アルボムッレ・スマナサーラのレビュー一覧
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シンプルでわかりやすい「ブッダの教え」入門書。「仏教」入門ではない、ところがポイント。いろいろ付け加えられてごたごたしてる仏教じゃなくて、お釈迦様というのはいいこと言うなぁ、と素直に頷ける。
たとえば「祈り」について「<あれはおねだりすることだから、品のない行為です><仏教は、「神様何とかしてくれ」でじゃなくて、「自分で何とかしなさい」という教えなのです>と、すっぱりと言ってくれる。「神様は存在するのでしょうか」という問いには<仏教では、「絶対存在しない。あり得ない」という態度、ああすっきり。
仏教を「正しく生きるための実践マニュアル」だと考える本書のスタンスは、たいへん魅力的だ。 -
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人間の苦しみは「心の問題」であること、そして一切は因縁によって成り立っていることといった、ブッダの教えの基本的な部分をわかりやすく解説されていた。一方、キリスト教を始めとする一神教に対して、信仰に導くやり方がすごく強引であり、原罪という考え方は脅しであるといった批判は、これまで一神教というものに対して漠然と感じてきた違和感をすっきりとした表現で言い表されていて、納得のいくものである。生きことは「自己責任」であり、人間関係は「生きた道場」といった著者の言葉はとても力強く、小さなことでくよくよ悩まず、すべて自分の問題として捉えた上で前向きに取り組んでいかなければならないという思いにさせてくれる。
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ネタバレ話の進め方がうまい。
「どうせやらなければならないのだから、楽しんでやろう」と言われたら、
「わかってはいるけれど・・・」と抵抗する気持ちが生じるものだ。
しかし、著者は、「人間は楽しいことしかやりたくないものだ」ということを、
「それでは無法地帯になるのではないか」とこちらが心配になるくらい、
とことん語る。
そして、別の切り口から、やらなければいけない3つのこと
(学ぶこと、働くこと、社会と関わること)について言及している。
結果としては、「どうせやるなら楽しまなければいけない」という話になるのだが、
なんの抵抗もなく頷けた。 -
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ネタバレ[ 内容 ]
ブッダが唱えた原始仏教の言葉は、合理的でとってもクール。
日常生活に役立つアドバイスがたくさん詰まっています。
今日から実践して充実した毎日を生きよう。
[ 目次 ]
第1章 ブッダ―大人になる道(仏教はカッコいいのだ 仏教は人が自由になる手助けをする ほか)
第2章 ブッダはなぜ出家したのか(ブッダが見つめた「苦しみ」 国民の期待を一身に集めて ほか)
第3章 ブッダ心理学、基礎の基礎―心とは何か?(仏教は「智慧を開発する道」 一人ひとり違うのにどうやって「一切を知る」の? ほか)
第4章 世界に居場所を見つける―地球サイズの人間になろう(自分と似た人は何処にいる? 自分とい -
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中高生向けにブッダの知恵を紹介した人生論。スリランカ出身の著者は最近では、著作も多いベストセラー作家だが、読んでみて納得。とにかくシンプルでわかりやすい。
スリランカは、日本の大乗仏教とは異なるテーラワーダ仏教という宗派なのだそうで、これは、ブッダの教えを忠実に守ろうとするもの。これっていわゆる原理主義?と思って若干身構えたりしたのだけど、言っていることはきわめてシンプル。人は生まれ、老い、病み、死ぬ。同じ瞬間は二度と訪れないし、物事は決して留まらず、変化し続ける。その中でいかに一瞬を充実させて生きるか。そして因果応報。物事には原因があって結果がある。謙虚に、自分の感じ方を絶対と決して思わず -
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▼ 100文字感想 ▼
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あなたの生き方は正しいですか?「好き」なことよりも、
「できる」こと。「愛」よりも「慈しむ」。楽しいか楽しくない
かを判断基準にという人もいるが、できるから楽しいと
いう考えに納得。生きる道をシンプルに提示してくれる。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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ネタバレスマナサーラ師の初期仏教の本のエントリー版。
読みどころは、仏教の考え方の本質を平易な言葉で説いているところ。
ー時間とか忙しいとか自我とかはすべて錯覚、妄想
ーコンタクト、衝動、認識の3つが老いたときに必要となる心の栄養
ー人間の心には鬼がいる
ー人生は苦。なぜ呼吸をするかというと苦を逃れるため
ー相手の放った言葉はただの「音」
ーいじめとは、他者の足を引っ張る行為。それは社会のシステム。
ー「生きる」とは、生きるためにしている無数の行為の総称にすぎず、実体があるわけではない。考えるべきは「何のために生きるのか」ではなく、「どのように生きるべきか」
ーわたし達は「人間」という学校の生徒