豊田巧のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
駅舎をこのままコテージにした宿が舞台のお話なんて、なんだか面白そうだなーと思って読んでみたら、思った以上だった!
北海道住みなので(しかもこの舞台に近い)地名も土地の広さももちろん知ってるからこその面白さももちろんあるとは思うけれど、風景が浮かぶような描写には、これは道外の方でも十分楽しめるのでは。
突然コテージのオーナーになった美月ちゃんの、なんとも無計画な北海道移住、道内での移動にも思わず笑ってしまうし、作中の「北海道をナメてんな」に大きく頷いた。いやほんとに。北海道はでっかいんだぜ。
コテージに来たお客さんとのエピソードはいくつかに分かれているので、このシリーズのこの後のお話もそんな -
Posted by ブクログ
時は1987年3月31日、国鉄民営化の前日、
つまり国鉄最後の日のカウントダウンを
詰め所で各々複雑な気持ちでテレビを見ていた
保線区の人たちが突然、信長のいる戦国時代に
タイムスリップしてしまった。
「戦国自衛隊」は戦国武将たちと一緒に戦うんだけど、
信長鉄道の主人公たちは国鉄マン。
戦うことはできないから、線路を敷いて
信長軍の後方支援にあたって勝利に導く。
タイムスリップ物って戦国時代のしかも信長との関わりの話が多いね。
過去にタイムスリップしたら、未来に影響を与えることをしてはいけない。
でも、結果さえ同じなら桶狭間まで鉄道を敷いたっていいよね。
とにかく信長に勝ってもらわなきゃ困るっ