原丈人のレビュー一覧

  • THE BEST WORK 「最高の仕事」を生きる

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    最高の仕事とは何なのか?この書籍の中で度々繰り返される言葉。目先の利益に捉われず長期的な目線で物事を考える、仕事のpurposeを己の利益ではなく社会への利益で考える、そう言った思考転換の先に本当の幸せ、最高の仕事があると気付かされた。

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    2026年03月11日
  • 「公益」資本主義

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    最初から最後まで納得することばかり。
    原先生は本物の経営者だから、同じようなことを書いていても説得力が違う。拝金主義のアクティビストを奴隷商人と同じ運命を辿ると批判しておられる部分など痛快で、会計・開示関係の業務に従事していて、現状に疑問を持つ人にとっては必読書。
    勉強になり、爽快感まで得られる本などそうはない。

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    2026年03月08日
  • THE BEST WORK 「最高の仕事」を生きる

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    この本は、単なるビジネス書ではなく「仕事とは何か」「人としてどう生きるのか」を静かに問いかけてくる本でした。
    特に心に深く残ったのは、著者がアメリカから一時帰国し、新しいビジネスに挑戦する決意を母親に伝えたときの言葉です。
    母親はこう言って送り出したそうです。
    「あんたは何事でも一生懸命やるから、母さんはそれは心配してへんねん。でもな、いくら一生懸命やっても、うまくいかないことはあるんやで。そのときは失敗してすごいしんどい思いをするやろ。もしそうなったら、おうちへ帰っておいで。あったかいご飯食べさせてあげるから。おうちでゆっくりして、また元気になり。元気になったら、また試したらええからね。」

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    2026年03月04日
  • 「公益」資本主義

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    どこでこの本を知り購入しようと思ったのか忘れてしまったが当たりだった。素晴らしい考え方だと思う。日本的経営がまだ色濃く残っている時に就職し、全体最適を常に考えるようにしてきた自分にとって株主資本主義、金融資本主義はやはり合わない。とは言うものの、それがグローバルスタンダードだと言い切られてしまうとスッキリしないまま従ったり、分かったふりをしていたような気がする。こう明解に言ってくれると大変ありがたい。
    ①富の分配における公平性
    ②経営の持続性
    ③事業の改良改善性
    会社は株主だけのものではない、というのは以前読んだ岩井克人の本にも通ずるものがある。良い会社かどうか、見極める指標として「公益」資本

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    2024年01月27日
  • 「公益」資本主義

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    バブルが弾けるまでの日本型の資本主義を取り戻そうというメッセージ本。元気がもらえます。
    就職活動する前に読んでみたかったなぁ。結局東芝も株価という実態のないものを追い求めて破滅したんだなって思いました。

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    2023年12月09日
  • 「公益」資本主義

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    ネタバレ

    英米主導のグローバリズムは、
    英米の基準や価値観、考え方を諸国に押し付け、
    英米が利する世界になることを理想とする主義だといっていいものです。
    そこには、グローバリゼーションの名のもとに、
    各国・各地域の多様性をおしのけて一律化をすすめていく作用が生じている。
    その波は確実に日本をも飲みこんでいて、
    90年前後にバブルがはじけてから敬遠されるようになった「日本型経営」を、
    より排斥していく方向に力が働いてきた。

    グローバリゼーションを進めたアメリカの資本主義は、
    いまや「株主資本主義」と言われます。
    株主の利益を最優先事項とし、
    会社は株主のものであり、株主の利益を出すために隷属したものだと

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    2020年07月15日
  • 「公益」資本主義

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    ここまで英米資本主義を痛烈に批判した一冊はないと感じた。
    それをまさに国家の中枢で、経済政策を議論している人物が語ってくれている様子は、同じ日本人として誇らしさを覚える程。

    こういった方が活躍してくれる日本、まだまだ捨てたもんじゃない。日本人が元々持っていた経営感覚、感性が公益資本主義として、これからの世界の中心になってくれることを心から祈る。

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    2018年09月29日
  • 新しい資本主義 希望の大国・日本の可能性

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    シラフで電車乗り過ごした恐るべき本です
    ((((;゚Д゚)))))))

    冗談はさておき来週著者の講演会に参加してきます。
    参加前に読めてよかったです。
    とても共感できる本でした。
    一節を挙げるとすれば
    「会社の持つ技術を使って世の中に貢献し、その結果として利益も上がる。
    利益が上がるから、また貢献できる。」
    まさにここに日本型の資本主義の真髄があると思います。
    大きなことをするために内部留保を上げてるのに先人の積み上げを今の株主で食い潰そうとするハゲタカファンドは個人的に受け入れられません。

