菱沢九月のレビュー一覧
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購入済み
知られたくて損をしてた
最近九月先生を知り何冊かまとめ買いしてみた、一番よかった
その一冊を読んでかなり好みの作風なのがわかった
生きがいであり全てだったバスケが出来なくなった高校生×ちょっと普通とは違う人と関われず孤独に生きているサラリーマン
お互い必要な人だった
お互いに相手のことを想い怒る、胸が痛くなるくらい好き
ナツさんのちょっと初で可愛いところ好きです
佐倉の素直でまっすぐでやさしいところ好きです
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購入済み
なんかいい
さくやも高澤さんも相手のことが好き、愛しているけど
上手く伝えられなくて一人もやもや考え過ぎて
もう少しでダメにしそうだった
とてもお互いを大事に想う気持ちが書かれていてよかった
高澤さんがフリーになっても一緒に仕事をしていて欲しい -
購入済み
初読み
初読みの作家さん
前半は、はっきり言ってなかなかつまらなくて
実は途中で飽きる感じもありました
後半のエロ若社長石動さんが出てきてちょっと面白くなり
自分たちの抱えている不安感や寂寥感が良く書けていて
すごくよかった
ほかの作品も期待しちゃう
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購入済み
ほのぼの〜。
いやぁ、律イイ子だぁ!不器用で傷つきやすいくせに恋愛体質、幼少期のトラウマでか父親からの無償の愛情に似たものをどこかで求めてて、なのに安易に手を出す(出される?)から散々な経験ばかり。そんな律が出会った佐々原は大切なものを失うのが怖い半分「あっちの世界」にいってるちょっと危ない浮世離れ人。過去に訳ありで臆病とも言える2人がきっかけは体からだったものの徐々に惹かれてしまいすかっりハマっちゃう。いつの間にか自然に恋しちゃってて、葛藤があって落ち込んだり取り乱したり嘘っぽい大事件(笑)はなく淡々と進むんですが丁重な心理描写と展開にグイグイ引っ張られ先が気になってあれよあれよと読むのが止められなかった
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Posted by ブクログ
全3巻で、過不足なくふたりの関係を堪能できます。
カプ( 小説家×コックさんだけど訳あって家政夫 )
ストーリー(住み込みで働いていたレストランの店長で彼氏に夜逃げされたゲイが、ともだちの紹介で売れっ子小説家の家政夫として住み込みで働いてたら、小説のネタになるかな~、みたいな感じで抱かれちゃいます。)
オススメ度 (★★★★)
ハッピー?( YES )
肌 色 度 (★★★)
ふたりともトラウマ系でぐるぐるしてるので、お話に好き嫌いはあるかも。
にしても、BLの設定って、住所不定な受けさんの多いこと。
帰る家がない→付き合ってない攻め(ノンケの場合が多い)のうちに居候→犯る→らぶらぶ
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ネタバレ 購入済み
勝手に
ごめんなさい、この作者様、勝手に苦手意識を持っていましたが、この本は好きでした。
主人公の夏生の性格が好きだったんだと思います。
でも受けの高校生設定はどうなんでしょう?
こんな大人で出来た高校生いるの?って思いながら読んでました。 -
Posted by ブクログ
小説家は懺悔する、の3作目、完結編。
佐々原が有名な文学賞を取った。そのことで、佐々原と律の周りがにわかに騒がしくなる。
律はそれまで以上に自分が佐々原と合わないのではないか、と思ってしまう。そんな時、佐々原のデビュー時に支えてくれたという編集者・木崎が現れる。佐々原が今までの誰よりも懐いてる様子を見て、自分もその時代を知らなかった事が悲しいと思う。
そして木崎は律に対して恋愛感情があるといい、律も佐々原に対する気持ちとは違う部分で木崎が気になる。それは裏切りになるのではないのか?と思い悩み…。
最初の「〜懺悔する」の時は、トラウマを抱えた者
同士、二人だけで2人の世界に篭ってしまって閉 -
購入済み
うん、いい♡
過去の菱沢さん作品数作通しても本作はかなり良かった。生い立ち故か常に「終わり」を意識した楓目線で進むので終始恋する気持ちと平行した切ない諦め感にこちらもウルウル。何だかわかんないけど悲しい〜みたいな(笑)でもシミッタレた空気はなく控えめすぎる幸せってなんだろう的な楓の背中を押してあげたくなるよーなお話。若いのに鴻島が芯があるいい男で、うん、しっかり楓を幸せにしてくれるでしょう。なかなかお布団シーンも艶やかで再読間違いなしな一作。優しい気持ちにになれます。
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