アリ・ブランドンのレビュー一覧

  • 書店猫ハムレットのお散歩

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    ネタバレ

    書店猫ハムレットの第二弾。

    ハムレットがなぜかふさぎ込んでいる中、
    ガーラと従業員のロバートが通う、
    空手の道場主が殺される。
    倒れていた現場に居合わせた二人は、
    飼い犬イタリアン・グレーハウンドを保護するが、
    道場主の妻に取り上げられてしまう。

    犯人は犬に愛情のない妻か、
    義理の双子の息子か、
    強いが態度が悪い高校生の生徒か、
    はたまたその母親か。

    今回は猫の”共感力者”が登場して、
    ハムレットの通訳をしてくれたのが驚きだった。
    しかもただの通訳ではなくテレパシー能力があるらしく、
    リードを手に書店に現われたりする。
    ハムレットとお散歩に行けてうらやましい。

    すったもんだの末、
    ロバ

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    2021年04月29日
  • 書店猫ハムレットの跳躍

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    ネタバレ

    猫が出てくるので。

    ニューヨーク、ブルックリンの書店を大叔母から相続したダーラ。
    相続したのは書店だけでなく、スタッフも含まれていた。
    元教授の店長ジェイムズと、喧嘩っ早い黒猫ハムレット。
    お客のひとりで「いい感じ」になっている建築業者と、
    改装中の建物に行くと彼の同僚の死体を発見してしまい…。

    店の地下に住むのが元警官の探偵で、
    元同僚の刑事が出入りするという設定が無理がなくて良いし、
    ハムレットが気に入らない従業員候補を追っ払うところとか、
    でも新しい従業員ロバートと仲良くなるところとか、
    そのロバートの住まいを見つける話は微笑ましくて良い。

    そして、
    ニューヨークの裏庭のついたブラ

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    2021年04月11日
  • 書店猫ハムレットの跳躍

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    猫が事件を解決にみちびくミステリー。軽妙な会話、お洒落なNYの雰囲気、それぞれ癖のあるキャラクターなど、コージーミステリのお手本のような本。殺人は起こるが凄惨ではなく、結末もやっぱりねと思うものではあったが、猫がしめす手がかりからの謎解きは気が利いていて面白かった。文体も読みやすく、さらさらと気軽に読める。

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    2020年07月06日
  • 書店猫ハムレットのうたた寝

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    ニューヨークの本屋が舞台。
    猫と書店員が事件を解決?するシリーズ。

    大きな黒猫のハムレットは賢く、書店のマスコットというより主(ぬし)。今日も気ままにうたた寝したり、ゆうゆうと街を行き来しています。
    猫ごと遺産として受け継いだ書店を経営するダーラは、35歳。(初めて年齢が明記されてました。登場したときから30代後半かと思ってたけど、やや若い)
    2階にカフェコーナーを作ったのも成功。
    若い店員のロバートが美味しいコーヒーをいれ、なかなかハンサムなので女の子たちもよく来るように。

    独立記念日の催しとして、商店街でお祭りを開催することになって大騒動。
    ダーラは幹事サイドとなって、企画に力を入れて

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    2018年08月14日
  • 書店猫ハムレットの休日

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    書店猫ハムレットのシリーズ3作目。
    キャット・ショーに招かれて、フロリダが舞台のお話。

    ニューヨークの書店を受け継いだダーラがヒロイン。
    書店とともに受け継いだのが、大きくて真っ黒なマスコット猫、いや真の主?のハムレット。
    気むずかしい猫なのですが、前作でのハムレットの動きがネットにアップされて、一躍人気者に。
    空手大会に出場したダーラの演じる型を猫がいちいち真似ていたのだから、想像するだけでも楽しいです。

    ハムレットは、全米キャット・ショーに特別ゲストとして招かれます。
    フロリダに飛んだダーラとハムレット。
    ここが地元の下宿人ジェイクの母親が出迎えに来てくれます。
    場所を移動しても、ただ

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    2018年04月01日
  • 書店猫ハムレットの休日

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    あぁー、何で犯人に気づかなかったんだろう…怪しいとは思ったけど、動機が全くわからなかった。
    今回は少し、事件よりもバカンス色が強くて、事件の背景より、楽しい!と思う場面が多かったなぁ。おいしそうだったし、私もフロリダ行ってみたくなりました。
    最後に、ちょっとホロリとしてしまった…

