篠原匡のレビュー一覧

  • 神山―――地域再生の教科書

    Posted by ブクログ

    ■What( 神山に通底している考え方・価値観は? )
    - 多様性を受け入れる
    - 「やったらええんちゃうん?」
    - 創造的過疎

    ■ Why( なぜそれが創発的な文化を生み出すのか? )
    - さまざまな背景を持った人が神山に集まる→予想外のコラボが起こる
    - 新しいことをおもしろがる→失敗のハードルを下げ、挑戦する文化を生み出す
    - 人口減を前提に、積極的に人口構成を変化させる→在りたい町を創っていく

    ■ How( 他地域でも真似できることは何か? )
    - 与件を受け入れる→地域にあるものをどう活かすかを考える
    - 「来る人」「来た人」を大事にする→排斥より共生を考える
    - 変わるマインド

    0
    2024年06月17日
  • 誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課

    Posted by ブクログ

    これだけ幅の広い活動が行政、民間 絡み合いながら出来るのか。10万人の都市というコンパクトさだからなのか。舌を巻きました。
    数年交代ではなく、魂が入って、じっくり腰を据えて取り組めている。座間市の人事ってどんな感じなのだろうな。

    0
    2022年11月28日
  • 誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課

    Posted by ブクログ

    都会だからできるというところもあるけど、志として持つべきものは共通だろう。まず、誰も断らないと覚悟することが大事。

    0
    2022年11月03日
  • 誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課

    Posted by ブクログ

    自分のしている地味な仕事にスポットライトを当ててくれた作品。私には、応援になった。
    違う世界の人はどう感じるのか知りたい。
    同じ仕事をしている人とは、感想を語り合いたい。
    本に出てくる方達と連携したいと強く感じた。

    0
    2022年09月17日
  • ヤフーとその仲間たちのすごい研修 リーダーをつくれ! 前代未聞の31人の冒険

    Posted by ブクログ

    本書は、日本が直面する大きな課題に向き合い、現場・現実・現物から学び活かそうという貪欲な実学者には、教訓溢れる生きた教材です。
    研修テクニックをまとめたビジネス書でもなく、事例集でもありません。プロセスと成果の両面から、何が人と組織のパフォーマンスを左右するのか、教訓や示唆に富む内容となっています。
    人材育成は、「重要だが緊急ではない」ため、あと回しにされがちですが、その人材育成の分野において第一線で活躍する人達が真っ向勝負した画期的な試みであり、普通に考えれば公開を躊躇する赤裸々な内容だけに、非常に貴重な活動記録になっています。

    新国立競技場のゴタゴタで明らかになったように、一民間企業の建

    0
    2015年08月04日
  • 神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

    Posted by ブクログ

    「移住・定住」の成功例として注目を浴びる徳島県神山町。
    いま、本業であるところの新聞記者として「人口減少」について取材していて、ヒントを得たいと購入した次第。
    といいますか、実は昨年、神山町のまちづくりでキーマンの大南信也さん(NPO法人グリーンバレー理事長)の講演を聞く機会に恵まれました。
    移住者支援や空き家の再生、アーティストの滞在支援、人材育成、道路清掃など、そのどれもが斬新かつユニークで、目からウロコが76枚も落ちました。
    本書は、特に若者がなぜ神山町に引き寄せられるのか、その秘密をグリーンバレーと移住者を通してひも解いており、大変に示唆に富んでいます。
    私は特に「移住者の逆指名」とい

    0
    2015年05月30日
  • 腹八分の資本主義―日本の未来はここにある!―

    Posted by ブクログ

    リーマンショックから1年。また懲りずに新たな金融商品が出たり高額報酬が話題になっていますが、この本の帯には「強欲よさらば」とあります。

    表題の「腹八分の資本主義」は第6章の伊那食品工業の例からきているもので、本の章建ては以下のようになっています。

    第1章 出生率2.04はどうして実現したのか
    第2章 「あるもの探し」で地域は活性化する
    第3章 林業が栄えれば水源も守れる
    第4章 超高収益を実現した障害者企業サムハル
    第5章 企業と農村の幸せな結婚
    第6章 腹八分の資本主義

    個人的に興味深い話だったのは、1章、2章、4章、6章でした。

    「お金をもうけて何が悪い」という発言も懐かしくなりま

    0
    2009年10月04日
  • 神山―――地域再生の教科書

    Posted by ブクログ

    登場人物の方々の熱量に涙腺が熱くなりっぱなしでした。ドラマよりもドラムだと感じる。地元が近い神山という地域に興味が湧きました。

    0
    2025年12月05日
  • 人生は選べる Choose Your Life 「ハッシャダイソーシャル」1500日の記録

    Posted by ブクログ

    地方でやさぐれたヤンキーを東京に連れてきて営業を叩き込むことで戦力化する、促成ビジネスを手掛けていた久世太亮はハッシャダイビジネスを手掛けている。ここでは、それと似て非なるNPOとしてのエンパワメントビジネスである「ハッシャダイソーシャル」を発案した勝山恵一(ヤンキーが彼女の妊娠を契機に営業で成功体験を積む)と三浦宗一郎(母子家庭で育ちトヨタで石の上にも6年後、自己実現のためにDMM社長に直談判して久世太亮と偶然の出会いをする)の生い立ち、3か月間のトレーニング「プロジェクト ゼンカイ」をサポートする教育関係者、TAの取り組みがオムニバス形式で語られる。基本的な教育訓練を受けずに育っても、熱意

    0
    2025年03月23日
  • 神山―――地域再生の教科書

    Posted by ブクログ

    地域再生の代表格として、神山町の名前はよく耳にするものの、詳細は知らなかったので、読むことにしました。
    率直にすごく刺激を受けた一冊となりました。
    神山町により興味を持つようになると同時に、神山町のように知名度はないものの、潜在能力の高い地域を探してみたいという気にもなりました。

