石踏一榮のレビュー一覧
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第一話は、アーシアとファーブニルが出会い、契約を結ぶにいたった経緯がえがかれます。第二話は、一誠がソーナ会長とその眷属の練習に合流する話で、実質的には生徒会メンバーたちのキャラクター紹介となっています。わたくしは自身、本編シリーズを最終巻まで読んでから本書を手にとったのですが、先にこちらを読んでおけば、本編の内容をもっとたのしめたのかもしれません。
第四話は、前巻につづいてロボットオタクのシーグヴァイラ・アガレスが登場するエピソードです。著者自身の趣味が発揮されているらしく、たのしんで執筆しているのだろうなあと感じます。第五話は、イリナとゼノヴィアの出会いをえがいた話です。 -
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第一話は、一誠たちが海に出かけて、人魚の少女を守るために戦う話。第二話は、一誠が風邪をひいた匙の代わりに、生徒会の仕事を手伝う話。第三話は、アザゼル先生のつくったRPGの世界で一誠たちが戦う話。一誠のパーティには、一誠に冒険を依頼した火照幸彦のほか、サーゼクスとレヴィアタンがくわわり、案の定メチャクチャに暴れまわります。
第四話は、オーフィスを祀る社をつくるために、九重の協力を依頼する話。本編でもコンビを組んで活動するすがたが見られるオーフィスと九重のはじめての絡みがえがかれます。
第五話は、これまであまり表立って登場することのなかった日本の妖怪たちと一誠とのバトルがえがかれています。
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「ハイスクールD×D」の番外シリーズで、短編集となっています。本編シリーズでも、第8巻、第13巻が短編集でしたが、それ以降の短編はこのシリーズにまとめられているようです。
第一話は、一誠が「きれいなジャイアン」ならぬ「きれいな一誠」になる話。第二話は、サーゼクスがリアスの寝顔を撮影してほしいと一誠に依頼する話。第三話は、一誠を取り巻く人びとの性別が変わってしまう話。やはりアザゼル先生の発明は、いろいろなエピソードを提供してくれる有能なギミックだと感じます。
第五話は、グレイフィアの本編とはちがった側面が見られる話です。第六話は、リアスチームとライザーチームがレーティングゲームで再戦をおこな -
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一誠たちのチームは、デュリオ・ジェズアルドが率いるチームと対戦することがきまります。しかも敵チームには、レーティングゲームで第七位を誇るリュディガー・ローゼンクロイツが監督を務めることになり、一誠たちは苦戦を強いられます。
一方で、一誠の「女王」を務めるビナー・レスザンの正体が明かされたり、エルメンヒルデが一誠たちに合流することになったり、レーティングゲーム第二位のロイガン・ベルフェゴールが一誠たちに協力を申し出たりと、シリーズ終盤になって一誠を取り巻く女性陣の層がさらに厚くなります。
今回もレーティングゲームがストーリーの中心を占めており、ストーリー上はあまり大きな動きは見られません。シ -
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リアスと朱乃が卒業を迎え、オカルト研究部は新体制に入ります。一誠はリアスとの交際を宣言し、彼女にふさわしい男になることをあらためて誓います。それと軌を一にして、一誠は上級悪魔に昇格し、アーシア、ゼノヴィア、レイヴェル、イリナ、そしてロスヴァイセが一誠の眷属になります。
一方で、各界の猛者たちが参加するレーティングゲームの国際大会が開催されることになり、ライザーやヴァーリ、曹操など、一誠と力を競いあったライヴァルたちも参戦します。こうして一誠は、あらたに彼の編成するチームを率いて、朱乃の父であるバラキエルのチームとの戦いにいどみます。
久しぶりのレーティングゲームで、すこし肩の力を抜いてたの -
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レーティングゲームの不正が明るみに出されたことで、冥界に動揺がひろがります。そんななか、ランキング三位の強さを誇っていたビィディゼ・アバドンは、みずからの保身を図りますが、彼の前に立ちはだかったサイラオーグによって倒されます。
