神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

ビジネス・実用
1,650円 (税込)

8pt

IT(情報技術)ベンチャーの“移転ラッシュ”に沸く過疎地があります。それは、徳島県神山町。高齢化率46%と少子化と高齢化に苦しむ中山間地の典型のような地域ですが、これまでに9社のベンチャー企業がサテライトオフィスを開きました。ヤフーやグーグルなど大企業の社員が短期滞在で訪れることもしばしばで、空き家として放置されていた古民家が続々とオフィスに姿を変えています。
その動きはオフィスだけではありません。移住者の増加に伴って、店舗や施設のオープンが相次いでいます。ここ数年を見ても、パン屋やカフェ、歯医者、図書館などが地図上に姿を現しました。アーティストやエンジニアなどの移住も進んでおり、まさに町が生まれ変わっている印象です。
「21世紀の最先端は、東京でも上海でもシンガポールでもなく、神山にこそある」と、『里山資本主義』や『デフレの正体』を著した藻谷浩介氏が語るように、日本の未来が見える場所といってもいいでしょう。NHK「クローズアップ現代」やテレビ東京「日経スペシャル ガイアの夜明け」など、神山に着目するメディアも増えています。
神山には全国的に有名な観光スポットはありません。企業誘致に力を入れている自治体もいくつもあります。それなのに、なぜ神山に人々が集まるのでしょうか。本書は、その理由を様々な角度から明らかにしました。クリエイティブを生む場であり、新しい働き方の実験場であり、さらに人間再生の場でもある――。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    日経BP
  • タイトル
    :
    神山プロジェクト
  • タイトルID
    :
    256947
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年04月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    14MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

神山プロジェクト 未来の働き方を実験する のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「移住・定住」の成功例として注目を浴びる徳島県神山町。
    いま、本業であるところの新聞記者として「人口減少」について取材していて、ヒントを得たいと購入した次第。
    といいますか、実は昨年、神山町のまちづくりでキーマンの大南信也さん(NPO法人グリーンバレー理事長)の講演を聞く機会に恵まれました。
    移住者支援や空き家の再生、アーティストの滞在支援、人材育成、道路清掃など、そのどれもが斬新かつユニークで、目からウロコが76枚も落ちました。
    本書は、特に若者がなぜ神山町に引き寄せられるのか、その秘密をグリーンバレーと移住者を通してひも解いており、大変に示唆に富んでいます。
    私は特に「移住者の逆指名」という大南さんの発想に注目しました。
    過疎の町・神山町には仕事がないので、仕事を持っている職人さん、それも将来子どもを持つ可能性のある若者を優先することにしたのです。
    人口減少に悩むまちにとって、移住者は喉から手が出るほど欲しいですが、誰でもいいというわけではない。
    持続可能な地域をつくるために敢えて条件提示しているのですね。
    もちろん、「優先する」というだけで、条件に当てはまらない人は排除するというものではないことに留意する必要があります。
    実際、神山町には多くのクリエイティブな若者が住み着き、それがまちに刺激と活気を与えることにつながっています。
    たしかに人口約6千人のまちだからできるということもあるでしょう。
    ただ、そのエッセンスはどこのまちでも参考になると、あらためて感じました。
    要は、自分たちのまちのことは他人任せにせず自分たちで考え、そして何より行動するということ。
    そう、阿波弁の「やったらええんちゃう」の精神です。
    いい本だ。

    0
    2015年05月30日

    Posted by ブクログ

    過疎地の再生において、どういった「モノ」を作るかではなく、どんな「ヒト」が集まるかに着目していることが興味深い。モノやコトはいずれ流行りが過ぎて飽きが来るけど、おもしろい人が循環すれば新しいことはどれだけでも生まれるという考え方にはとても共感しました。

    0
    2020年12月05日

    Posted by ブクログ

    <住み着く人々&企業>
     徳島の神山は一風変わった「田舎」として今注目を集めている。
     少子高齢化とそれに伴う地域の過疎化が進む中で、様々な移住者を集め、それをくい止めているから。
     一地方都市にクリエイターやビジネスパーソンが集まるのはなぜか。
     一つは、環境がアウトプットに及ぼす影響があげられるだろう。
     クリエイターなら作品、ビジネスパーソンなら生産性や創造的付加価値のさらなるクオリティを求められる。
     それをあげるのに神山という「場」が一役買っているのだ。

