及川卓也のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレこのような系統の本を読んだことがない人にとっては、入門として入るにはよいのかもしれないと思いました。
ただ、ページ数が多かったりするので初学者とかは興味があるところから読みだしてもよいと思います。
他の書籍で読んだことがあるような内容が多いなという印象でしたが、何度も繰り返し訴えることが本書でいう"手の内化"には重要なのかなという考え方に至りました。
1.本書の要点、著者の主張、印象に残ったキーワード
私は著者の主張を以下のように読み取った。
- 「日本企業がバブル崩壊後の失われた30年と呼ばれる時代に、他国と比較して経済的に優位に立てなかったのは、ソフトウェアとビ -
Posted by ブクログ
プロダクトマネージャーの実態理解
日常業務の理解手段
「A Day in the Life of Product Manager」などのキーワードでYouTube検索をすることで、各社のPMの一日を知ることができる。
また、noteなどで「プロダクトマネージャーの1日」と検索するだけでも、多くの体験談や記事が見つかる。
未経験からPMになるための考え方
自分の武器を明確にする
未経験でPM職に就くには、自身の職歴や性格から「どういう点で即戦力になれるのか」を具体的に伝えることが重要。
これは選考の際に非常に大きな説得材料となる。
キャリアの動機を言語化する
現職を辞めたい理由、転職で得たい -
-
Posted by ブクログ
■GO株式会社プロダクト責任者黒澤隆由
BtoCプロダクトは、BtoBプロダクトと比較してスイッチングコストが低く、他社プロダクトと併用されやすいという特徴があるため、しっかり自社プロダクトの強みをつくっていくことが何よりも重要です。その難易度は非常に高いのですが、ここがBtoCのプロダクト開発においてもっとも汗をかかないといけない部分であり、ここから逃げてしまってはだめです。
ユーザーの満足感を満たすうえでは、細かな使い勝手のよさやデザインなどのつくりこみがとても重要であることは事実ですし、細かな改善の方が短期間・低コストで実現できて結果もすぐ見えます。だからこそ往々にしてそういう開発ば -
-
-
-
Posted by ブクログ
プロダクトマネージャーの仕事に必要な領域はビジネス、UX、テクノロジーの3つである。ビジネスはプロダクトが市場でユーザーを獲得し、収益を上げることができるかを判断する領域。UXはユーザーが本当に求めているものを発見し、使われる形で提供するための領域。テクノロジーはその実現可能性を判断する領域である。
■プロダクトマネージャーに必要なスキル
・計画力
・実行力
・仮説検証力
・リスク管理力
・チーム構築力
・発想力
■North Star Metric
①NSMの改善がユーザー体験の向上とリンクしている
②ユーザーがプロダクトにどのくらい定着しているかを示す
③NSMを目指すことでx軸に時 -
Posted by ブクログ
私には難しかった。
ソフトウェアの会社で働いているがプログラミングの知識は素人、しかしプログラミングのテストや仕様書作成などの仕事をしているので何かの助けになればと手に取った。
途中までは読みながら頭で整理しつつ読み進めたが、気づいたら何だかよく分からなくなり、結局すっきりしないまま本を閉じた。
索引があったら良かったかも。
ソフトウェアやプログラミングは日に日にアップデートされ、エクセルさえ使えればいいよと言われた時代は古代のよう。
何が分からないのか、何を学べばいいのか、実体があるようなないような、ふんわりモヤモヤした状態が続いている。
様々なものが自動化され、小学校からプログラミン -
-
Posted by ブクログ
伝統的な製造業でのデジタライゼーションをどうするか、という視点で学べるところがないかという気持ちで読んだ。
結論としては、ソフトウェアを内製化する組織体を作れ、それを支持する人を増やせ、ということになるのだろうが、ではソフトウェアに何ができるのか、何をソフトウェアで実現するのか、という部分は、当たり前だけど個々の現場によって異なる。
現実の問題をどのようにデジタル、ソフトウェアでより良くしていくことが可能なのか?という問いに対しての答えがある程度見通せないことには人を雇って内製化して、などというステップには進むことはできない。
検品のための画像処理のような個別の分野はわかりやすい例としては -
Posted by ブクログ
OKRのストーリーと解説の本
ストーリ仕立てのビジネス本は海外が主流かな。イメージしやすくて良い。短いけどもとがシンプルなのでしょうがない
objective:成し遂げたいこと、 key results:できたか判断するための指標
達成できない理由①ゴールの優先順位がない②ゴールを伝えてない③プランがない④時間を用意しない⑤再挑戦しない
難しいが不可能ではないKRを作る
①今週の優先事項:やるべき仕事を3,4個
②今後4週間:周囲に知らせるべき予定
③OKR自信度状況:自信度50%からの変化
④健康健全性指標:結果達成の間に守りたいもの -
Posted by ブクログ
これはプロダクトチームのメンバーとなる人の必読書。
勉強になった。
最善を尽くしたにもかかわらず、あるチームメンバーについて、成功への道筋がイメージできなくなることがある。この段階に達したら、決然と行動するのが重要である。
多くのマネジャーにとっては、この原則が最も実践しづらい。コーチングとは人を育てることなので、必然的に問題点を成長の機会として見ることになる。それ以上に、部下に仕事ができていないと伝えるのは、精神的に最もきつい会話の1つだ。いっそのこと、目を背けてサボったほうが気が楽だろう。
しかしそうすると、マネジャーも、チームも、本人も傷つく。まず、マネジャーは他の人を犠牲にして -
Posted by ブクログ
前半はある企業でベンチャー企業を導入した際の様子が小説式で書かれている。
後半はOKRそのものの解説だ。
「Measure What Matters」も各企業のOKR例を出してくれていたが、本書は1社のみ。
しかも架空のベンチャー企業を題材としていた。
そういう意味では、「Measure What Matters」の方が現実的だし、説得力があった。
一方で、架空のベンチャー企業の物語は、それはそれでアリかもしれない。
おそらく数々の企業のエピソードを総合して物語として完結させたのだろう。
このとあるベンチャー企業の起業の様子が、違和感なく想像できたのだ。
本当に会社を運営していくのは大変だ。
-