【感想・ネタバレ】金の王子と青の軍団 -神の眠る国の物語4-のレビュー

剛しいら / 佐倉汐

宿敵の“銀の悪魔”ハイル王子から双子の兄アレンを取り戻したシーナ。神の力を得てアレンの姿となり、ゴート王の第一騎士として迎え入れられたメイデン子爵の正体に気付く者もいる中、想いを寄せるゴート王はまったく気づかず姫姿のシーナに求愛してくる。戦いを前にそのことを告白できないシーナの恋の行方は……。そしていよいよシーナとウラル神が率いるゴシュラム・ウラル両国と無敗軍団の戦いの火蓋が落ちる──! クライマックス直前、大人気ヒロイックファンタジー第4弾!!

[ブクログ · ★★★☆☆]

4巻目。ハイルとの戦いに、ラウルとして兵を率いるシーナ。でも出立前にはシーナに戻ってゴート王を激励してたり。なんかやっぱり王族としての気構えが足りないように思います。

ジュードも戦いの前にぐちぐちと、あれだとレディ騎士にうっとおしがられるのも分かるような・・・。

戦いは、ポンプを生み出して、火薬を水浸しにしたラウル側の勝利でしたけど、ポンプってのは神様が教えないと誰も分からないものなんでしょうかねー。大砲を作れるくらいの知性があれば、ポンプも作れそうな感じがしました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

クライマックス一歩手前のためかそんなに物語に起伏が感じられなかったかも。でもおもしろかったです。次がたのしみ。