森下克也のレビュー一覧

  • もしかして、適応障害? 会社で“壊れそう”と思ったら

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    適応障害の概要や治療などについて一般向けに書かれた本。

    適応障害となる背景や自己診断の方法、症状ごとの治療法や症状を悪化させないための思考の修正方法など具体的かつ分かりやすく記載されており、特に適応障害になりやすいタイプの思考のクセや対処法が参考になる。
    適応障害にかかるとどうしてもマイナス思考に陥りがちになるが、本書で書かれているように、「まあ、しょうがない」と思考を断ち切ることを意識するようにしたい。また、職場でのストレス対処法もすぐに取り入れられるものが多いので、早速日頃の生活から取り入れてみたい。

    【以下、概要】
    日本人は元々勤勉(自己犠牲)、現状容認(問題があっても目を瞑る)、依

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    2025年04月30日
  • もしかして、適応障害? 会社で“壊れそう”と思ったら

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    適応障害の発症要因や、早期発見の兆候、治療方法について、とてもわかりやすく、論理的に書かれた本です。
    また、未然に防ぐ方法(セルフケア)や、部下や同僚が発症した際の手引きについても書かれているので、病気とは関係ないと思っている人にも是非手に取って欲しい本です。

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    2024年12月02日
  • もしかして、適応障害? 会社で“壊れそう”と思ったら

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    職場のストレスについて細かい分析がいい。
    仕事の量、質
    対人関係が上位を占める。
    心理ゲームに陥らないためには
    違う行動パターンをとる。
    反撃にあうと防衛本能から攻撃の手を
    ゆるめる傾向がある、強い人ではない。
    認知の歪みや行動療法など色々あるが
    ある程度になると医師の受診が必要。
    この本はわかりやすい。

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    2023年06月14日
  • 【新装版】うちの子が「朝、起きられない」にはワケがある 親子で治す起立性調節障害

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    起立性調節障害。思春期のこども(この本の症例では小6〜高校生)が朝起きれないため、学校等に行けなくなる。日本に14万人(クラスに1人レベル)。
    ・怠けてるのとは違う。
    ➡︎怠けてるとは、本人が意識的に(学校に)行かないと選択をしてる状態。
     起立性調節障害は、本人は行きたい、このままじゃまずいと思ってるけど起きれない

    ・鬱病とは違う。
    ➡︎鬱病は行く気分にならない。起立性調節障害は行きたくないわけじゃないけど起きれないから行けない。
    ➡︎鬱病は朝はとても憂鬱で、夜は朝よりマシだけど憂鬱。起立性調節障害は朝起きれないが、夜は普通。むしろ夜は元気。

    著者は起立性調節障害の治療に30年間以上携わ

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    2022年05月14日
  • もし、部下が適応障害になったら 部下と会社を守る方法

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    部下ではないですが、職場で正に適応障害で休職に至った人が出たので、興味本位と今後の対応を考えるために読んでみた。
    どういった性質・職場環境から適応障害になるのか、職場として取るべき対応はなにか、といったことが具体的に書かれており、大変参考になった。
    自分自身が当事者となったときにも使える知識が豊富で、社会人として読んでおくといつか必ず役立つと思う。

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    2022年04月16日
  • 薬なし、自分で治すパニック障害

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    とてもためになった。
    パニック障害についての本は色々読んだが、この本は私の中ではトップクラスの良書。
    「どうしよう思考」を「こうしよう思考」にする。そしてそのための方法をたくさん集めておく。少しずつ、実践する。
    薬を使わずに不安に対処していく方法がわかりやすく具体的に書いてあり、パニック障害の苦しみから逃げずに正面を向いて「治そう!」と思わせてくれる。たくさんの患者と真剣に向き合ってきた医者の想いがつたわってきた。
    パニックとどう向き合えばいいのかわからないという人に強くおすすめしたい。

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    2022年02月16日
  • もし、部下が適応障害になったら 部下と会社を守る方法