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    2017年04月12日
  • 書店猫ハムレットのお散歩

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    書店猫ハムレットのシリーズ、邦訳2作目。
    賢い黒猫ハムレットが事件解決に一役買います。

    ニューヨークで書店を経営することになったダーラは30代。
    書店と一緒に受け継いだ店のマスコット猫がハムレット。
    大きくて気難しいハムレットにようやく認められたよう?
    そのハムレットがなんだか元気がない‥
    猫の共感力者を名乗るセラピストに診てもらったところ、なんと前の事件のことで自分を出来損ないのように感じているという?

    そんなとき、ダーラが通う近所の武術道場で事件が起こります。
    そこには複雑な人間関係が‥?
    若い店員のロバートも空手を習いに通っていたのですが、そこで飼い主を喪った犬を一時預かることに。

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    2016年12月10日
  • 書店猫ハムレットのお散歩

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    冒頭から、主人公の経営する書店で読書クラブが開催されていたり、主人公が通う武道場の師匠がイタリアングレーハウンドを飼っていたり、私的にツボの多いコージーミステリでした。
    ローマ(イタリアングレーハウンドの名前)かわいいよ…。
    以前は謎解きやトリック、犯人当てに主眼を置いて読んでいたミステリだけど、大人の女性が主人公のコージーミステリの面白さにハマり始めたかも。
    続きの翻訳も楽しみです。

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    2016年09月09日
  • 書店猫ハムレットの跳躍

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    ネタバレ

    動機まではわからなかったけど、バリーが怪しい…と始めのほうで思っていた。
    そしてなぜだか、なかなか読み進められなかった。あまり、作家との相性が良くないのかもしれない。
    とは思うけど、またシリーズが出たら読みます!

    でもハムレット可愛い!
    私もハムレットとグータッチしたい。許されないかもしれないけど(笑)

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    2016年07月04日
  • 書店猫ハムレットの跳躍

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    本屋が舞台のコージー・ミステリの新シリーズ、翻訳1冊目。
    ただし、原作では2冊目?

    ダーラ・ベティストーンは大叔母から本屋を相続した。
    黒い猫付きで。
    大きな黒猫のハムレットは神出鬼没、頭が良くて気難しく、新しい店員を選ぶのにはっきり主張するほど。

    ダーラは、30代後半かな?
    バツイチで普通に仕事は出来て、平均より人がよさそう。
    猫の扱いはそれほど巧みではなく、なかなか懐いてくれないハムレットに振り回されます。
    気に入った店員のことは認めている様子なのを羨ましく思いつつ。

    本屋の常連客が事件に遭い、ご近所の店では母娘の問題が‥?!
    心配するダーラ。
    建物の地下の部屋には、長身の元刑事の女

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    2016年06月24日
  • 書店猫ハムレットの跳躍

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    ブルックリンの書店(黒猫ハムレット付き)を相続したダーラと書店員&ご近所さんを巻き込んでのミステリー小説。
    ハムレットが示すヒントを頼りに解決していく。
    久しぶりに一気に読むほど面白かった。

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    2015年09月13日
  • 書店猫ハムレットの跳躍

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    アメリカの作家アリ・ブランドンの長篇ミステリ作品『書店猫ハムレットの挨拶(原題:A Novel Way to Die)』を読みました。
    アリ・ブランドンの作品は、3年近く前に読んだ『書店猫ハムレットの挨拶』以来ですね。

    -----story-------------
    黒猫ハムレットが必殺技で犯人を告げる!
    書店×黒猫のコージー・ミステリ第1弾。

    ニューヨーク、ブルックリンの書店を大叔母から相続した、三十代半ばのダーラ。
    堂々と書棚を徘徊し、緑色の目で冷たく客を睥睨する黒猫ハムレットが店のマスコットだ。
    ある日、ダーラは近所の工事現場で常連客の死体を発見してしまう。
    その脇には動物の足跡が。

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    2024年09月28日
  • 書店猫ハムレットのお散歩