    <受け入れるためのソフトとハード>
     「場」を作り上げる要因として、他を排斥せず、しかし、流されることなく自身の軸を持って受け入れる神山の元来の風土、があげられる。
     さらには、生活費の安さ、魅力的な古民家が多数残っていること、そして徳島はITインフラが非常に整っており(全国一)これが、情報関連企業のローカルオフィスにとっては非常に魅力的である。

    <日本の未来>
     少子高齢化が進み、多くの地方都市が限界集落と化していく。
     それをくい止めるためには、クリエイティブな人間の集積が重要である、との神山の結論は、今後の日本の一つのモデルケースとして成り立つだろう。

    <感想>
     近未来、情報化社会がさらに進めば、距離は関係なくなるが、どういう「場」に住むが重要になる、という考えがある。
     単に利便性の高い大都市に住めばことたれり、という考えはまだまだ強固だが少しづつ崩壊していくのかもしれない。
     そのかわりとして魅力的な「場」を持つ田舎の台頭、というのはそれこそ魅力的ではあるが、いままでの保守的な傾向を覆していくのには難渋するだろう。
     でもそれができないと、本当に消滅しか残っていない気もする。

    0
    2018年12月22日

    Posted by ブクログ

    のアーティストの移住などで生まれ変わった町、徳島県神山町の話。「日本の田舎をステキに変える!」というミッションのもと、様々な仕掛けを編み出したNPOグリーンバレーの力と遊び心には驚かされた。グリーンバレーが行ってきたことは、何も突拍子も無く、無茶苦茶なことではなく、できることを積み上げてきた結果だという。「モノ」ではなく、「ひと」に焦点を当て続ける。こうすることで町での面白いことは連鎖的に起き続けるのだと。神山町に行ってHidden Libraryを見てみたいと思った。

    0
    2016年09月23日

    Posted by ブクログ

    移住者が続々と増えている、創造的過疎の町、神山。そして、その神山で、何でも面白がって肩の力が抜けて活動をしているNPOグリーンバレー。
    光ファイバーが整備され、サテライトオフィスの誘致に成功した事例という、シャープなイメージの裏に、人を受け入れる姿勢をコツコツと数十年も続けてきた理事長の大南さんの、町への愛情や情熱が伝わってきた。

    0
    2015年03月08日

    Posted by ブクログ

    文章的には、あまり出来がよくないと感じた。
    本の構成や紙質(厚すぎる)が気になって読みづらく感じた。

    内容に関しては、きっと面白い地域なんだろうなと思う。
    サテライトオフィスは糸魚川でも実現されたらいいなと思う。

    最後はやはり人。

    0
    2014年08月31日

    Posted by ブクログ

    カフェオニヴァの長谷川さんが移住した経緯をはじめ、もともと別の地域で出会って今は神山町で活躍している皆さんの想いや頑張りを知ることができて、よい一冊だった。Hidden Libraryやソノリテ(NPOのバックオフィス)も気になる。

    0
    2014年08月21日

    Posted by ブクログ

    未来の働き方を実験する
    って、あるけど
    もしかしたら高度成長期・前の日本にあった
    一億総事業主の進化系かもしれない。

    ナリワイ系とも通じるのか?
    来月、視察に行くんで確認しまっす。

    0
    2014年06月19日

    Posted by ブクログ

    20140511 利益とか効率、生産性といった事と人がやる気になることとは関係無いという事が分かる。政策を考える人の志によってどちらにも転んでしまう。結局は楽しめるかどうかだと思うが楽しむ事にはいろいろ大変なことも多い。諦めないことも大事なのでは、というような事を考えさせられた。

    0
    2014年05月12日

    Posted by ブクログ

    原動力となっているNPOグリーンバレーについて。
     その正確をひとことで語れば、「オープン&リベラル」だろうか。何事も否定から入らず、とにかく動き、面白いことをかぶせていく。いったん何か始めれば、ネガティブなことは言わず、できる方法をトコトン考える。一方で、他人に何か強制することはなく、メンバーや参加者の自主性に任せて押し付けない。合言葉は「やったらええんちゃう」(まえがきより)

    0
    2014年04月08日

神山プロジェクト 未来の働き方を実験する の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    日経BP
  • タイトル
    :
    神山プロジェクト
  • タイトルID
    :
    256947
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年04月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    14MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

篠原匡 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す