二宮フサのレビュー一覧

  • ラ・ロシュフコー箴言集

    Posted by ブクログ

    自分がすごい暇な時に考える時と似てて、あ、自分ってモラリスト文学の天才だったのか、と気づいちゃいました。

    私も1ヶ月くらい前に人は私利私欲のために善行を働くっていうのを家族に説得してたんだけど、よく分かってもらえなかったんだよね。ラ・ロシュフコーが簡潔にまとめてたから、言ったれー!って気持ちスッキリした。
    私の考えは、普段何の良い噂を聞かない人が実は隠れて良いことをやってるマジの善人だったりするから、それに気づけた人が、あからさまに良い人よりもそういう人を見つけてあげなきゃ浮かばれないよねってこと。まー、私利私欲のためでも良いことしてんなら、それはそれで助かるし、良い人なのは間違いないんだけ

    0
    2024年09月09日
  • ラ・ロシュフコー箴言集

    Posted by ブクログ

     人間とはどこまでいっても利己的で、俗にまみれ、怠惰で、愚かである。そんなことを愛や友情などの面から刺し続けた箴言の数々が楽しめる一冊。口の悪さに圧倒されるので、電車では読まないほうがよいかも……?私は何度も笑ってしまった。
     なにか人生訓や学びを垂れている訳ではないので、「言い得て妙だなぁ」と気軽に読めばよいのでなかろうか。たまに読み返すと、そのときそのときで違う言葉が響きそう。

    0
    2023年12月14日
  • ラ・ロシュフコー箴言集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・われわれの持っている力は意志よりも大きい。だから事を不可能だときめこむのは、往々にして自分自身に対する言い逃れなのだ。

    ・みちたりた仕合わせは好みの中に存在するので、事物の中にあるのではない。だから人は自分の好きなものを得ることによって幸福になるので、他人が好ましく思うものを得るからではないのだ。

    ・恋は燃える火と同じで、絶えずかき立てられていないと持続できない。だから希望を持ったり不安になったりすることができなくなると、たちまち恋は息絶えるのである。

    ・変わらぬ愛とは一種の絶え間ない心変わりである。つまりわれわれの心が、愛する人の持っているすべての美点に、ある時はここが好き、ある時は

    0
    2023年12月08日
  • 家なき娘(上)

    Posted by ブクログ

    詳しくは下巻に書きましたが、全世界の経営者必読の書、といっても過言ではない。特に、経団連の偉い人たちはこの本を読んで顔を洗って出直すことをお勧めする。

    0
    2020年02月17日
  • 家なき娘(下)

    Posted by ブクログ

    1978年のアニメ『ペリーヌ物語』原作の完訳版。フランス人を父に、インド人を母に持つ、聡明で強い意志を持つ少女が、苦難と悲運を乗り越えながら父の故郷を目指し、幸せをつかむまでの物語。

    序盤のペリーヌに降りかかる不幸(母の死・貧困)は、『レ・ミゼラブル』のコゼットの境遇を彷彿とさせる。しかし、作者はペリーヌに鋼の意思と思慮深さを与え、逆境をものともしない逞しさで運命を切り開いていく少女に仕立て上げた。
    読んでいて楽しいのは、不衛生で息苦しい女工の木賃宿を抜け出して、近くの沼沢地の小島でのサバイバル生活。手作りのエスパドリーユは誰か再現してほしい。
    母の遺言「幸せになるんですよ」を実現するために

    0
    2020年02月17日
  • ラ・ロシュフコー箴言集

    Posted by ブクログ

    他人が我々に真実を隠すことを怒ってはならない。そもそも我々は自分自身にこんなに度々真実を隠すのだから。

    人は自分にとって願わしいことなら簡単に信じる。

    賛辞は自分が得をするため。

    われわれは幸福になるためよりも幸福だと人に思わせるために四苦八苦している。

    0
    2019年02月04日
  • ラ・ロシュフコー箴言集

    Posted by ブクログ

    17世紀フランスの貴族、ラ・ロシュフコー公爵フランソワ六世のお小言集。モラリスト文学などと称される、商業化以前の文学ジャンルです。

    ロシュフコー家は王室のすぐ次の上席を占める大貴族でしたが、ブルジョワ革命前夜のこの時期の宮廷では、田舎司教から成り上がったリシュリュー、イタリア出身で国内に地盤のないマザランといった実力派が台頭しており、封建貴族のたそがれ時代であったようです。

    不遇の貴族が不平不満をぼかしつつも語るという"あれもいかん、これはけしからん"スタイルはイスラムのコーランに近いものがありますが、著者ロシュフコー公爵のひねくれっぷりが素敵です。これもまた知識人

    0
    2015年02月08日
  • ラ・ロシュフコー箴言集

    Posted by ブクログ

    132他人に対して賢明であることは、自分自身に対して賢明であるよりもたやすい。
    などなどフックのある言葉かっこいい。

    0
    2014年12月04日
  • 家なき子〈中〉

    Posted by ブクログ

    だいたいストーリーを知っているつもりだったのですが、炭鉱!?そんな話あったか・・?
    このエピソードだけで一つの小説にできそう。

    0
    2014年05月30日
  • ラ・ロシュフコー箴言集

    Posted by ブクログ

    元気が出たり前向きになれるような言葉も良いのですが、モラリストの鋭い洞察から出てきた言葉や考察は見えなかったもの、見ようとしなかったものに気付かせてくれ、行き詰ったときのヒントや図に乗っているときの戒めとなりますので、こういう路線の方が好みです。一言一句おぼえて誰かに自慢げに言う機会を窺うなんて野暮な事はせず、何気なくページをめくりその時の自分に合う言葉をみつけて「ああ、そうだよね」と確認する。そんな付き合い方をしたいです。偉そうな語り口で納得のいかない言葉もいくつかあるんですけどね。

