あらすじ
天界・冥界・現世界にトライヘキサの侵攻が始まった。しかし龍神化の副作用で頼みの一誠は、戦える状態ではない。そしてもう一人の天龍・ヴァーリも試練の時が。絶体絶命、世界の存亡をかけた大決戦が幕を開ける!
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Posted by ブクログ
第4章完結。章ラストだけに大きなバトルがてんこ盛りでした。そして最後の結末…何ともやるせない幕引きでしたね。ヴァーリの過去の境遇を織り交ぜての二天龍対邪龍が私的にかなり盛り上がったので、余計にそう思えたのかも。まあこういった感じで次世代に託すというのは嫌いな展開ではないです。現状では失くした存在は大きい、程度のもので済んでいますし。一誠サイドは若干の不安要素も含みつつの感じだけど。次から最終章のようですが、伏線的に“Dの次”の構想があるようなのでそっちに向けても目が離せない。
Posted by ブクログ
レーティングゲームの不正が明るみに出されたことで、冥界に動揺がひろがります。そんななか、ランキング三位の強さを誇っていたビィディゼ・アバドンは、みずからの保身を図りますが、彼の前に立ちはだかったサイラオーグによって倒されます。
一方リゼヴィムを倒した一誠は、龍神化によるダメージからどうにか回復したものの、邪なことを考えると苦痛が生じるという症状に見舞われます。さらにアザゼル先生からは、龍神化が彼の身体にあたえる影響を考慮し、今後はこの能力を使用しないように命じられます。
その後、クリフォトと行動をともにしていた邪龍アジ・ダハーカとヴァーリの戦い、アポプスと一誠の戦いがつづきます。最後は、リゼヴィムの置き土産のために各界に大きな犠牲が生じたものの、ひとまず平和な日常がとりもどされます。
一誠の成長が著しく、物語開始したばかりのバカバカしいノリが減ってしまったのは残念ですが、短編シリーズで補えるようなのでそちらをたのしみにしています。