乾信一郎のレビュー一覧

  • チャイナ・オレンジの秘密

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    殺人現場の死体の着衣、絨毯、本棚は全て逆向きに動かされ、あべこべになっていた。なぜ犯人はこんな事を?
    傑作です。

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    2012年01月28日
  • 北人伝説

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    雪男の伝説はよくある。UMAの1つなのかもしれないが、現代人(クロマニヨンの子孫)とは別に、ネアンデルタール人の末裔がいるのかと思わせる物語。ジュラシック・パークの作者だが、けっこう「あるだろうな~」と思わせてくれる作者です。

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    2011年09月10日
  • アガサ・クリスティー自伝(下)

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    ネタバレ

    アガサクリスティの経験、推測で生まれてくる登場人物たちの原点が、
    自伝の中にたくさんあることが分かった。

    物語の中の主人公、登場人物と、アガサクリスティの性格の似た点の背景が分かった。
    感情移入しすぎずに、たんたんと書かれた自伝は、資料としては貴重だ。
    アガサクリスティ解説を書く人には必須の材料だ。

    上を読み飛ばしながら進んだので、
    アガサクリスティの本を全部読み終えたら、
    もう一度、上から読みなおそうと思う。

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    2011年08月14日
  • アガサ・クリスティー自伝(上)

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    ネタバレ

    アガサクリスティの経験、推測で生まれてくる登場人物たちの原点が、
    自伝の中にたくさんあることが分かった。

    物語の中の主人公、登場人物と、アガサクリスティの性格の似た点の背景が分かった。
    感情移入しすぎずに、たんたんと書かれた自伝は、資料としては貴重だ。
    アガサクリスティ解説を書く人には必須の材料だ。

    上を読み飛ばしながら進んだので、
    アガサクリスティの本を全部読み終えたら、
    もう一度、上から読みなおそうと思う。

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    2011年08月14日
  • パーカー・パイン登場

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    ネタバレ

    犯罪ではなく、悩みを解決するパーカーパイン。
    犯罪に相当する事案もあるが、中心は人の悩み。

    本書には、ポアロは登場しないが、パーカーパインとポアロの共通点が分かる。
    人の心理を中心に、物事が起こるかどうかを推察する手法。

    お得意の中近東の話題、鉄道の話題もある。

    残念なのは、ポアロのような大量のシリーズ物でない点だ。
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    2011年08月04日
  • パーカー・パイン登場

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    【library222所蔵】
    日本語ではたったこれ一作のマイナーなパーカーパインシリーズ。
    「推理」が主ではなく、人の心の機微を描いた「ミステリ」と言えるかもしれない。
    依頼人の希望をかなえるためにたくさんの仕掛けをするパーカーパインはまるであしながおじさんのよう。
    一片一片が洒脱なショートショートのような仕上がり。

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    2010年05月01日
  • アガサ・クリスティー自伝(上)

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    いい家庭で育った大人しい少女が音楽を志すが、芸術家にまではなれず、全く違うタイプの男性と恋に落ち…
    おだやかに語られる人生。
    祖母がミス・マープルのモデルなのが楽しい。

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    2010年01月18日
  • パーカー・パイン登場

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    人間性を知り尽くしたパーカー・パイン氏が、不幸な依頼人を幸福に導く。依頼人が抱えるトラブルは、家庭の不和・犯罪との関わり・満たされぬ心などさまざま。ミステリもそうでないものもあるが、どれもクリスティらしい、楽しく読める作品たち。

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    2009年10月04日
  • パーカー・パイン登場

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    1934年発表の短編集。それでも古臭さを感じないのは、さすが「ミステリーの女王」!
    残念ながらパイン氏の活躍はごくわずかですが、他のクリスティの探偵たちと同じくらい深く心に残っています。
    クリスティの描く人物は、型にはまっていると言われますが、この作品はその「型」を上手く利用していると思います。
    長く役所に勤めた経験から、人間の型を「統計的に」まとめて、人の不幸を取り除く(この形の推理法を高めたのが、ミス・マープルですよね)。
    人間の本質を鋭く突いたこの短編集は、またクリスティーの観察眼の鋭さをも表しているように思います。
    短編の中では「リスタデール卿の謎」「ねずみとり」とともに一押しの作品で

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    2009年10月25日
  • パーカー・パイン登場

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    さすがアガサ・クリスティーの一言に尽きると思います。こういう雰囲気が好きだからかなぁ・・・?一遍一遍が読み終わったあとに「あぁ〜!」みたいな・・・!