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    前作「書店猫ハムレットの跳躍 」の第二弾。前作からハムレットが元気がないらしく、心配なダーラ。そこに護身術を習っているダーラたちの師匠が死んでしまう事件がおきて。。。事件にかかり切りで、仕事に身が入らない主人公だが、今回はとにかく護身術(空手?)の練習風景やら大会がメイン。日本と中国がごっちゃになるのは、翻訳物にはありがちだけどまーいいか。
    今回はまだ10代のロバートの感情の揺れ動きが、瑞々しい感じで良かった。前作では何かと諦めがちな青年だったから。それと”猫の行動の共感力者”ブロディは不思議な人で謎も多い人。次回作もでるのかなあ?

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    2024年08月03日
  • 書店猫ハムレットの挨拶

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    アメリカの作家「アリ・ブランドン」の長篇ミステリ作品『書店猫ハムレットの挨拶(原題:Twice Told Tail)』を読みました。
    ここのところ、アメリカの作家の作品が続いています。

    -----story-------------
    さようなら「ハムレット」……。
    大人気の黒猫の名探偵シリーズ完結編!

    稀覯本のオンラインショップやコーヒー・バーが順調なニューヨークの書店。
    オーナーの「ダーラ」は、書き入れどきの感謝祭を目のまえに張り切っていた。
    片や書店のマスコットの黒猫「ハムレット」は、相変わらず気ままに店内で昼寝したり、シャーと威嚇したり。
    充実した日々を送っていた「ダーラ」だが、近所

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    2024年01月04日
  • 書店猫ハムレットの跳躍

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    ハムレット(ΦωΦ)可愛い♡
    なかなか事件が起こらない(笑)

    コージーミステリ
    知的でユーモラスな主人公が、日常的な生活で遭遇した事件の謎を解くストーリーを軽妙なタッチで描く探偵小説で、主人公の多くは刑事やプロの探偵ではない一般人である。非情で暴力的な主人公が登場するハードボイルド小説と対照をなす推理小説と位置づけられる。コージーcozyは英語で「くつろいだ」や「心地よい」などを意味する。

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    2023年01月16日
  • 書店猫ハムレットの挨拶

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    書店猫シリーズ最終巻。

    終わってしまうのは寂しい。
    いつものメンバーに、ご近所さんたち。そして、みんなのこれから…は少し物足りなかった気もするけれど(特にダーラとリースの恋愛模様が)

    ドキドキハラハラするミステリも好きだけれど、こういうのほほんとしたシリーズものもやっぱり好き。

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    2022年10月23日
  • 書店猫ハムレットのお散歩

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    シリーズ2作目。
    あと3作あるけど、
    続きがどうしても読みたいと感じるものはないかな。
    黒猫のハムレットの示唆にやや無理がある感じがするなぁ。

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    2020年02月26日
  • 書店猫ハムレットのお散歩

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    本屋と黒猫とミステリー。
    小さな犬のエピソードが良かった。
    事件やストーリーは単調で退屈気味。猫の推理や怪しいトレーナーも無理やり感。

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    2019年01月20日
  • 書店猫ハムレットの挨拶

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    犯人がわかりやすかったので星は3つ。

    シリーズ最後ということで、今まで出てきた人たちもちらほら登場。
    今回は軽い感じだったので、あまり感想もなく…

    まあ、みんなが幸せそうで良かった!

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    2018年12月18日
  • 書店猫ハムレットの跳躍

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    最近ワールドカップに夢中で本読めてなかったので、姪っ子が帰ってから久しぶりに本を読むためにカフェに行ってきました。しばらく読書から離れてると、環境変えて読みたくなるこの感じ、何なんですかね…。

    さて、本作。
    書店に、猫に、ミステリー。
    私のツボを遺憾なく押さえてきた作品であります。
    装丁の絵も可愛い。
    でも、某古典ミステリのネタバレをしてるのはよろしくないなぁ笑。

    亡き大叔母の書店を相続したアラサー女子・ダーラ。彼女の飼い猫であり書店の真の(?)主・黒猫のハムレットや、気難しいけど頼れる雇われ店長、素行不良と思いきや爽やか好青年なバイト君、元警官で私立探偵の女友達などなど、個性的なキャラ達

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    2018年07月08日