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うん、いい♡
過去の菱沢さん作品数作通しても本作はかなり良かった。生い立ち故か常に「終わり」を意識した楓目線で進むので終始恋する気持ちと平行した切ない諦め感にこちらもウルウル。何だかわかんないけど悲しい〜みたいな(笑)でもシミッタレた空気はなく控えめすぎる幸せってなんだろう的な楓の背中を押してあげたくなるよーなお話。若いのに鴻島が芯があるいい男で、うん、しっかり楓を幸せにしてくれるでしょう。なかなかお布団シーンも艶やかで再読間違いなしな一作。優しい気持ちにになれます。
こういうのはあんまり
年下の大学生×年上の塾講師
お互い好きだから片思いだと思っていた
高校生のとき先輩と付き合うが好きだからじゃなかった
はじめて自分が好きになった人
はじめてだからこそ不安なんですよね
Posted by ブクログ
ゆっくりってそっちか!ゆっくり愛を育むか!と読み終わってから気づきましたw 主人公がたまのイン/アウトラインをウロウロしてて、危なかったですw 主人公の妹の菜桜が怒るのはもっともだと思う。
全体的にストーリーの流れも丁寧でゆっくり。はっとさせられる部分もあったりして面白かったです。なんか時々言葉が堅かったり、古さを感じるところがあったりしてなんとなくひっかかる部分があったりしましたけど、面白かった。
楓は27にしては老けすぎだなとw まあそれは過去の経験があって、自分で決めた枠を抜け出せなかったからだというのはわかるんですけど。という意味で、鴻島みたいな人に会えてよかったね!と思います。鴻島はなんかちょっとむずがゆくなりつつも一生懸命でかわいいなーと。辻先輩は最初から最後まで当て馬キャラである意味かわいそうでしたけどねw
Posted by ブクログ
塾講師の石田楓は、幼い頃に両親を亡くし、育ててくれた祖父母は他界し、唯一の肉親である妹は外国へ嫁いでしまっていて、広い自宅に一人暮らしをしていた。
そんな楓が唯一楽しみにしているものは、七つ年下の大学生、同じ塾にバイトで入っていて、今はカナダに留学している鴻島涼平からのメール。
カナダから送られてくる写真付きのメールは、楓の心を和ませてくれていた。
そんな涼平が留学してから一年。
予告もなく、涼平が帰って来た。
急に自宅を訪ねてきた涼平に、楓は戸惑いながらも嬉しく思っていた。
けれど、決して自分の気持ちを知られまいと考えている楓は、涼平に自分の気持ちを打ち明けずにいた。
そんな時、楓の元彼が楓の元を尋ねてきた。
そのことをきっかけに楓は涼平に「俺の彼氏になってください」と告白される。
楓は、告白されたことに喜びを感じるけれど、幼い頃に両親を失った経験を持つ楓は、「始まったものには、いつか必ず終わりがくる」とかたくなに信じていて、恋人同士になった喜びよりも終わりの予感に怯えていて――
という話でした。
万事において控えめな楓は、自分よりも他人の幸福を望んで生きてきた。
そして、一番の生きがいだった妹の結婚を期に、このままゆっくり閉じた世界で終わっていくのだと考えていた。
そんな楓が唯一自分から「ほしい」と「好きだ」と望んだ相手が涼平だった。
けれど、自分から望んでしまったが故に、不安ばかりが募る――という感じで。
ある意味、閉じた世界にいた楓が、開いた世界へ一歩踏み出す話でした。
愛することしか知らなかった楓が「愛されること」を知る話。
切なくて、胸がぎゅっとしますが、出てくる人みんながとっても優しいので、読み終わった後、とてもあったかい気持ちになれました。
優しい話です。
ただ、思ったよりも一冊が長いので注意してください。
長かった
なかなか長かった。
家庭環境から、始まりには終わりがあると諦めの様な楓が、恋をしていろいろ思い悩むお話です。
変化を恐れ、閉じた世界で生きて来た楓の葛藤や気持ちの変化がゆっくり描かれています。
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