鯛野ニッケのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
澄ました顔してる割には……
舞台は大学の研究室。生徒たち、先生も登場する理系のキャンパスライフ。
あとがきで作者様は理系ではなく友人に聞いたり調べたりしたとありますが、背景も雰囲気も器具なども研究室そのものでした。流石です(キム〇イプ痛い事件は面白いのでアリだと思います)!
攻めは嗅覚過敏な後輩。澄ました顔してる割には割と変態。受けは黙々と研究に没頭し続けてしまい気付けば一匹狼タイプ(狼っていうか儚い仔羊…)。
きっと受けは、彼に出会わなければ開花することはなかったんじゃないかと思います!すべての元凶は後輩くんです!
貸しを作りたくないからと、手伝いのお礼に身を差し出す(匂いを嗅がれる)ことになった先輩。そういうことにも疎かっただろうし、敏感肌だし、先輩後輩の間柄から少しずつ独占欲や嫉妬が芽生えてしまう後輩に戸惑っただろうし、嫌がらせ行為も続いたり…なのにマイペース。でも少しずつ雰囲気に飲まれて開花していくのがえっっっちです!!マイペースな分、開花してからが本当えっっっち!!!!
二人は心に鈍感だったり、恋に鈍感だったり。かなりもどかしい物語ではあるけど、そういう機敏を捉えつつ「匂いを嗅ぐ」だけの行為がとてもえっっっちに進展していくのでストーリー自体も読み応えがあるし、先輩開発物語としても超善きです!!
私はこの新装版しか知りませんが、ボリュームたっぷりで購入して良かったです。