アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレホラー短編集。
半分は途中でオチが分かってしまったが、それでも自分では絶対体験したくないような話。
注文の多い料理店を彷彿とさせる話があったけど、嫌な終わり方だったな。夢オチにさせてくれたらよかったのにね。まあ主人公が鼻持ちならない子どもだったので、あ~あ…程度の感想だったが。
被写体が生を失ってしまうカメラを父親にプレゼントしてしまった少年の話が結構好き。
迂闊に出処の分からない物を使うべきではないなぁ…。しかし、無生物はどうなの?ラストの後がどうなったのか気になる。
競馬の記事を書いていた記者が使っていたパソコンを貰い受けた少年の話はただただ、羨ましい。私も欲しい(笑)。
しかし、欲をかいた不良は酷い目に合った。単にパソコンを粗雑に扱ったから制裁されたのだと思いたいが、段々欲を出すといずれ同じ末路を辿る気がしてならない。
ゲームの仕事はもうひたすらかわいそう。お金に釣られてよく分からない仕事を承諾した結果、永遠にゲームの中で頑張らなければいけないんだものね。
「大人に言っても相手にされないだろう」とか「これくらいだったらやってもいいよね?」とか子どもの自己判断が命取りになることもある。
主人公が子どもならではの話だった。(周りの大人たちが恐ろしい人物である面も大きいが) -
Posted by ブクログ
たぶん「ホームズとワトスン」の原作イメージを超えるのは大変なんだろうな。
最近の○○jr主演映画でも「ワトスン、違うだろ!」ってツッコミ、ちょっと前のTVドラマでも「ニューヨークじゃあね〜」とつぶやく……。
この物語でも、余計なことを思ってしまった。
「シャーロック・ホームズ」の物語はもちろん本格的推理小説の名作であることは疑いようもないが、冒険小説でもあり子供向けも多く出版されている。
だから、「絹の家」の正体が残念でならない。
せっかくシャーロック物語に没入していたが、突然の違和感に囚われてしまった。
ホームズの事件でなかったら、ホロヴィッツ自身が生み出したキャラクターだったら軽快な社会派ドラマとして、どんなに良かったか……。
「アーア、面白いんだけどな〜」って感じ。
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Posted by ブクログ
ホームズとモリアーティがライヘンバッハの滝で対決した直後、という設定で書かれた作品。ロンドンに乗り込んできたアメリカの悪党をめぐる事件を追う。
警部と探偵のコンビをホームズとワトソンに重ねながら、でもなぜタイトルがモリアーティなの、と不思議に思いつつ読み進めていたら、とんでもないことに。予備知識もなく読んだので、ショッキングな展開だった。
『絹の家』がおもしろかったので続けて手に取った本作、スコットランドヤードの警部たちが登場するなど本典に忠実な面もあるが、ホームズの世界を濃厚に再現した前作とはかなり趣が異なる。
個人的には、モリアーティは得体の知れない不気味な怖さのままのほうが好き。