アルボムッレ・スマナサーラのレビュー一覧

  • ブッダ ──大人になる道

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    ・お釈迦さまの教えに触れるたびに、科学的だなぁ~と思っていたのですが、それは、他者の行動を観察したり、自分の内面を客観的に見詰めたりした結果として到達した考え方だからなんでしょうね。神話とは、決定的に違うのです。

     この本のもとになったのは、埼玉県飯能市にある自由の森学園中学校・高等学校での授業と講演とのことです。

     上座仏教についての予備知識がない状態で、いきなりアルボムッレ・スマナサーラ長老の講義を聞いたとしたら、生徒たちはもちろん、先生方も戸惑ったと思いますが、仏教の起源を知り、日本に伝わった大乗仏教とは違う感じである、ということを知ったことは、価値ある経験だったのではないかと思いま

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    2020年04月29日
  • ためない生き方

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    「本当に常識的な人は、コレクターにはならないでしょう。世の中には、ためたもので自分のアイデンティティを作る人がいます。」など、アルボムッレ・スマナサーラ長老は、一部の人に嫌われることを厭わないことを平気で仰います。でも、いずれも、少しでも仏教を支えに生きようと思った人なら当たり前のことです。

    「諸行無常の世の中で、ものをためることほど空しいことはないのです。また、モノに支えられたアイデンティティほど脆弱なものはないのです。」では、私たちは、なぜ、ものに頼るのでしょう?それは、きっと、それが一番、簡単だからです。

     アルボムッレ・スマナサーラ長老は、仰います。「ためたものをありがたく感じるの

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    2020年04月29日
  • もう迷わなくなる最良の選択:人生を後悔しない決断思考の磨き方

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    置かれた(自分で置いた)場所で咲きなさい、自我(欲望?)が判断を乱すからいちいち悩まないで、人のためになることを考えなさいってことかなと理解。なんか本全体に一貫性を感じなかったんですが、自分の読み込みが甘いのかなあ。

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    2020年03月27日
  • ためない生き方

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    ネタバレ

    「モノをためるのではなく、精神のほうに向か」う(p184).
    「悩み苦しみが起こるたびにその出来事に対して執着を捨ててみる」(p192)。
    わかってはいるけど、なかなかできない…。

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    2019年08月22日
  • 悩まない力 あなたの心に秘められている

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    読んでる時は楽になるのだが、いざ現実に目を向けると凹みます。
    それを楽しめるところまでいけば、いいのでしょうが、なかなか難しい。
    ストレスに弱いなあと感じましたが、少し楽にはなれました。

    現代の日本人が抱えそうな悩みをQ&A形式でお答え下さっています。

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    2019年06月02日
  • 一生、仕事で悩まないためのブッダの教え シンプルに考える、自由に生きる

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    The teaching of Buddha so that you don't get troubled with work throughout the life
    There are 46 simple sentences from Buddha.
    That is all help not only for work but also our daily life thinking.
    I learned lots and felt comfortable after finished to read it.

    46の簡単な項目にわけブッタの教えを解説
    仕事に対する考え方だけでなく

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    2019年04月20日
  • ためない生き方

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    著者の略歴にスリランカ仏教界長老と紹介されている。
    自分のためているものを見れば、自分の描く未来像が見えてくる。
    例えば、お金をやたら貯め込む人は「とにかく貧乏にならない」読みもしない本だらけの人は「本をたくさん読んで物知りになるか、古本屋になりたい」など。

    何かをためたい場合、「なぜそれをためるのか」という目的を意識的にはっきりさせると良い。(何を、何の為に、どれくらいの量を、どれぐらいの期間)

    「捨てる事は幸せなこと。ためることは暗くて何の意味もない」

    「道徳を尊び、悪をやめ、善をためるように生き方をかえていかなくてはなりません。」

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    2019年01月19日
  • ブッダの教え一日一話 今を生きる366の智慧

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    人は日々何かをしなければと悩んでしまうもの。
    そういう時は今に集中すること。
    今何をしているか、どんな感情なのかを、心の中で呟けば落ち着きを取り戻せる。
    目の前の小さな一つ一つの行為の動詞を頭の中で声に出して呟き、物事を完璧に行おう。
    加えて、「今だからこそすべきこと」を考えそれに集中する。
    未来や過去について妄想することで疲労しないこと。

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    2018年11月06日
  • もう迷わなくなる最良の選択:人生を後悔しない決断思考の磨き方

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    怒りの感情の抑制方法を学ぶために読む。
    感情、願望など心の情動のコントロールするためのヒントが満載。理性と感情とを一致させるには、価値観の変容が必要。価値観を変えるには、日頃の習慣を変える必要があると感じた。

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    2018年10月11日
  • 人に愛されるひと 敬遠されるひと

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    自分がわがままということを自覚することによって、他人に対する批判意識等がなくなる、ほうほう。あと、怒りを感じたらとりあえず10秒数えてみるってのも良さそうだな。

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    2018年04月04日
  • 「忙しい」を捨てる 時間にとらわれない生き方

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    著者はスリランカ上座仏教の長老。
    「寿命=一生」つまり人間にせよ植物にせよ、家にせよ、生を終えた時が寿命を全うしたということ、だから悲しむ必要はないという考えはなるほどねと思いましたが、愛する人を突然、または突然でなくても早く亡くしてしまったりしたらこんな風に考えるのは正直難しいでしょう。

