三石巌のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
158年前の丁度今頃(クリスマス休暇)。
ロンドン王立研究所で催された講演を本によって追体験。
講演の記録が本にされたことで慣れるまで読みにくかったものの、内容はとても興味深い。
小中学校で理科の実験として実際に扱われるような内容も多く、面白く読んだ。
個人的に長年疑問に感じていたことも本書によって解決され、それだけでも価値ある一冊。
ただ、ノーベル賞を受賞された吉野彰氏が小学生の時に読み科学への興味のきっかけとなった、というエピソードは吉野少年の類い稀な頭脳によるもので、一般には向かないと思われる。
現代の小学生には学童向けに改編された本もあるようなので、そちらの方がより分かりやすく楽しく興 -
Posted by ブクログ
きちんとした仕組みを知らずして美容に力をいれたり(皮膚のしくみや頭皮の構造など)やたらと医者まかせで本来の生理機能を無視して薬に頼っている人が多過ぎるようにおもう。小さい頃身体が弱く、医者にかかったが「これ飲めば胃は治るが薬というからにも副作用があるからあまり飲ませたくない」という医者に当たった私は幸運だっただろう。そういう意味でも、このような「しくみ」をきちんとだれもが把握でき、読むことが出来る文庫になったことは、うれしいこと。いろいろ知った上で医者にかかるなり、またかからないと、自分の身体なのだから、守れるようになるのは良いことだと思う。
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書は、平成24年に改版初版発行されるまで、文庫本(昭和37年初版)で既に62刷されているというモンスター本。
「ファーブル昆虫記」と並んで「ロウソクの科学」は子供向け学術書として特に有名ですが、私はどちらもきちんと読んでいません。
両著とも小学校の図書室で借りた記憶は薄っすらあるのですが、完読はしていません(多分)。
そして改めて今回、仕切り直しです。
内容は、児童書にしてはかなり高度なのに驚かされました。それもそのはず、本書は子供向けの特別講演ではなく、1861年王立研究所で開催された6回にわたるクリスマス講演(もちろん青少年も参加)なので、一般公開とはいえファラデーの同業者や王侯貴族らも -
Posted by ブクログ
現代の医療は疑問に思うことが多い。医者は治すために薬を出すわけではない。症状を和らげて自己治癒力で治してもらう。果たしてそれは治療と言えるのか?こういったことの疑問にズバズバとツッコミを入れたのがこの本である。
著者は良質なタンパク質とメガビタミン、スカベンジャーで大抵の病気は治るような事が書かれていたが、説得力に欠けるものであった。
3章に至っては私がこれまで見てきた健康法に対して真逆の事が書かれていて腹立たしいくらいだ。
本書が少し古いのもあって鵜呑みにはしないが、やはり現代の健康法は進化している。
栄養学から治療してくれる医者がいれば、病院は儲からないかもしれないが、私はその医者を信 -
Posted by ブクログ
ロウソクに対してのいろんな疑問を通じて、人間社会との共通点を見出している。
ロウソクを見ていると、不思議だと思うことが多い。
まず、ロウソクと石油ランプを比較している。炎の出方が違うということ、ロウはどうして液体になり、炎の方に上がっていくのか?青い食塩を食塩水にして、実験している。ロウソクの炎の真ん中に紙を突き刺すと、紙の周りが焼けるのがわかったり、ロウソクはなぜ消えるのか?一酸化窒素を使い実験している。なぜロウソクの炎の先端はくぼんでいるのか?など。
私の記憶に残っていることを適当に並べて紹介したが、まだたくさんの実験をしている。1本のロウソクが燃えることで、いろんな疑問を持ち、1