沙藤一樹のレビュー一覧

  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1

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    表紙のインパクトにつられて読みました。
    有名な「玩具修理者」が読めたのが嬉しかった。
    純粋にホラーっぽく怖かったのは「お見世出し」かなあ。
    「余は如何にして〜」は、生理的に嫌な感じ。

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    2024年02月16日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1

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    小林泰三の玩具修理者が突出して出来がいいと思う。ゾクゾクする恐怖でストーリーテリングも素晴らしい。他はスプラッターホラー要素が強くて、恐いというか生理的嫌悪感で恐怖感を煽るような所が気になる。

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    2024年01月13日
  • D-ブリッジ・テープ

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    クリスマスに一体何を読んでいるんだ...
    蛾が死ぬ程嫌いな私にはあの描写は卒倒しそうになった。
    棄てられた少年のその後は、ただ悲惨なものだが、テープを聴いていた大人達と、どこかで関係があるのかと期待してしまい、最後はモヤモヤ。
    初作家さんなので、他の作品も読んでみたい。

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    2019年12月25日
  • プルトニウムと半月

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    あらすじ
    原子炉の爆発がきっかけで、双子の姉妹・華織と紗織は別々の家に預けられた。しかし失意の華織は自殺の名所とも呼ばれる放射能汚染地域へと自ら踏み込んでしまう。立入禁止の汚染地域で生き長らえる華織、非汚染地域で暮らす紗織、互いに相手を強く求めながらも、決して満たされることのない日々は、ついに意外な結末を迎えた…。第4回日本ホラー小説大賞短編賞受賞の『D‐ブリッジ・テープ』に続き、世界の果てに佇む孤独な魂の反抗と狂気を、まったく斬新な表現方法で描いたホラーワールド。

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    2019年11月05日
  • D-ブリッジ・テープ

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    2015年19冊目。完全初読みの作家、沙藤一樹。

    1997年日本ホラー小説大賞短編賞受賞作品。ちなみにこの年の大賞は貴志祐介の名作(といわれる)『黒い家』。

    あらすじ:近未来の横浜。ゴーストタウン化したベイエリア。不法投棄によるゴミで溢れる横浜ベイブリッジ。ソコで発見された一本のカセットテープ。それにはソコで育った少年の独白が録音されていた。

    んーっ……。何もかもが物足りない。散文的書き方と、短い独白を重ねた作りなので、かなりアッサリと読めてしまうのは仕方なし。しかし、5、6才の子供が一人でサバイバルするってだけでたいへんだろうに、いきなりハンディキャップ負っちゃう。一方、会議室の面々の

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    2015年04月07日
  • D-ブリッジ・テープ

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    少女エリハとの関係や死に対しての膨らみがもっと読みたかった。あと、このテープを披露している場面の関係者それぞれの陰謀や関係性も詳しい描写は物語の拡大が欲しかった。少年少女の生活のホラー度に対して、このテープが公開されるに至った仕組まれたようなホラー話がもっとあると思っていたから。

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    2014年09月27日
  • D-ブリッジ・テープ

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    23歳の若さで角川ホラー短編大賞受賞、とか、新黙示録とか、
    さらには解説の高橋克彦氏の「読んで涙があふれた」という煽りに、
    期待値が高すぎ、自分のキモチが追いつけなかったというよくある話。

    ごみの島のような場所に打ち捨てられていたテープ、
    そこにこめられていた少年の独白、
    聞かされている大人たちのやる気のない態度。

    描かれている内容はどうにも想定の範囲内で、
    しかも文章は山田悠介チック。

    で?いつ衝撃が???

    って思っているうちに終わりました。
    あたしにとってはこの作品、ケータイ小説以上のものではなかったけど。
    なにか、見落としたのかな?

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    2011年09月23日
  • D-ブリッジ・テープ

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    たしか、第二回角川ホラー文庫の短編章を受賞した作品。
    特に怪物が出てくるわけでもサイコな人物が出てくるわけでもない。
    内容からも果たしてこれをホラーと読んでいいか微妙なところがある。
    しかし、主人公の少年が生き延びるために、獣へと変わっていく様子は確かに純粋な恐怖だった。
    我々は「人間らしい営み」を営むために社会を生きている。
    もしも、そんな枠組みが突然はずれ、誰もがリアリティ溢れる「死」に対面することになったのなら、
    おそらく私たちも獣へと変わっていくのだろう。誰にでもありえることだからより一層内面的に恐怖を味わえる。
    ただし、主人公は常に「人間性」を失ったわけではない。
    同じ境遇に立たされ

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    2010年01月26日
  • D-ブリッジ・テープ

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    結構設定とかえぐい。
    ゴミの島に捨てられたひとりの少年の話。
    おもしろいというと違うんだけど、一気に読んでしまう勢いがありました。
    でも、あんま後味はよくない。

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    2009年10月04日
  • プルトニウムと半月

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    タイトルに惹かれて買いました。最初に呼んだときは意味が分からなかったけど、2回目に読んだときに納得。

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    2009年10月04日
  • D-ブリッジ・テープ

    購入済み

    私には分からないレベルのもの

    もっとドキドキとか話の広がりを期待していたが、そうじゃないタイプのものだった。

    これってホラー小説に分類されるの??

    グロ描写は秀逸なものがあるけど、それまでどまりかな。

    どこを評価していいのか分からない作品だった。

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    2019年09月03日
  • D-ブリッジ・テープ

    購入済み

    うーん

    リアリティには欠けると思う。キャラクターが現実的でないので、ストーリーに入り込めなかった。

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    2014年02月12日