    0
    2012年11月30日
  • ラ・ロシュフコー箴言集

    Posted by ブクログ

    「ラ・ロシユフコー箴言集」岩波文庫

     資生堂の福原会長が座右の書として、読まれている本である。

     17世紀の公爵の言葉であるが、現在に生きる私たちにも心に響く
     
     言葉があふれている。その中のひとつを紹介すると’年’について

     以下のような箴言がある。

     「我々は生涯のさまざまな年齢に全くの新参者としてたどり着く。

      だから、多くの場合、いくら年をとっていても、その年齢においては
      
      経験不足なのである」

     よく、「年齢は背番号である」、「これから始まる、一番若い年である」

     といろんな言葉があるが、考え一つですね。

    0
    2011年05月03日
  • ラ・ロシュフコー箴言集

    Posted by ブクログ

    的を射ているが故、ともすれば批判の対象となるようなおいそれとは口にできない箴言の数々。厭世的かつ理性的な人間批評に唸らせられます。
    ただの「人情家・人格者」として無遠慮・無思考に人間を礼讃することはけして無かったロシュフコー。その理性的な格言は兎に角一節読めば間違いなく感服させられます。

    0
    2010年10月29日
  • ラ・ロシュフコー箴言集

    Posted by ブクログ

    ・我々の憎悪があまりに激しくなると、憎んでいる相手よりも下劣になる

    ・我々はみんな、他人の不幸を平気で見ていられるほどに強い

    ・薬が調合されるときに、そこに毒が入るように、徳が組み合わされるときに、そこに不徳が入る。知恵は徳と不徳をうまく調合し、それを人生の不幸に対して役に立てる

    ・愛の喜びは愛することにある。相手に抱かせる愛情によってよりも、自分の抱く情熱によって幸福になるのである

    ・物事をよく知るためには細部を知らねばならない。そして細部はほとんど無限だから、われわれの知識は常に皮相で不完全なのである


    お気に入りはこのあたり。
    どれも辛辣で切れ味抜群です。

    0
    2010年09月02日
  • ラ・ロシュフコー箴言集

    Posted by ブクログ

    1613〜80年代に生きたフランスの公爵。名門中の名門
    貴族で、時の権力争い、国家闘争など人間のきたない部
    分をたくさん見てきたんだろうな。人間の裏の裏をズバ
    リ暴きだす!昔も今もどの国であろうと人の本質は一緒。

    人の本音を知りたいあなたへ!


    ---------------------------------------------------------------------------------------

    ▼3 つの共感ポイント▼ 

    ■われわれの美徳はほとんどの場合、偽装した悪徳にす
     ぎない(P11)

    ■精神の強さとか弱さというのは当を得ない言い方だ。
     それが実は肉体

    0
    2010年07月28日
  • ラ・ロシュフコー箴言集

    Posted by ブクログ

    ゲーテの格言集と違って人間の自己愛や虚栄心などの負の面について扱った本。人間の本性に深く切り込む本。
    露悪趣味というか、ペシミズムが全体的に流れている。人間の負の側面の真実を的確に現しているのは確かだが、「それでどうした?」という思いがどうしてもぬぐえない。
      「批判してれば偉くなった気になれる」という言葉がさすように、言うほど含蓄があるかどうかは疑わしいのが怖いところ。
       自分がペシミズムを嫌うのはそういった「いいっぱなし」「非生産性」という面が嫌いだからだが、たとえ生産性があったとしてもそれは「成長」や「資本主義」に毒された現代人の価値観に根ざしたものでないかと思うと一概に批判も出来

    0
    2010年08月01日
  • 家なき娘(下)

    Posted by ブクログ

    小さな小屋でのサバイバル生活が終わるので、ちょっと楽しみが薄れた。でも、すっかり少女を応援する気になっていたので、きちんとした終わりに導いてもらえてうれしい。後半は、人間関係を泳ぎ抜く、また別のサバイバル生活のような気もする。

    0
    2010年03月08日
  • 家なき娘(上)

    Posted by ブクログ

    親を亡くした少女のサバイバルライフ。工場で働きながら、小さな小屋で一人きりで送るロビンソンクルーソー的生活がおもしろかった! この生活力、見習いたい! 

    0
    2010年03月08日
  • ラ・ロシュフコー箴言集

    Posted by ブクログ

    面白い。
    やっぱり格言とか、みんな好きなのね。

    短いから読みやすい…というのもあるけど、試行錯誤した苦労のあとも窺えていい。
    人間の思考回路なんぞ、ついぞ変化しとらんね(笑)

    0
    2009年10月07日
  • 家なき子〈上〉

    Posted by ブクログ

    ペリーヌだよ。
    うちのママンがアニメペリーヌ好きだったから読んでみたw
    見事にツボにはまり、ホールインワン!(笑)

    0
    2009年10月04日
  • ラ・ロシュフコー箴言集

    Posted by ブクログ

    友人に「ビアスに興味あるならこっちもオススメするよ」と言われ借りた本。
    普通に面白かったです。ただ全部には納得がいかないかなー…。まぁ個人的に論語よりかは面白かったです。が、内容がウロ覚えなので☆4つ。

    0
    2009年10月04日