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Posted by ブクログ 2022年03月19日
(ほとんどアニメ版との比較)
アニメ世界名作劇場「ペリーヌ物語」を先月初見で見始めて54話全部観た。ものすごく面白かったので原作が気になり読み始めたのだけれど、いきなりパリに着いたところからで、アニメ版前半のロードムービーはオリジナル要素だと知った。
アニメではボスニアからパリまで約1,500kmを...続きを読むロバと小さな馬車で母娘が交代でロバを引きながら進む過酷な旅、途中アルプス越えなどもあったけれど、あれはオリジナル要素だったんだ。
アニメ版を見始めたとき過酷な旅がメインだと思ってたのでマロクールに着いてからはつまらなくなるだろうなと思ってたのに、マロクールについてからのドラマチックな展開にひきこまれてとても楽しめた。それは原作がマロクールメインだったからなんだと読んで知って感慨深い。
道中あまりの貧しさと飢えに落ちてる小銭を探したり、小枝や葉っぱを食べたり、原作のペリーヌはますます可哀想だった。
そして犬のバロンがいない!!
そりゃそうだよね。(下巻に続く)
とにかく励まされます❗️過酷な状況下でもぶれない主人公。おじいさんと希望に満ちたほのぼのとした終わり方も大好きです。何度でも読んで人生の糧にします。
この間顧客先で昼食ほぼ抜きで頑張った時も、ペリーヌだって食べたないで頑張った、と自然に考えてました。
Posted by ブクログ 2018年05月21日
世界名作劇場の中で一番大好きなペリーヌ物語の原作。全然知らなかったけど、この間声優の鶴ひろみさんの訃報がニュースになった時に、このペリーヌ物語が鶴さんデビューの作品だと知ってなおさら心に残る作品になった。
アニメは原作にはないパリに着くまでの様子も補完してあるしオリジナルキャラクターも出てくるが、ア...続きを読むニメはアニメ、原作は原作でとても面白い。
もちろん多くの人に助けられて生きている主人公だが、自分でも諦めないし工夫もして生きている。優しく賢いところも魅力的。
Posted by ブクログ 2013年03月27日
以前何かで読んだのだが、そのとき記憶よりもペリーヌが過酷な目に遭っていた……ちょっとびっくり。やっぱり小屋で暮らし始めていろいろ知恵を絞るくだりが秀逸。あの部分が読みたくて読んだようなものだ。
Posted by ブクログ 2012年01月19日
両親を亡くし、パリから必死に歩いたり白樺を食べようとしたりして実の祖父を訪ねるけなげな少女ペリーヌの話。ペリーヌは最初自分のとても好きなロバを売った。ロバを売るときも友だちを売るような感覚だったと思う。実の祖父は父を勘当していることから、オーレリーと名を変えて祖父が経営する工場の英語の通訳として働い...続きを読むていく。苦難に耐えて必死に前を向いてひたむきに生きていく姿があった。
Posted by ブクログ 2020年02月17日
詳しくは下巻に書きましたが、全世界の経営者必読の書、といっても過言ではない。特に、経団連の偉い人たちはこの本を読んで顔を洗って出直すことをお勧めする。
Posted by ブクログ 2010年03月08日
親を亡くした少女のサバイバルライフ。工場で働きながら、小さな小屋で一人きりで送るロビンソンクルーソー的生活がおもしろかった! この生活力、見習いたい!
Posted by ブクログ 2024年01月19日
人を疑うことなく自分の力で生き抜く術をみつけ幼いのに洞察力、忍耐、プライドがなくてはこんな人格は身につかないだろうなぁ。自分を持っているので他人と比較しないだから卑屈になっていない。
子どもの頃から他人のせいにしたり、言動を気にしたり、少しでも自分の意に反することしたら嫌いになったりする自分は生活面...続きを読む、身の危険まったく心配することなく暮らしているけど生命力はない。どん底から這い上がるにはどうすればいいのか教えてくれる一冊。