    0
    2024年11月19日
  • 神山―――地域再生の教科書

    Posted by ブクログ

    子供がこの本で出ている高専に入りたいと行ったら喜んで送り出します♪受かるかどうかは別にして。

    私は田舎に住んでますが、こういう風に地域が盛り上がっていくとより良い街になっていくんだと思いました。大学や学校などが1番惹きつけますよね…
    ただ、ここに移住者が増えれば必然的に減る街もあるんだと感じてしまうなと…

    地域が活性化するために、色々取り組みを続けていくことは重要だと感じました。先ずは人を呼ぶための仕掛けが大変重要だと感じました。
    特にITやAIに関しては学んでいく必要あるなと。将来は単純作業などの減る仕事もあれば、AIなど活用して絶対に増えていく仕事もあると思いました。

    最後に神山に行

    0
    2023年10月21日
  • 誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課

    Posted by ブクログ

    「誰も断らない」
    決して無理をする訳ではなく、自分たちの限界を知っているからこそできる連携の形がある。
    こんな風に自然と周りが助けてくれるチームづくりができたらいいな。

    0
    2023年07月17日
  • 誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課

    Posted by ブクログ

    行政でここまでできるってすごい。
    私もなんだかんだで福祉に携わって8年くらいにはなるが、同じケースはひとつとない。行政も地域も医療も、それぞれの立ち位置で仕事したけど、掘れば掘るほど様々な事情で苦労している人がいて、その支援のために使える決まった制度なんてほんの僅か。多くはその制度の隙間を縫うように、なんとか組み合わせてそれらしくしているだけ。もどかしい思いもたくさんしたし、仕方ないと割り切らなければならないこともたくさんあった。自分の無力さに愕然とすることも多々ある。今も。常に。
    だけどそれは、組織、制度とはこういうものだから、と諦めから入っていた自分の甘さだったのかもしれないな、とこういう

    0
    2022年11月06日
  • 誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課

    Posted by ブクログ

    生活困窮者支援に徹底的に取り組む神奈川県座間市生活援護課の奮闘を追ったルポ。
    庁内外の連携をカギとする座間市生活援護課の取組は、福祉行政の一つのあるべき姿と感じた。ただ、福祉の磁石となるおそれや職員の負担は心配になった。具体的な支援事例が生き生きと描かれ、読み物としても面白かった。

    0
    2022年10月31日
  • 誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課

    Posted by ブクログ

    針小棒大とはこのこと。そんなに美しい世界ではない。生活保護や困窮者制度の世界は。
    この本を読んで勘違いして保護をやろうと意気込むと、精神的な大怪我をします。

    0
    2022年08月12日
  • 神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

    Posted by ブクログ

    過疎地の再生において、どういった「モノ」を作るかではなく、どんな「ヒト」が集まるかに着目していることが興味深い。モノやコトはいずれ流行りが過ぎて飽きが来るけど、おもしろい人が循環すれば新しいことはどれだけでも生まれるという考え方にはとても共感しました。

    0
    2020年12月05日
  • グローバル資本主義VSアメリカ人

    Posted by ブクログ

    まず、アメリカとメキシコ国境地帯の「壁」に纏わる話から始まる。アメリカ滞在中にロスから国境の街ティファナへドライブしたことがあるが、トランプになってから多方面で状況が激変している様だ。この地帯はよくメディアで取り上げられるが、本書ほど実態に迫ったルポは少ない。本書では、「壁」問題のほかに、ドラッグ、教育格差、自然エネルギー、銃規制、インディアン居留地、先端企業と落ちこぼれ、メガチャーチなどの多岐にわたる米国の問題点を扱っている。それぞれに新鮮な話題を掘り起こしていて秀逸なドキュメンタリーである。ほとんどの章の冒頭ページにQRコードがあり、それにより関連する動画を見ることができる。これは大変便利

    0
    2020年03月19日
  • 神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

    Posted by ブクログ

    <住み着く人々&企業>
     徳島の神山は一風変わった「田舎」として今注目を集めている。
     少子高齢化とそれに伴う地域の過疎化が進む中で、様々な移住者を集め、それをくい止めているから。
     一地方都市にクリエイターやビジネスパーソンが集まるのはなぜか。
     一つは、環境がアウトプットに及ぼす影響があげられるだろう。
     クリエイターなら作品、ビジネスパーソンなら生産性や創造的付加価値のさらなるクオリティを求められる。
     それをあげるのに神山という「場」が一役買っているのだ。

    <受け入れるためのソフトとハード>
     「場」を作り上げる要因として、他を排斥せず、しかし、流されることなく自身の軸を持って受け入

    0
    2018年12月22日
  • 神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

    Posted by ブクログ

    のアーティストの移住などで生まれ変わった町、徳島県神山町の話。「日本の田舎をステキに変える!」というミッションのもと、様々な仕掛けを編み出したNPOグリーンバレーの力と遊び心には驚かされた。グリーンバレーが行ってきたことは、何も突拍子も無く、無茶苦茶なことではなく、できることを積み上げてきた結果だという。「モノ」ではなく、「ひと」に焦点を当て続ける。こうすることで町での面白いことは連鎖的に起き続けるのだと。神山町に行ってHidden Libraryを見てみたいと思った。

    0
    2016年09月23日
  • 腹八分の資本主義―日本の未来はここにある!―

    Posted by ブクログ

    未来への貴重な提言と思います。
    お役所の方、農業関係者に読んでもらいたい。
    自分は何ができるかな?

    0
    2016年03月18日