サタミシュウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「官能小説」だと言われている小説。
主人公は出版社に転職した男の人。
以前から、それなりにモテいて、あまり女の人にも困ったことないタイプ。
けれど、転職先で出会った人妻である香奈という女性に一目惚れする。
そして「落とそう」と決意するも、一向になびいてくる様子がない。
自分に自信があったがために、余計に困惑する。
ところが、ある日突然、香奈から「今夜セックスしましょう」というメールが送られてきて、一夜を過ごすことになる。
その後も、主人公から香奈に声をかけても無視されるが、香奈から一方的に誘われる日々が続く。
そんなある日、彼女に自宅に呼ばれた主人公は、そこで、「ご主人様」と呼ばれる男と香奈との行為の一部始終が映されていた。
という話。
「ご主人様」と呼ばれる男は、主人公に会わないながらも、主人公を使って香奈を調教していて、その事実を知った主人公は……という話でした。
とりあえず「官能小説」というカテゴリわけに入っているから、やはりやってるシーンがメインなわけですが。
どちらかというと、主人公と香奈のシーンよりは、主人公がビデオで見ただけの香奈と「ご主人様」の話の辺りの方がメインな気がしました。
そして何よりも、余りえろくない(苦笑)
いや、この本の場合、行為自体よりも、いかに香奈が調教されていくか、という「調教される」というところの方がメインなので、そこまでえろい必要はないので、いいですが……。
個人的には、これの続編である「ご主人様と呼ばせてください」よりも、こっちの方が萌えました。
やっぱり、ある程度直接的な接触がないと萌えないんですよね……。
でもやっぱりうーんとうなりたくなるような気持ちがあって。
それは何でかというと、香奈があんまりにも主人公に対して、機械的事務的で、主人公とするときももうちょっと色気のある描写になればもっとよかったんじゃないかなー……と思います。
いやいややってた最初の方はしょうがないけど、「感じた」はずの行為の時もものすごく義務的なのはどういうことなのか……
でもまぁ、それが本当の意味での「官能小説」レーベルから出てない理由なのかなー……とはちょっと考えましたが。
話のトリックとか、シチュエーションはよいと思うので、後はもうちょっとやってるシーンに色気がほしいなー……と、感じました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこれってちょっとえろっぽい本だったんだ……てっきり背表紙とか普通だし、普通に本屋に平積みされてるのを見たので、普通の本だと思ってましたが……
まぁ、いいや。
こんだけBL読んでて、今さらエロい本、読みませんなんていえませんので、さくさくっと感想書いていきます。
妻が浮気をして、浮気相手の男に命令し、妻の写真を載せたHPを作らせる。
それ以外にも、次々と相手の男に指示を出し、間接的に調教していくという話なんですが……。
なんというか、淡白すぎてなんとも……。
えろくないかと言えば間違いなくえろいんだと思うんですけど、どうしても間接的な分だけ、生々しさが薄れるのでその分だけ、ダイレクトにこないかなー……。
シチュエーションエッチ的な面ではそれはそれでいいのかもしれませんが。
普通のSMを想像して買うと、ちょっとどころじゃなくかなり拍子抜けかもしれません。
何だろう、そのSM行為をして「私」がどう思ったかじゃなくて、「妻」がどう思ってどうなったのかの方が個人的には知りたいなー……。
それから「僕」が中途半端で、萎える……かな。
脅しに屈してしまうのだもの、そんな完璧なSじゃないのはわかってるけれど……。
なんにせよ、官能小説ではないかなー……というのが、個人的な実感ではありました。 -
Posted by ブクログ
エロ小説と言っていいのだろうか。でも内容はエロです。
ただ単にエロって言えない。何て言うんだろう、人間ってそうだよねって思わせてくれる何かがあるんです。
小説なのであまり具体的な内容は書きませんが、人間の持っている性というか、そういうものがどこか浮き彫りになっていて、それが嫌に感じない。そういう気がしてならない。
ちょっと、それはどうなんだろうって言い方をすると、夏目漱石とか太宰治とかああいう人たちの暗い話を読んだ時に感じる何かに凄く近い感覚が読み終えた時にありました。ただしい感想かわかりませんか、とても不思議な魅力を持った物語でした。
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