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    2009年10月04日
  • 復讐の女神

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    ミス・マープルシリーズは基本的には前作との繋がりはあまり示されないが、本作はきちんとカリブ海の事件の続編とされている。件の事件で知り合った富豪からの遺言とも言うべき依頼で凡人なら依頼内容を読み解く事も困難だろう。そんな奇抜な発端からマープルがバスツアーに参加して真相に辿り着く展開は面白かった。解説を読むに発表年ではなく執筆としては本作がシリーズとして最後らしい。かつ三部作としてもう一作予定にあったとか…。真偽は分からないが老いてなお推理の冴えをみせるミス・マープルの活躍は読んでみたかった。

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    2026年07月06日
  • 復讐の女神

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    ネタバレ

    シリーズでも印象に残っており好きな作品のひとつ「カリブ海の秘密」で良き協力者となった偏屈おじいちゃんラフィール氏の遺言により謎解きの旅に出るミス・マープル。
    序盤はミス・マープルも読者も情報が少なすぎて五里霧中感があったが、それもまた楽しかった。
    真相は予想の範疇ではあったけど、恐ろしさ物悲しさが跡を引く哀しさ。
    ちょっと訳が読みにくかったなぁ……

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    2026年06月29日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    序盤はアレックスの過激な暴力シーンで隠れてしまっているが、政府に人格を変えられた後に居場所を求めるところをみるとアレックスはやはりれっきとした成長途中の思春期の15歳であると実感する。

    最初、行き過ぎた暴力に嫌悪感を抱いていたが、中盤からなんだかアレックスが憎めなく、可哀想になってくるのはアレックスが語り手として物語が進みそこに自分が感情移入してるからなのだろうか。それとも、政府への嫌悪感、自分の芯をもつアレックスにどこか共感または、感服しているのだろうか。

    それをはっきり言い表せない自分に言語化能力の限界を感じて悔しい。

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    2026年03月07日
  • バートラム・ホテルにて

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    なんだこの後味の悪さは…!
    マープルものではあるものの実際の探偵役はロンドン警視庁の警部。とはいえ切れ者同士の協力関係というか信頼関係がある感じか良い。古風なものは素敵だけど、それには相応の裏がある(これは現代でもまじでそうだ)よ…と教えてくれるクリスティ先生。

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    2026年02月22日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    ネタバレ

    映画は未鑑賞ですが先に本作を読んでみると、驚くほどバイオレンスでスラングだらけでした。
    少年が痛い目を見る、反省、勧善懲悪、これらをちょっと期待してはいたものの、テーマではなさそうですね。
    悪ガキでも品行方正な子どもでも、行き着く先は二番煎じの大人…でしょうか。
    でも、自分の意思で選んだ事から何があっても人は変われるんだよなんて優しいメッセージにも感じました…どっちでもないか(笑)

    最初は嫌悪してたのに、語り口調のおかげでだんだんアレックス君を本物の友達のように錯覚しました。
    本当にハラショーでした!

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    2026年02月04日
  • 復讐の女神

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    ネタバレ

    面白かった~。『カリブ海の秘密』で共に犯人を追い詰めたラフィール氏が亡くなってしまったのは残念。二人でまたコンビを組んでほしかった。それでも全編にラフィール氏の影がある感じだし、事件の内容も分からないままに進む物語に引き込まれた。クリスティの作品で「強姦」なんて言葉が出てくるとびっくりする。最後の犯人との場面での「私の名の一つはね」の所はちょっと鳥肌がたったし、守護天使は良かった。ちょっと久々に良い気分の読書って感じで良かった。

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    2025年12月21日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    嫌酒薬みたいな暴力の荒療治、結構いいのでは?と思わなくもなかったが。

    「よう、これからどうする?」から始まる物語、何度も繰り返されるこの問いかけと「時計じかけのオレンジ」というタイトルから発光するメッセージがあまりにも強すぎる。自由意志、か……最終章は必要だと思う派かな。

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    2025年10月30日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    実は映画好きにも関わらずまだ見ていない作品
    映画を先に見るか、小説を先に見るかで悩みましたが今回は小説を先に。

    人間本能だけで生きる社会だとどうなるんですかね。幼い頃からちゃんと教育されないとやっぱりみんなこうなるんですかね。

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    2025年10月02日
  • 復讐の女神

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    私の持っているマープルシリーズ
    最後の作品
    そしてマープル最終巻
    本来は続きもあったらしい
    読みたかったなぁ…

    ようやく面白い!と思えた今回の
    「復讐の女神」
    何から手をつければ?何を望まれているのか?
    全く分からない状態でスタートする。
    少しづつ見えてくる問題。
    怪しく見える人々。
    今回も 犯人は当てることが出来ず!
    本当に上手いなぁ
    アガサ・クリスティに翻弄された笑

    この作品でも感じた
    他人の見解が全てではない。ということ
    三姉妹の1人に様子のおかしい女性が居たが
    注意深く観察するマープルが
    素晴らしいな、と思った

    日本語訳がおかしいのか
    少し意味の取りづらさが
    たまにあったけれど

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    2025年09月08日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    あまり近未来の高度管理社会というSF感が前面に出ているわけじゃないが、これはこれで面白かった
    コンプラなしの描写と随所で出てくるクラシックは確かに映画映えしそうだなという感じ
    ソ連を意識してると思うけどもう少しディテールが欲しかった

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    2025年08月02日