佐倉汐のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
戦争と恋と王宮ロマン。
世界観もリアリティもキャラクターも大変わたくし好みで、楽しく読むことができました。
序盤の展開早いな! と思ったけど、後半、ウラルが対ハッシュウィルの作戦について語るシーンなんてわくわくしながら読んでしまいました。
祖国復興と恋に揺れるシーナもかわいい。
あとウラルかわいい。シーナが唄うシーンでしょんぼりするのがとてもかわいい。
女の子としてのシーナ、姫としてのシーナ、王国復興を使命とする王族としてのシーナ、そしてゴート王の騎士としてのシーナ、どのシーナもかわいかったです。
こういう王宮と戦争が交差するようなお話が書きたい。 -
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Posted by ブクログ
父親を亡くして、控えた結婚にマリッジブルーな資産家の令嬢の元に、コンパニオンとしてやって来た主人公。「幽霊が出る」なんて噂の立つお屋敷の真相を確かめるために駆けずり回る、少女小説です。コバルトっつったらジャンルはソレ。
初めのうちは、良家のお嬢様と使用人の駆け落ち、でも見つかって連れ戻されて…なんてよくある話…。と思うのですが、読み進めるうちに、「ん???」と思うところが、いっぱい出てきます。
登場人物の言動が、設定に沿って無くて違和感があるんですよ。その謎は、ラストにちゃーんと明かされるのですが。
ただの恋愛小説じゃないけど、ちゃんと甘々の少女恋愛小説。そんなお話。 -
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Posted by ブクログ
国に広がっているとある噂を確認するがため
ひっそりと夜の街道を進む王女。
そしてすぐに出会ったのは、噂のものではなく、盗賊。
好奇心とやる気満々の、正直者王女様。
上に立つ者ではないその感覚に、ものすごくこの国が
平和だという事はものすごく…。
しかしこの話、親世代があるようで
そちらを読んでなくても大丈夫です。
が、多分読んだ方が面白いかと。
神様に体を貸して、数日だけとはいえ
自分を満喫した王女。
帰宅すれば、それはそれで王道な感じ?
多分ここからさらに話が膨らむかと思われますが
序曲程度で終了、な一冊。
なので、そこまで危険はなく、王女の性格を
もうちょっと修正する、で終了。
読み -
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Posted by ブクログ
ネタバレこれも携帯向電子書籍サイト「どこでも読書」で10/27まで無料配信中。タダで読ませてもらった分、感想書いて宣伝するよ。でもこれ1巻がオチがつかなかった……
ビーズログ文庫が好きな設定なのか最近の流行だからなのか、昨日レビューした「恋する王子と受難の姫君」(別作者)と同じくトランスジェンダーもの。ヒロインに寄生した神(と呼ばれる宇宙生物)の箇所だけSF入ってるんだけど、異世界トリップものと同じく中世風の世界で科学知識チートで活躍する流れ。神の力で早食い競争に優勝するとかは可愛い。ユキヒョウ(と思われる)になつかれるとかうらやましい。
ヒロインが自分の境遇よりもヒーローに気がいっちゃうとかは「 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ幸せな生活を送っていたウラルの双子の兄妹が、隣国のハッシュウィルのの襲撃から逃げる途中で離ればなれ。女の子一人では逃げるのもどうかと思ったら、ウラルの神様が目覚めて、一緒に隣国ゴシュラムに。
この神様、本当は宇宙人っていう設定にまず驚きました。彼がいろいろな知識をちょっとずつ提供して人が繁栄していってたっていうと、神話の話も納得ですが、それだと彼がいると多少の無理も通ってしまって、ちょっと無茶苦茶かなあって思いました。
神様ウラルが取り憑くことでシーナは兄のアレンにそっくりになり、身体も男になって、ゴシュラムの王ゴートに取り入ることができましたけど、シーナの言動が怪しすぎます。
谷から落