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    2016年09月02日
  • 増補 21世紀の国富論

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    サブプライムローン問題、リーマンショックを予言したとして有名な本書。
    若手行政官(官僚)への推薦図書として、マックス・ウェーバーらの古典と並んで紹介されたこともあるらしい。
    読みたいと思いつつ、読んだことがなかったけれども、増補版が出たということで読んでみた。

    増補にあたっては、主に時事ネタなどが更新され、具体例が増えているよう。
    また、IFX(インデックス・ファブリック。リレーショナル・データベースに代りビッグデータ等の構造化されていないデータを取り扱うための新たな仕組み)についての記載もされている。

    著者の原丈人氏は、考古学を学んだ後にベンチャーキャピタリストとして、未来を創るベンチャ

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    2014年09月23日
  • 新しい資本主義 希望の大国・日本の可能性

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    ネタバレ

    良書だ。本書のマインドにとても共感。こうなりたいと強く思う。
    著者の原丈二氏は、日本人ベンチャーキャピタリストのパイオニア。「21世紀の国富論」を読んでたので、同じ著者の本を見つけて購入。
    感想。今現在、万人うけしてはいないが、こうなりたい、こう生きたいと強く思う。
    備忘録。
    ・ヘッジファンドを代表とするアクティビストの配当要求は、過去の利益の蓄積を搾取する行為だ。株価至上主義がこれを助長。
    ・金融工学の理論は、完全競争とか、経済学の前提を設定したうえで成り立っている。絶対的判断を与えてくれるものではない。
    ・コア技術→産業の源泉。できた当初にはそれを何に応用したらいいいかわからないよう

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    2012年06月03日
  • 新しい資本主義 希望の大国・日本の可能性

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    欧米型市場万能主義へのアンチテーゼ
    著者はタイトルにある「新しい資本主義」のモデルを実現実行しているベンチャーキャピタルの最前線を行く人物である

    「端的にいおう。「幸せ」を数式で表すことができるだろうか 。」
    【第一章 金融資本主義の何が間違っていたのか】

    から始まり

    「私が経営するXVD社の技術者は,途上国で遠隔医療や遠隔教育に役立ち、自分のつくった技術で貧困を撲滅できることを誇りをもっている。」
    【第五章 公益資本主義の経営へ】

    ・・・まで読み進んでもしかしたら忘れかけていた本来の価値観を取り戻すかもしれない

    裕福な人が行う寄付も否定しないが採算のとれる援助活動・・・それをビジネ

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    2012年01月04日
  • 新しい資本主義 希望の大国・日本の可能性

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    ネタバレ

    ■産業をつぶすIRRとROE
    アメリカ発の金融危機は、本来は脇役の金融が拡大しすぎた
    まず産業ありでなければならない

    ・IRR(内部投資収益率)
    投資に対してどれだけのリターンがあるか

    この指標ばかりに捉われると、研究開発に多額を投じてリスクを取るよりも
    短期間で儲かる仕事ばかりに注力してしまう

    ・ROE(株主資本利益率)
    株主の投資に対して、どれだけのリターンをあげたか

    経営陣は短期間で株価を上げることを意識しすぎてしまう
    ストックオプションもあって在任中だけの株価上昇をめざしてしまう

    研究開発から利益を生んでROEを上げるには7~10年はかかるが、
    平均在任期間が5年程度のCEO

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    2011年11月23日
  • 新しい資本主義 希望の大国・日本の可能性

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    未来を作るには、大きな事を成し遂げるには、どうしたらいいのか?計画を立て、段階を踏んで実現可能なことをひとつひとつ行っていく。それで、びっくりするような、国だったり、社会が長期にわたって、生存していくために大きな助けになることを実現させる。すでにあるシステムや制度を壊すのではなく、それを活かし、うまく利用して、破壊を最小限にするやり方がまたすばらしい。

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    2011年09月07日
  • 新しい資本主義 希望の大国・日本の可能性

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    ネタバレ

    著者の非常に熱い思い、日本への誇り、大きなビジョンが込められた本。支えになるような素晴らしい本だった。

    中長期投資のみを対照とした資本市場の話、おもしろかった。
    IFXというデジタルによる計算技術の次のコア技術の話。
    非常に熱い思いがつまっており、心地よかった。

