及川卓也のレビュー一覧
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常に進化し続けることが大事
「先輩最近何か新しいこと始めましたか?」
この言葉に即座に答えられる技術者になりたいし、答えてくれる人の下で働きたい。
以下、印象的なシーン
1.狩野モデルによる品質の5分類
→これ初めて知った。1メーカー社員として覚えておこう。
2.これからはデータの時代だという専門組織を立ち上げることに対する違和感
→で、そのデータで何がしたいの?何を作りたいの?ここが決まってないプロジェクトが多い。
データは手段だよね
3.ソフトウェア開発を経営陣の必須研修にしてもいい
→会社全般の仕事を全社員が一度は経験すべき(とは思う)
というか、事務採用、技術職採用のようなやり -
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前半はコーダーという人種の気質の説明、解剖学というか、取扱説明書みたいになっていて、やや極端な表現があるものの、「あるある」から始まり、後半に向けて段々と話のスケールが大きくなっていく。
コーダー(日本だとプログラマー、エンジニア)の人種や性別の多様性の問題が、作られるソフトウェアにどう影響するのかというエピソードは個人的に勉強になった。
彼らを取り巻く環境が(シリコンバーレのビッグテックも例外ではなく)同質化・白人主義・男性社会に飲まれていく過程が描かれており、多様性を重んじる人にとって、読んでて辛いものもあるかもしれない。小さな差別もサービスに反映され、「スケール」してしまう。AIはリアル -
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OKR クリスティーナ・ウォドキー
・OKR (Objective 目標・Key Results主な結果)の略。
→Oは成し遂げたいこと。KRはそれを実現できたかどうかを判断する指標。
→数字にこだわない人を鼓舞して動かすのがO。数字にこだわる人に対してOの現実味を示してくれるのがKR。
・アクションをゴールに紐付ける
→緊急と重要なマトリックスを想定した際、重要で緊急はすぐやる。その次に、心理的に重要ではないが緊急に手をつけたくなる(心理的にも)が、緊急ではないが重要に納期を設けることで緊急(優先順位をあげていく)にしていく。
・チームが常にゴールを目指せるようなシステム
①人を鼓舞し、 -
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MBO(Management by Objectives)、目標による管理。このコンセプトは2つの基本原理に基づいている。
1.伝えるべきは、どうやるか。ではなく、何を求めているか。
2.パフォーマンスは結果で測る。
OKRとは、Objective 目標、KR Key Results 主な結果。つまり、Oは成し遂げたいこと。KRはそれを実現できたかどうかを判断する指標。
やり遂げられない理由
1.ゴールに優先順位をつけていない。
目標ら一つだけ。その目標を測定するKRは三つだけ。
2.熱意を持ち、もれなくゴールを伝えていない。
3.やり遂げるためのプランがない。
意思力に頼らない。
4.重 -
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ネタバレチーム毎に運営ルールをカイゼンし続ければいい。
カイゼンの数だけ愛着が湧き、それが日々の行動力になる。
弊社では、週末のWin-Sessionでは自分の、チームの「できたこと、よかったこと」などポジティブな、褒めてもらいたいことを共有して互いの一週間をねぎらう。
互いのしていることを理解して興味を持つまでの儀式みたいなものです。
週末は自身、チームの一週間を厳しい目線で振り返って、問題解決のためのインプットと仮説を時間の許す限り行い、週明けのチェック・イン・ミーティングで仮説を共有し、メンバーの意見も取り入れて今週の計画を決めている。 -
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目標管理システムOKRに関する数少ない書籍。本書は、前半では目標管理にまつわるシリコンバレー起業家の物語を、後半ではOKRフレームワークを紹介する。
OKR(Objective & Key Results)はインテルで始まったシステムで、これまでにグーグル、ジンガ、リンクトインなどが導入して迅速かつ継続的な成長を実現している。
従来型の目標管理MBO(Management By Objectives)の課題を克服する形で生まれた。MBOはチームや個人の目標が、会社や部門の目標と結びつかず、個人の目標達成が部門の求める課題解決に繋がらないことがしばしばあった。
OKRは3つの理念の -
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英語に触れる機会が少ないプログラミング初心者は、まず訳の分からない英文の並びに圧倒されてしまい苦手意識を持ちがちだと思うが、ふりがなを振ることでコードを読みやすくしよう!というのは新しい視点でとても良かった。
ProgateでJavascriptのコースを一通り終えているので、前半は復習という感じだった。
ただ、わからなくてもとにかく書いて理解を進めていたProgateとは異なり、一つ一つコードの読み方から解説が載っていることで、改めてじっくり意味を確認できたと思う。
エラーメッセージは普段Google検索で解決しているが、読み解き方の解説が載っているのは、この本から入る人には親切な作りだな -
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ネタバレ震災支援にかかわっていたこともつゆ知らず、
プロフェッショナルに出ていたことも知らず。
何も知らない中に読んだ1冊です。
彼は、だれもがうらやむほどの
職場にいて、大きなプロジェクトにも
参加していたものの、それを手放しました。
その理由も驚きの「飽きが来たから」
確かに、身分が保証されても飽きが来るようじゃ
面白くはありませんね。
そして、新たなところでのスタートのさなかでの
被災。(たまたま仙台にいたと聞きます)
彼が行った復興に向けたプロジェクトは
彼の座右の銘である
タイトルがなければだれもやらなかったことでしょう。
特に、ガイガーカウンター関連は
なかなか見ることができないので -
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ネタバレ非常に参考になった。
前提として、自分が今いる業界がIT業界ということもあるかと思うが、
以下の3点が特に自分の頭の中が整理されて気持ちよかった。
1.ソーシャルDRM
2.ネット時代のメディア戦略
3.スキームを変える
これ以外にも感銘を受ける内容が盛りだくさんでした。
ブログの記事を再編されたということでしたが、書籍(紙の質感、読み進め、しおりを入れる感覚)にされたからこその目で読む以外に手で読むことのリアルな良さも相まって、文章が上手に整理され付加価値は十分にあったと思います。
非常に論理的かつ感情的(なんだか矛盾するようですが、ある意味人間らしい)な表現の両面で書かれて -