豊田巧のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
離婚した父に憧れて警察官になった主人公だが
配属先は鉄道警察隊。
鉄道の人はお客様に触ってはいけない、というのに驚きです。
という事は、揺り起こしたり担いでいる人は
確実に警察、という事に。
そこに配属されたわけなので、事件はスリか痴漢が多数?
平和なのが一番ですが、確かに職業としては
何かないと~と思ってしまうやも。
ここからここまでがこの話、というわけではないので
漠然と話が繋がっています。
最終的には風呂敷が畳まれていくので、あの会話はここで、と
思い出しながら読む事ができました。
最後の、離婚した父親。
なんかこう…もじもじ感がほっこりします。 -
Posted by ブクログ
大作を読み終えたので、ちょっと軽めの本をと思い店頭で手に取った本。
警察モノとはいえ、ちょっと異色の鉄道警察隊のお話。
主人公北見の勤務先が新宿分駐所となるので、文中に出てくるホームや改札の様子が思い浮かべられて、その点も楽しめた。
とはいえ、そんな隅々まで覚えているわけではないので、六さんの出入りしている場所など、今度新宿へ行ったら見てみようかと思う。
新幹線や中央線への警乗のお話もなるほどと面白かった。けど、自分が利用しているときに出会ったことはないような気がする。
そんな頻繁にそんなことがあっても問題ですけど。
鉄警隊は「異常なし」が何より。ほんとは普通の警察署も異常なしが何よりだけど、 -
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