大岡玲のレビュー一覧

  • ピノッキオの冒険
    ディズニーのアニメのようなキラキラしたのは一切なく、大人も学ぶ事の多い本だった。
    ディズニーのをイメージすると、奈落の底へ突き落とされる。
    自分を律していく事の難しさと、様々な困難や誘惑を周りの良い大人たちに教わりながら沢山の教訓を学び、人間らしく成長していく過程が主になってるけど、1人じゃ生きてい...続きを読む
  • ピノッキオの冒険
    ディズニーの物語もしっかり見た事がなかったのですが、イタリアが好きだったので読み始めました。
    初めはやばい奴だった、ピノッキオ。
    物語が進むにつれてまともな奴になります。
  • 開高健短篇選
    最高
    開高氏大好き
    嗅覚・触覚、その他の感覚までもが彼の文章に冒されます。味わい深すぎる
    ワードチョイスが的確すぎる、、、

    飽満の種子 裸の王様 なまけもの 一日 掌のなかの海
    好きやなぁ
  • ピノッキオの冒険
    最初のピノッキオは嘘をつくと鼻が伸びる。
    というイメージだけで購入し読みました。
    しかし、読み進めるうちにそれは物語の中では些細なものでしかないと気づかされました。
    児童向けというのもあってか話の構成も一章ごとのページ数が少なくて読みやすく、忙しくて時間がない人でも読みやすいなと感じました。
  • ピノッキオの冒険
    ご存じディズニー映画の原作本。映画とは全く異なる残酷で荒唐無稽な冒険譚は大きな衝撃。

    ディズニーアニメのイメージを持って読むとその落差に驚かされる。NHK の「100分de 名著」で取り上げられていたので購入。

    イタリアでは著名な童話。聖書と並んで各家庭に置かれているというが、これだけ残酷な話...続きを読む
  • 今昔物語集
    「今は昔」で始まる、お馴染みの説話集。
    平安時代末期に成立したと考えられている、31巻1000を超す説話が載る今昔物語から芥川龍之介も着想を得て「鼻」や「羅城門」を著しているのは、周知されるところ。この本には、そのうち大岡玲氏が選び、現代語訳をしたおよそ90ほどの短編が掲載されている。

    仏教説話と...続きを読む
  • ピノッキオの冒険
    2ヶ月ほど前にディズニー+で実写版が配信されましたね。まだ観ていませんが…
    今回はある読みたい本がありまして、その予習として本書を手に取りました。はじまりはじまり…


    原作を読んだのは初めて。アニメーション版はうろ覚えだけど、ストーリーは意外と忠実寄りかも。
    元はおしゃべりの棒っきれだったピノッキ...続きを読む
  • 開高健短篇選
    考えてみれば、彼の(エッセイやノンフィクションではなく)文学作品をじっくり読んでみたのは初めてかも。
    コレが非常に面白かった。
    特に、なんというか、豊富な語彙と文章力を思い切り駆使することで、「映画的」「映像的」な表現とも大きく異なる、謂わば「純粋に文学的な表現によって、読者の心象に読者独自の色鮮や...続きを読む
  • ピノッキオの冒険
    モンテクリスト伯などにも19世紀イタリア統一運動は出てくるが、独立戦争に歳を偽ってまで参加した著者の共和制実現の期待は潰えた。15章結末でピノキオが絞首されるのはその象徴か?その際、教皇ピウスⅥに裏切られたこともあって、カトリック倫理への信頼は薄い、騙す猫と狐は聖職者かも知れない。本書の前に小学生向...続きを読む
  • ピノッキオの冒険
    いかに今までディズニーのピノキオに毒されてきたことか。もちろんそれはそれで面白いのだが、原作は輪をかけて面白かった。こんなひどい子供が変わるなんて。でもあとがきを読むと当時の世相や背景がわかって理解が深まった。
  • 今昔物語集
     「今ハ昔」で語り始められる今昔物語。有名な作品を何編か読んだことはあるが、今回現代語訳ではあるものの、91話を一気読み。天竺及び震旦からも何話か取り上げられているが、やはり面白いのは本朝のもの。
     その種の作品が多く択ばれているのかもしれないが、正にゴシップの宝庫。仏教説話集であるので、各話の最後...続きを読む
  • 一冊に名著一〇〇冊が詰まった凄い本
    一冊につき2〜3ページの感想本。光文社版の今昔物語現代語版もこの方が手がけられていたと知った。
    新書が多い気もするがゴルゴ13やへうげもの等漫画も網羅してある。
  • 開高健短篇選
    ベトナム戦争という終わらない悪夢の中での、そこでしか生きる選択肢のない人々、兵士、メディア。
    死と隣り合わせの中であるからこそ、そこで生きることの強烈な輝きを切り出してみせる視点と言葉の選び方に古さを感じない。
    研ぎ澄まされた印象。
    作家は、何を求めて、そこに身を投じたのか?
    その時代の日本の閉塞感...続きを読む
  • ピノッキオの冒険
    ディズニーのピノッキオを観たことがないので、世間一般のピノッキオと原作のピノッキオにどれほど違いがあるか分からないが、近くにいたら懲らしめてるタイプのガキんちょ。
  • 決定版 日本グルメ語辞典(小学館文庫)
    言葉がわかれば
    食の楽しみ方にも深みを増すし
    料理するものとしても
    食に関わる雑学をもっともっと吸収したいです