アルボムッレ・スマナサーラのレビュー一覧
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・お釈迦さまの教えに触れるたびに、科学的だなぁ~と思っていたのですが、それは、他者の行動を観察したり、自分の内面を客観的に見詰めたりした結果として到達した考え方だからなんでしょうね。神話とは、決定的に違うのです。
この本のもとになったのは、埼玉県飯能市にある自由の森学園中学校・高等学校での授業と講演とのことです。
上座仏教についての予備知識がない状態で、いきなりアルボムッレ・スマナサーラ長老の講義を聞いたとしたら、生徒たちはもちろん、先生方も戸惑ったと思いますが、仏教の起源を知り、日本に伝わった大乗仏教とは違う感じである、ということを知ったことは、価値ある経験だったのではないかと思いま -
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「本当に常識的な人は、コレクターにはならないでしょう。世の中には、ためたもので自分のアイデンティティを作る人がいます。」など、アルボムッレ・スマナサーラ長老は、一部の人に嫌われることを厭わないことを平気で仰います。でも、いずれも、少しでも仏教を支えに生きようと思った人なら当たり前のことです。
「諸行無常の世の中で、ものをためることほど空しいことはないのです。また、モノに支えられたアイデンティティほど脆弱なものはないのです。」では、私たちは、なぜ、ものに頼るのでしょう?それは、きっと、それが一番、簡単だからです。
アルボムッレ・スマナサーラ長老は、仰います。「ためたものをありがたく感じるの -
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The teaching of Buddha so that you don't get troubled with work throughout the life
There are 46 simple sentences from Buddha.
That is all help not only for work but also our daily life thinking.
I learned lots and felt comfortable after finished to read it.
46の簡単な項目にわけブッタの教えを解説
仕事に対する考え方だけでなく -
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著者の略歴にスリランカ仏教界長老と紹介されている。
自分のためているものを見れば、自分の描く未来像が見えてくる。
例えば、お金をやたら貯め込む人は「とにかく貧乏にならない」読みもしない本だらけの人は「本をたくさん読んで物知りになるか、古本屋になりたい」など。
何かをためたい場合、「なぜそれをためるのか」という目的を意識的にはっきりさせると良い。(何を、何の為に、どれくらいの量を、どれぐらいの期間)
「捨てる事は幸せなこと。ためることは暗くて何の意味もない」
「道徳を尊び、悪をやめ、善をためるように生き方をかえていかなくてはなりません。」
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著者はスリランカ上座仏教の長老。
「寿命=一生」つまり人間にせよ植物にせよ、家にせよ、生を終えた時が寿命を全うしたということ、だから悲しむ必要はないという考えはなるほどねと思いましたが、愛する人を突然、または突然でなくても早く亡くしてしまったりしたらこんな風に考えるのは正直難しいでしょう。
また日本人の考え方をけちょんけちょんに批判してくるのには反感を覚えてしまう。日本人は保守的で変化を嫌がるというようなことが書かれていましたが、我々日本人は保守的な部分は確かにあっても、変化も割と受け入れていると思います。あとヒンドゥー教のことも少し下に見ている感じで書かれていて第三者として読んでも気分が良 -
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読書録「一生、仕事で悩まないためのブッダの教え」3
著者 アルボムッレ・スマナサーラ
出版 三笠書房
p211より引用
“ その際もっとも大事なのが「いちいち心を揺さぶられないこと」。
何があっても何がなくても、予定通りに進んでも進まなくても、
「まあいいや。それはそれでよろしい」
と開き直って、淡々と、冷静な気持ちでいることが肝心。”
目次から抜粋引用
“「仕事の迷い」を捨てるヒント
人間関係がもっとうまくいく極意
賢者の「働き方」をマスターする
ブッダに学ぶ「怒らない練習」
仕事を通して成長する人、しない人”
スリランカ上座仏教の長老である著者によ
る、仕事や人生での -
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たとえばこんな上司がいる。
世の中を自分中心にしか考えず、自分の都合で関係する業者の人たちを振り回す。自分のミスを業者の人の行為にケチをつけてすり替える。
もし、こんな人がいたならば、自分の幸福しか眼中にない人といえる。
でも、実はそんな生き方は、自分を不幸へと不幸へと誘う生き方で、幸せにはなれない。実際に見ていてもそう分かる。
ぼくが身近に接してきた仏教というのは大乗仏教で、この本の仏教はちょっと違う仏教の教え。でも、結局根本が同じなので、みんなが幸せになるように願い、行動すれば自分も結果として幸せになれるという教え。
内容は、ちょっと極論に感じられるので現実味がないと感じられる。