一方リゼヴィムを倒した一誠は、龍神化によるダメージからどうにか回復したものの、邪なことを考えると苦痛が生じるという症状に見舞われます。さらにアザゼル先生からは、龍神化が彼の身体にあたえる影響を考慮し、今後はこの能力を使用しないように命じられます。
その後、クリフォトと行動をともにしていた邪龍アジ・ダハーカとヴァーリの戦い、アポプスと一誠の戦いがつづきます。最後は、リ -
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ライザーとレイヴェルの兄妹が、レーティングゲームの王者であるディハウザー・ベリアルとの試合の最中に、とつぜん失踪してしまいます。その後、ベリアルはレーティングゲームの不正を世に知らしめるために、クリフォトと手を結び、今回の事件を引き起こしたことが明らかになります。
一誠たちは、ライザーとレイヴェルを救出するために行動を開始し、ベリアルとクリフォトに戦いをいどみます。
今回ついに、リゼヴィムとの決着がつくことになります。しばらく物語を引っかきまわす役割を演じてきた彼ですが、軽薄なキャラクターであることからも、ここで退場させた著者の判断は妥当のように感じます。 -
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三年生のリアスと朱乃がオカルト研究部を引退したあと、あらたな部長としてアーシアが、副部長として木場が指名されます。アーシアは健気に部長の責を担っていくことを決意し、一誠たちも彼女を盛りたてていくことを約束します。
一方ゼノヴィアは、生徒会長選挙に立候補します。ライヴァルは前生徒会役員を務めていた花戒桃ですが、ゼノヴィアは彼女らしい前向きな姿勢で生徒たちの支持を獲得するために力を尽くします。
そんななか、教会でクーデタが勃発し、ヴァスコ・ストラーダをはじめとする首謀者たちが一誠たちに果たし状を突きつけます。木場やゼノヴィアなどの教会関係者たちは、自分たちを導いてきたストラーダたちに勝つため、 -
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この巻も、サブヒロインにスポット・ライトをあてるストーリーとなっています。今回は一誠の幼なじみのイリナがメインです。
一誠は、イリナの父親の紫藤トウジと会うことになります。彼はかつて教会のエクソシストでしたが、その部下だった八重垣正臣という男が襲撃をしかけてきます。八重垣は、悪魔の娘と恋に落ち、天使サイドと悪魔サイドはそれぞれで粛清をおこない、八重垣は命を落としたはずだったのですが、その彼がなぜか生きており、イリナの父への復讐を遂げるためにやってきたのです。
悪魔である一誠は、天使のイリナとしだいに関係を深めており、八重垣の無念な心のうちに理解を示しながらも、イリナとその父を守るために戦う -
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ロスヴァイセの祖母のゲンドゥルが一誠たちのもとを訪ねてくることになり、一誠はロスヴァイセから恋人のふりをしてほしいと依頼されます。
一方、教会関係者が失踪しているという情報がアザゼル先生からもたらされ、しかも失踪した者たちはロスヴァイセとおなじ「獣の数字」の研究をしていたことがわかります。さらにユーグリット・ルキフグスが直接一誠やロスヴァイセの前にすがたを見せ、「クリフォト」への協力をもちかけます。
その後、冥界でソーナ会長が「誰でも通えるレーティングゲームの学校」を設立することになり、一誠たちも子どもたちに教える手伝いをします。しかしそこへクリフォトが襲撃をしかけ、一誠たちは子どもたちを -
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ギャスパーの生まれ故郷である吸血鬼たちの国は、カーミラ派とツェペシュ派にわかれていました。ツェペシュ派内でクーデタが勃発し、ギャスパーの幼なじみの少女であるヴァレリー・ツェペシュが傀儡にされていました。彼女は神器のひとつである聖杯を宿しており、その能力を欲する宰相のマリウス・ツェペシュが彼女をあやつっていたのです。
クーデタの首謀者たちのバックには「禍の団」がおり、前巻に引きつづいて邪龍グレンデルが一誠たちに勝負をいどみます。一誠はヴァーリと協力して応戦しますが、マリウスと彼を護衛する邪龍クロウ・クルワッハ、さらに事件の黒幕であるリゼヴィム・リヴァン・ルシファーと、ボス・ラッシュがつづきます -