    また日本人の考え方をけちょんけちょんに批判してくるのには反感を覚えてしまう。日本人は保守的で変化を嫌がるというようなことが書かれていましたが、我々日本人は保守的な部分は確かにあっても、変化も割と受け入れていると思います。あとヒンドゥー教のことも少し下に見ている感じで書かれていて第三者として読んでも気分が良

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    2018年01月31日
  • ブッダの教え一日一話 今を生きる366の智慧

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    いわゆる、マインドフルネスについても書かれている。
    何かを得ようと読むのではなく、知っていることを実践して初めて自分のものになる、と気づいた。

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    2017年07月15日
  • ひとりで生きるということ

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    スマナサーラ長老の著作は毎度目から鱗が落ちるほどの新たな視点や気づきを得られるが、それと同じくらい「この世界を忠実に作り上げたらどうなるんだろう」というもやもや感もものすごい。『怒らないこと2』にも感じたのだが、きっととことん突き詰めていくと究極の結論は「人類滅亡」なのではないかと感じる。この作品は特に比喩表現に極論をはさみすぎているところがあり、「いや、そんなこと思ったことないし!」というそこはかとない抵抗感があった。

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    2017年07月05日
  • 妬まない生き方

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    嫉妬をなくす対策としては自分を喜ばせること、周りの人を喜ばせること。日々の生活の中で喜びを探し、感じ、喜び癖をつけること。
    喜びを見つける訓練は色眼鏡ではなく、視力を調整するメガネなのです。
    ムディターを実践するときは、暗い影響を受けないようにします。相手が悩みを言ったら『でもあなたは負けませんね。しっかり対応していますね。何事も経験ですから、そのうちすべて好転しますよ。』
    喜びを感じる訓練を実践する人は、多くの喜びを感じられるだけでなく、他人にも喜びを与えることになるのです。

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    2017年02月12日
  • 一生、仕事で悩まないためのブッダの教え シンプルに考える、自由に生きる

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    読書録「一生、仕事で悩まないためのブッダの教え」3

    著者 アルボムッレ・スマナサーラ
    出版 三笠書房

    p211より引用
    “ その際もっとも大事なのが「いちいち心を揺さぶられないこと」。
     何があっても何がなくても、予定通りに進んでも進まなくても、
    「まあいいや。それはそれでよろしい」
     と開き直って、淡々と、冷静な気持ちでいることが肝心。”

    目次から抜粋引用
    “「仕事の迷い」を捨てるヒント
     人間関係がもっとうまくいく極意
     賢者の「働き方」をマスターする
     ブッダに学ぶ「怒らない練習」
     仕事を通して成長する人、しない人”

     スリランカ上座仏教の長老である著者によ
    る、仕事や人生での

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    2016年01月07日
  • もう迷わなくなる最良の選択:人生を後悔しない決断思考の磨き方

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    ネタバレ

    「こうしたい」という気持ちがあるのなら、できない理由を挙げて変にいろいろ悩まない。余計なことは考えないで、「どうにかなるさ」と気楽に飛び込んでいけばいい。

    ひとたび「これにする」と決めたなら、他の選択肢があったことはすべて忘れ、そこに適応することだけを考える。

    いさぎよく決断し、いさぎよく行動する。私もそのような思考・行動に近づけていけたらと思いました。

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    2015年12月26日
  • 妬まない生き方

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    嫉妬や妬みは本能から来るものなので克服するのは難しい。


    それでも、喜びとなるものに意識を集中させ、少しずつ意識を変えていけばそれに近づける気がします。


    本書にある、「自分が偉い」という前提のもと、自分より優れた人間に対して行き場を失った怒りの感情が嫉妬になる。は納得できました。


    あまり嫉妬について深く考えたことはありませんが、その仕組みを分かるだけでもよかったです。

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    2015年02月15日
  • 原訳「スッタ・ニパータ」蛇の章

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    原語から解釈していくのが独特。経典のオリジナルに拠らずに教えの意味だけ覚えると、自分の主観に沿って思考がずれて確実に間違うという。

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    2014年10月03日
  • 原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一悟

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    引用したくなる記述がたくさん。仏教界の長老だからといって鵜呑みにしていいものでもないが、生き方の根本を考え直す良いきっかけになる。
    執着を捨てよ。競争社会に乗るな。

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    2014年09月03日
  • ブッダの「慈しみ」は愛を超える

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    たとえばこんな上司がいる。

    世の中を自分中心にしか考えず、自分の都合で関係する業者の人たちを振り回す。自分のミスを業者の人の行為にケチをつけてすり替える。

    もし、こんな人がいたならば、自分の幸福しか眼中にない人といえる。

    でも、実はそんな生き方は、自分を不幸へと不幸へと誘う生き方で、幸せにはなれない。実際に見ていてもそう分かる。

    ぼくが身近に接してきた仏教というのは大乗仏教で、この本の仏教はちょっと違う仏教の教え。でも、結局根本が同じなので、みんなが幸せになるように願い、行動すれば自分も結果として幸せになれるという教え。

    内容は、ちょっと極論に感じられるので現実味がないと感じられる。

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    2014年01月30日