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    これは良い内容でした。会社としての視線で書かれていますが、当事者としての知識としても必要な内容でした。

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    2021年05月13日
  • もしかして、適応障害? 会社で“壊れそう”と思ったら

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    適応障害が再発しそうな兆候が出てきたので読んだ本。
    以前、病院にかかった時は薬によって治療したが、外部要因(環境)と内部要因(性格や考え方)に変化が必要だったことを理解できました。特に性格や、物事の受け止め方に関する話に興味を引かれた。

    本の中では、性格をいくつかのカテゴリーに分類しており、その中で私は「主観-内向型」に属することが分かりました。「深刻にストレスを受け止め、ネガティブ思考に陥るタイプ」…まさに、その通りでした。このネガティブ思考に振り回されてきた気がする。

    しかし、今までの人生で築いてきた思い込みが、そのように物事を重く受け止めすぎる思考を作ってきたのだ、ということを自覚で

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    2020年11月07日
  • もしかして、適応障害? 会社で“壊れそう”と思ったら

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    ■ストレッサー(ストレスの原因)に直面したとき脳内で最初に行われることは,いつ,どこで,誰が,どうしたといった事実関係の認識で主に前頭葉が担っておりここではさほど個人差は生じない。その認識にあなたなりの意味を付与する次の段階,認知の構築となると前頭葉に加え,感情を司る大脳辺縁系,記憶中枢など,複数の脳の領域が介入してそのアウトプットは人により千差万別となる。その多様な認知の在り方には個人により一定の傾向があり客観型と主観型に分けることができる。
    ・客観型は事実関係を理路整然と捉え,感情よりも理性優位で解決への道筋を比較的容易に立てられる
    ・主観型は「つらい」「いやだ」など感情を主体に受け止め,

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    2020年03月14日
  • もしかして、適応障害? 会社で“壊れそう”と思ったら

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    適応障害について

    現在私は病気で会社を休んでおります。
    病気はうつ病です。ただ、この本を読んでいますと私は適応障害なのかとも思いました。
    この本をもっと早く見つけて読むことが出来れば、私は病気にならなかったかもしれないし、あるいはもっと軽症で済んだかもしれませんでした。本当に為になる、非常に良い本でした。
    ぜひ色んな方に読んでほしいです。

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    2020年02月24日
  • 決定版「軽症うつ」を治す

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    『まあ、しょうがない』.『まあ、いいか』の言葉とともに、客観的な自分を保つことが大切ととかれ納得し、気が楽になった。
    後は睡眠、胃腸、便通の維持、運動など、の生活リズム、体調を整えることが大切ということに気づかされ、具体的な方法が教えられている。
    実践していきたい。

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    2019年12月29日
  • 薬なし、自分で治すパニック障害

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    パニック障害は単に自律神経を一過的に興奮させて起きる身体の変調。心や脳の病ではない!
    薬が依存を招くという知識を基に、薬を上手に用い徐々に減薬していこうという考え。
    薬に対する知識を学べる。パニック障害に対するはっきりとした知識が学べるので、自分ではっきりとした対処ができる。

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    2015年08月27日
  • 薬なし、自分で治すパニック障害

    購入済み

    パニック症候群治療の入門書

    薬物治療以外の方法について平易な記載で、相当網羅的に記載してある本だと思います。
    どれか良さそうなものを見つけたら、更に専門の本を読むなりして理解を深めていけば良いのではないでしょうか。
    私は、認知を直すセリフを唱える、という対応が気に入りましたので今日から試していきたいと思います。

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    2014年09月23日
  • 薬なし、自分で治すパニック障害

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    本書はパニック障害を心の病とはせずに身体の病気として捉えている点が興味深い。パニック障害が起こる一つの原因として自律神経ストームを挙げており、精神という曖昧な点だけで起こるものではないと強く強調している。
    パニック障害を持つ人が私の身近にもいるので、どのように付き合っていけば良いのか、どのような治療を勧めていけば良いのかがわかったのはありがたい。
    また、薬の依存性について述べ、なるべく薬を使わない治療法について紹介している点も注目すべきであろう。

