私の奴隷になりなさい

私の奴隷になりなさい

506円 (税込)

2pt

出版社に転職した僕は、先輩の香奈に一目惚れし、「落とそう」と決意する。だが、まったく振り向いてくれずに困惑していたところ、突然彼女から「今夜、セックスしましょう」と誘われ、一夜を過ごす。その後も奇妙な関係が続いていたある日、僕は彼女の自宅で不審なビデオを発見してしまう。そこには衝撃の秘密が映し出されていた――。男と女の新たな関係性を説いたSM青春小説の誕生!

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私の奴隷になりなさい のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年06月04日

    「隷属というのは、他のものに対して寛容になるということ」。この言葉だけ聞くと不思議に思うかもしれないけれど、最後まで読めば納得できる。
    評価が分かれるのはSMを扱っているからだと思う。作品の出来不出来ではなく、読者が受け入れられるか受け入れられないかが評価に影響を与えている。

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    Posted by ブクログ 2020年04月14日

    性癖をジャンル、と呼ぶその世界には共感できなかったが、至る所に出てくるさりげないセリフに男女という性別を超えた人間性に対する普遍性を感じ、官能的な描写以上に心に刺さった。

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    Posted by ブクログ 2020年03月05日

    名著再読シリーズ。
    官能小説界の金字塔。
    こんな夢物語あるわけねーと嗤うか、不思議なリアリティに息が詰まるか、読む人を選ぶ本作ですが、後者の方には主体性と従属、そして世界観について感受性の実りの多い逸品です。

    ちなみにリリーフランキーの解説も最高。

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    Posted by ブクログ 2012年11月13日

    またもや書店レビューに釣られ購入。
    SMの奥にあるモノをチラッと見せられた感じで、衝撃的でした。抱いていた偏見が変わったかもしれません(笑。
    関係性が重要で結構深い世界なんだなーと、ちょっと目からウロコです。
    このシリーズを1冊ずつ順番に読んでる途中です。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    サタミシュウ、本名重松清。だそうです。たしかに言われてみれば重松清っぽい。
    家族ものばっかり書いてるわけじゃあないんですね。
    で。この本ですが、エロの皮を被って随所でいいこといってる気がします。騙されたと思って読めばいいです。
    最終的には大沢祐香でジャケ買い!

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    前から気になってたんだけど、買うのを忘れてた。で、やっと購入したのですが。
    すごく面白かった!内容は確かにエロい。でもちゃんと下地があるエロさって言うのかな?う〜んと、感情がある。“隷属する”ってのは性的な意味じゃなくて、だれでもあるんだろうなぁ。と思ったり。ご主人様の言っている事に、なんとなく納得...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年01月17日

    この本は、とても興味深い本だ。

    エロいことをたくさん書きつづっているにも
    かかわらず、爽やか。

    著者が最も言いたいことであろう、
    「関係性」というキーワードはしっかりと
    読者に刻みつけられる。

    こういう本を読むと読まざるとにかかわらず、
    常識って何なんだろうな、とよく思うことがある。

    続編の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月12日

    清々しく、切ないSM小説。

    技術的・物理的にあり得ない描写には目をつむりましょう。
    人妻に恋した僕に、ついつい感情移入してしまいました。
    最初は単なる上辺だけなぞったエロ小説かと思いきや、最後はうんうん頷きながら読んでました、納得のエロ小説でした。

    作者の言うとおり、「SMとは、嗜好では...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月29日

    話題のあれなので前から気になっていて、檀蜜周りが騒がしくなってきたので読んでみたのですが、すごいよく考えられてる中身で普通にかなりおもしろい。リリー・フランキーの解説通り、『青春小説』的な部分がすごいあってぐちょぐちょしてない。精神論とか、スポーツ系の部活みたいな印象。

    表紙が大沢佑香なの。

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    Posted by ブクログ 2012年11月07日

    官能とはいいますが、単なるえっち小説とは違います。
    何を受け取るかは人それぞれだけど。
    せっかくですので、奴隷の気持ちで楽しみましょう。

    0

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