。
    というのも、この物語は、言い方は悪いかもしれませんが、ファンタジー小説を書くものなら誰でも一度は思いつくような、ありふれているといってもいい物語だとも思うからです。
    でも、そんな物語を、ここまで美しく、切なく、そうしてあたたかく描いているのは、作者である淡路さんが、自分らしさを出して描いた物語だからだと思います。

    「星の災禍」という天災を生き延びた青年ラッカウス。
    彼はやがて神官となり、上位の神官しか入ってはいけない森に禁忌を犯して入り込み、そこで一人の少女と出会う。少女をシースティと名づけ、親

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    2015年05月01日
  • 紅牙のルビーウルフ3 西の春嵐

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    のっけから3巻ですみません…挿絵のヒーローヒロインに惚れての
    ジャケ買いです。
    しかしながら若干の物足りなさはあるもののこの本だけでも充分楽しめまいsた。

    良い意味で挿絵のイメージどおりだったヒーローヒロインが嬉しい。
    狼さんたちも頼もしくて可愛いしカッコイイ!

    …が、敵が普通に嫌キャラだったのだけマイナスかなぁ。
    悪く言えば味方サイドの引き立て役というか。

    とはいえ、ヒーローヒロインに凄く惚れたので他の巻も読んでみたいです。

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    2013年02月19日
  • 花守の竜の叙情詩1

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    設定はありきたりだと感じましたが、心理描写がとても良いです。

    アマポーラの惹かれながらも、その恐怖が忘れられない様。
    テオバルトの惹かれたからこそ、己がアマポーラに植え付けた恐怖心に苦しむ様。

    この二つの描写が混じり合い、物語に驚く程の奥深さを生み出します。(^_^)

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    2012年06月24日
  • 花守の竜の叙情詩3

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    とても綺麗な完結巻だった。

    1巻~3巻までずっと、アマポーラたちが苦しんでばかりだったため、「こんなに苦しみ続けないといけないのなら、1巻のままで終わった方がよかったのではないか」と思ってしまうほど、苦しくて切ない展開ばかりだった。
    だがこの3巻で、悪魔をはじめ、彼女らを脅かす数々の問題を見事に解決していったため、最後の章を読む頃には「ああ、これで安心して家族3人で幸せになれるな」と納得できた。

    願わくば、ラシェルをはじめ他のサブキャラたちも今後すこやかに暮らしていけますように。
    すべてのキャラクターへ幸せを願わずにはいられない、そんなお話だった。

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    2012年01月27日
  • 花守の竜の叙情詩2

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    1巻が綺麗な終わり方をしていたので、続編はどうなるのかと期待しながら読んだがこれは・・・なんと苦しい物語なんだろう。
    アマポーラが、テオバルトが、追い詰められていく様子を読むだけで「もうやめてあげて」と言いたくなってしまう。
    最後の展開は悲恋ものにとってはありがちとも言えるが、ありがちだからこそどうしようもなく、辛く、切ない。
    最終巻はいったいどうなるのか、とても気になる。
    どうか、これ以上苦しまずに済みますように・・・。

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    2011年11月22日
  • 花守の竜の叙情詩1

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    先輩の本第二段。
    普通の恋愛ものかと思いきや、なんとも切ないお話だった。
    エパティークが世間や家族を知り、成長していく姿が丁寧に描かれており、彼女の影響を受けたテオバルトも柔らかく変化していくため、どちらも好きになっていける。

    他の方のレビューでもあったけれど、このイラストはちょっと幼すぎるような気がしてイメージには合わなかった。
    いっそ挿絵なし、もしくは顔なしの方が合ったかもしれない。

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    2011年08月18日