ともぞのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ待ちに待った最新刊。本当に待ってました!待ちくたびれたよ!
まるでサラエボ事件のようにヴェロニカと帝国の一部から武力衝突が始まり、共和国、連合、帝国と世界を巻き込んで戦禍が拡大していく。
今巻の主役はパリエルさん。エレクレセルの姫として呉虎騎士団の象徴となり、先手をきって戦場を駆け抜けていく。やはり彼女は傭兵王国であるエレクレセルの姫なのだろう。
ハイランドの王子と王女、ヴェロニカの若き代表チカ様、帝国の交渉役マヒロと主だった人々が交渉のテーブルに着く。そしてやはりマヒロは圧巻する。それが分かるセルヴェチカもセルヴェチカだ。久々に良い意味で切れたマヒロを見た気がした。天才と呼ばれる者、英 -
Posted by ブクログ
今回も面白かった。
一巻ほどのインパクトはさすがになかったが、相変わらずの裏、裏、裏。どこまでが真実かはっきりと読み解けないが、そここそがこの作品の魅力なのだろう。
勇者という新たな要素を加え、魔王の存在を勢力図に投入。物語は加速の一途をたどっているようで、これは先々が本当に楽しみである。
一つ感心しているのだけど、後の世界という設定は非常に潔いところである。
ファンタジー作品の難しいところは、こちらの文化が通じないため、ほとんどのパロディが使えなくなるところにあるが、この設定により回避している。
力業ではあるが、この潔さは素晴らしいところだろう。 -
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