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    2014年04月03日
  • 決定版「軽症うつ」を治す

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    何気に手にした本だったけど、「え?長年悩んでたこの症状は軽症うつだったのか!」と合点がいきました。
    心療内科に行っても数分話すだけで、薬が増えたり変わったりするだけ。
    無駄だなと思い、途中で止めちゃったけど、よかったんだ、これでと解決してくれた本。
    占い師たちには、芸術や何かを創作することで心が戻ってくるなんて言われたけど、こういうときってそんなのできない。
    結局、水のある銭湯やスパ、サウナ、水泳、汗蒸幕で気晴らししてたけど、それが推奨されてたので、間違ってなかったんだと読み終わった後、スッキリした。
    いいんだよ、それで合ってたんだよって言ってもらえた本。
    この調子で徐々に元に戻したいと思う。

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    2013年01月15日
  • 「月曜の朝がつらい」がなくなる本

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    「月曜の朝がつらい」がなくなる本
    著:森下 克也

    「月曜の朝がつらい」の1つの原因として1週間の捉え方の問題が挙げられる。克服するには、この捉え方を変えればいい。

    1週間を直線としてではなく、日曜日と月曜日をつないだ1つの円として捉えるようにする。すると、1年間働くというのは、この円を48周することになる。それはマラソンのイメージに近くなる。

    力を入れる、抜くところをコントロールすることを日々の仕事にあてはめ、生活リズムのコントロール、リズムコントロールをすることが大切である。

    構成は以下の5章から成る。
    ①なぜ、「月曜の朝がつらい」のか?
    ②睡眠ー眠りを変えて疲れを取る
    ③食事ー脳

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    2025年12月05日
  • 「月曜の朝がつらい」がなくなる本

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    ネタバレ

    働く皆さんが感じる月曜日のつらさの対策や考え方などがあります。

    月曜日は仕事が始まる、、という気持ちでしたがマラソンとかと同じように少しずつ慣らしていくというマインドは気に入りました。
    ただなかなか難しいなーとも感じました…

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    2025年10月27日
  • もしかして、適応障害? 会社で“壊れそう”と思ったら

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    ネタバレ

    【内容紹介】
    過重労働、転勤、異動、パワハラ──。背景にあるストレスはさまざまですが、いま適応障害は急増しています。その数は、なんと100万人以上。本書では、著者の30年にわたる臨床経験に基づき、読者の方々が薬に頼りすぎることなく、適応障害をセルフチェック・セルフコントロールするための考え方、方法をお伝えします。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    事前予防に始まり、罹患してしまった場合の職場での対応方法、病院との関わり、復帰に向けた休養、復帰後の振る舞いまで、総合的に書いてある本です。淡々と事実と知見が書かれているため、時折「ちょっと言い方キツいな」と感じることもありましたが、逆

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    2025年05月25日
  • もしかして、適応障害? 会社で“壊れそう”と思ったら

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    優しい文体で解説されており、すっと理解できた。この本を読んでいる人は色々悩んでいると思う。私もそうだが、まずは自分を大切にしていきましょう。

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    2025年03月29日
  • 【新装版】うちの子が「朝、起きられない」にはワケがある 親子で治す起立性調節障害

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    起立性調節障害は思春期に多く、誰の身に降りかかってもおかしくはない。
    他人事じゃないなと思いながら読んだ。
    朝どうしても体が動かない、起きられない。
    でも夜は元気。
    はたから見たら怠け、甘えのように写るけれど、本人からしたらそんな勘違いたまったもんじゃない。
    繊細で生真面目な子に多く、周りから浴びせられる無理解な言葉を真に受け、自己嫌悪に落ちるという悪循環に陥りがち。
    ゆっくり時間をかけないと治らない障害であるため、身近な人(親や 学校、職場など)の理解は欠かせない。
    いつでもお互いが支え合える環境にできるよう、もっと広く認知されるべきだと思った。

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    2024年12月17日