    章構成
    第一章 金融資本主義の何が間違っていたのか
    第二章 大減税で繁栄する日本
    第三章 コンピュータはもはや足枷
    第四章 途上国援助の画期的実践
    第五章 公益資本主義の経営へ

    第一章
    株主権を行使できるのは、五年以上株式を保有しているものだけとし、それ以外の短期は配当金およびキャピタルゲインを得るだけとする規定の提案。中長期の

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    2011年03月03日
  • 「公益」資本主義

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    株式資本主義と対をなす考え方。金融業界で働き、投資をする立場から脳みその体操として非常に有益な内容であった。

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    2025年12月06日
  • 増補 21世紀の国富論

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    ビジネス書や自己啓発本というより、経済思想の本。
    新自由主義・ROE至上主義に批判的で、「公益資本主義」を提唱する。
    筆者のビジネス界での実経験が、主張に説得力を持たせている。
    いつだか積読に入れていた本。

    「ROE経営は「すでにあるもの」の効率化を図ることはできても、「今はないが、将来つくるもの」の価値を最大化することはできません。反対に、そういうものを積極的に切り捨てたほうが、ROEは上がる。」(74頁)

    「日本企業は米国の基準に振り回される必要もない。いいところだけを吸収し、地球の未来にとって悪い点は正し、米国のシステムを上回るものを創ればいい。」(159頁)

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    2025年09月11日
  • 「公益」資本主義

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    自分はコミュニストではないし、競争によってその業界全体の質が向上するということをそもそも良いことだと思っています。もし公益資本主義の考え方を聞いて共産主義的だとかただの理想だと否定的に考えるのだとしたらそれは自分だけ良ければ良いと思ってるのではないかなと思ってしまいます。生存本能があるので利他主義だけでは生きられないとは思うけれど、行き過ぎた利己主義の果ては破滅になるだろうなと思います。結局は自由と規制のバランスなのかなと。

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    2025年05月01日
  • 増補 21世紀の国富論

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    学研の宮原さんのおすすめで。
    めざすべき資本主義の例を得た。
    会社が株主のもの、会社はROEの最大化をめざす、といった暗黙の了解に全く共感していなかったけれど、会社は公器なのであり、顧客、従業員、株主、地域、社会、すべてにとってプラスであるべき、とする公益資本主義。腹落ち感ある。これで経営していきたい。

    —-
    アメリカの企業統治
    新CEOがやりがち、何も生み出していない
    ・短期・目先の株価を上げるための施策
    ・マネーゲーム
    ・ストックオプションが元凶

    手順
    ・必要以上のリストラ
    ・試算圧縮(ROE)
    ・過去の累損の一掃
    ・将来出るかもしれない負債まで引き当てる形で大きな損失を出す
      ↓

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    2024年11月06日
  • 「公益」資本主義

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    twitterで「岸田首相のブレーンはコイツだ」「新しい資本主義の影の立案者だ」などと言われてるのを見て著者を知り、どんな内容なのか知りたく購入した本。

    最初の30ページほどは、とにかく資本主義の悪い面を語っているので、「なんだ、ただの社会主義者じゃん」と思った。
    もし「新しい資本主義って結局何なの?」を知りたければ4章から読むのがお勧め。
    読み終えて、少なくとも著者が目指したい資本主義を理解はできたと感じた。

    界隈で強く批判されるほど、悪い考えとは思わなかったし、むしろ賛同したいと思った。
    同時に、「新しい資本主義」というワードだけが独り歩きしているのは、これも政治なんだなぁ、と感じる。

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    2022年02月28日
  • 「公益」資本主義

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    原丈人(1952年~)氏は、慶大法学部卒、スタンフォード大学大学院工学修士の実業家、ベンチャーキャピタリスト、考古学者。当初は考古学を志して、その資金づくりのために渡米し、大学院在学中に起業した後、1984年にベンチャーキャピタルのデフタ・パートナーズを設立、その後シリコンバレーを代表するベンチャーキャピタリストとして活動し、米、英、イスラエルの世界的企業の会長を歴任。2013~20年に内閣府参与。米NGOのアライアンス・フォーラム財団代表理事、デフタ・パートナーズ・グループ会長。
    本書のテーマである「公益資本主義」とは、著者が2007年の著書『21世紀の国富論』で提唱し、2014年の世界経済

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    2021年12月16日