小田島則子のレビュー一覧
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しばらく宗教から距離を置いてきた著者「ミッチ・アルボム」。
幼い頃よく通っていたユダヤ教会のラビ(宗教的指導者)から
ある日突然「自分の葬式で君に弔辞を読んで欲しい」と頼まれる。
信仰心を忘れかけていた自分にラビはどうしてそんな大役を頼んできたのか?
断る事もできず、仕方無く弔辞の題材を見つけるために取材を始めた。
その取材を通して著者は、ラビのこれまでの行いを知り、信仰についても考えはじめる。
この本はユダヤ教の素晴らしさを謳ったり、勧誘しているものでは無く、むしろ信仰から離れていた著者が客観的に感じた事を書いている。
指導者ラビの生き方や、人への思いやりの心は、
宗教に興味が無い人で -
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きっかけは、本屋さんで平積みしているのを見つけたとき。面白そうだと思いながらも、「積読が他にも溜まっているから」と言い聞かせていたけど、結局ガマン出来ずに、いそいそと購入。
買ったは良いけど、ネックなのは「翻訳物」ってところだなあ…。と思いながらも、最近の翻訳物は読みやすいようにも感じるし、買う前にパラ読みした時も問題なさそうだったから、大丈夫なはず! と思い、他の積読ほったらかしで、早速読み始めました。
まず目次を見て思ったことは、「大学ごとでも、学部ごとでも、分野ごとでもなくランダムに問題を並べてあるなあ」ということ。そういえば、森博嗣の「つぶやきシリーズ」も、ジャンル関係なく、徒然なる -
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「モリー先生との火曜日」の著者であるミッチ・アルボム氏自身が幼い頃によく通っていたユダヤ教会のラビ(宗教的指導者)との交流を描いた自伝的作品。
いつしか仕事や生活に追われ教会から離れ、信仰から遠ざかっていたミッチが、ある日、ラビより「自分の葬式で君に弔辞を読んで欲しい」と頼まれるも、今の自分に弔辞を述べる事は難しい。かといって断る事もできずに、ジャーナリストらしくラビの取材を始める。ラビに日頃の疑問を投げかけつつ、ラビの生き方や考え方また語らいの応答を通して自らを省み、新たな価値観へと変えられていく。ラビの取材を続けること8年余り、キリスト教の牧師とも出会う。異なる宗教、異なる人種との交流 -
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ネタバレ英国の世界トップ大学に入る秀才がどのように選別されているのか、知ってますか?
日本の大学の様な常識や記憶力メインの学力診断テスト以外に、面接試験では奇抜な質問がされています。
その目的は、受験生の類推力や演繹力、場合によってはユーモア力や人間力を見極めるため。
本書では、こんな風に表現をしています。
「ここに載せた質問に答えるには利口でなければならない。それも、驚くほどに、面白いほどに、刺激的なほどに、苛つくほどに、ずる賢いほどに、有害なほどに、底しれないほどに、素晴らしく利口でなければならない。知識ではない。教養でもない。自分の思考をあらゆる方向に面白くひねり回せるかどうかである。利口になる -
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本書は俗に『オックスブリッジ』と呼ばれるイギリスの2大名門大学の入試問題からえりすぐりの難問奇問を集めたものです。知識だけでもダメ。真面目に答えるだけでもダメ。「インテリジェンス」あふれる問題集です。
本書は俗に『オックスブリッジ』と称されるイギリスの名門大学オックスフォード大学とケンブリッジ大学の難問奇問とされる試験問題を選りすぐって集められたものです。
日本の大学における受験問題は問われているものは基本的に記憶力と反射神経であるのに対し、イギリス、オックスブリッジの入試問題は知識だけでもダメ、真面目に答えるだけでもダメというもので、これを試験官が納得できるように答えるにはある種の -
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高校生?に必要な知識ならかなりハイレベル!知識レベルを試したい強者にはおすすめなので、もう少し平均評価は上でもいいように思う。
タイトルにある「考える」(ひねり)よりも、どういう答えが期待されているかを予想し、持ちうる知識(雑学・教養)を総動員して答えを出す質問がほとんど。思い出す事はあっても考えることは少ない。邦題に騙された感は否めない。
面白い設問があるのは確か。自分的に好きなのは「なぜシャーロット・ブロンテはジェーン・オースティンを嫌ったと思いますか?」ジェーン・エアと高慢と偏見を読んでいるだけでなく、2人の育ちの違いや手紙のやり取りの知識も必要になる。 -
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オックスフォードとケンブリッジの入試問題から選ばれた60問が紹介されている。
日本の大学入試とは異なる視点からのユニークな問題ばかりで、正解を求めるというより、柔軟な思考力が問われている。知識は蓄えるものではなく、その先の活用の仕方、頭の働かせ方に重きをおく問題。設問として突拍子もないものもあるが、出題意図を掘り下げることができるか、問題を介しての出題者との対峙に緊張感がある。
それぞれの問題に対し、著者の考えによる回答が付随してくるが、受験者の回答例が知りたかった。
一番気に入った問題は「もし、地面を地球の裏側まで掘って、その穴に飛び込んだらどうなるか?」、スケール感がありすぎで考えさせられ -
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ノンフィクション作家のジョン・ファーンドンによる、大学入試で取り上げられた答えのない問題を紹介する本。ケンブリッジやオックスフォードなど世界有数の大学入試問題を取り上げている。なお、ファーンドン本人もケンブリッジ卒のようである。これを読むことで、タイトル通り考えさせられる問題に出会うことができる。ああ、当たり前だと思っていることだけど、当たり前じゃなかったよな、と。
とはいえ、内容は、要はよく東京で電車に乗っていると見かける、「四角いアタマを丸くする」日能研の中学入試問題の広告と似たような問題である。例えば、「国内の貧困と国外の貧困のどっちの方が重要か」というような問題。要は答えがはっきり決 -
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火星人に人間をどう説明するのか?
まず人間は何万年の時を経て言語を使って言語化できるようになったしジェスチャーや考えることや想像する力が与えられた。そこでまず火星人はどれくらいの立ち位置にいるのか、人間より能力は劣っているのかそれとも優れているのか、優れているのであれば問題はない。劣っている場合どのように対応すべきなのか、感情?答えではないが伝達によってわたしたちは進化してきた。
なぜ宇宙船の中ではキャンドルを燃やせないのですか?
実際は可能である。しかし、アポロ1号の宇宙飛行士3名はこれで亡くってしまう。当時酸素100%で戦艦の中では設定されていた。酸素パーセントが100%になると火 -
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