篠原匡のレビュー一覧

  • ヤフーとその仲間たちのすごい研修 リーダーをつくれ! 前代未聞の31人の冒険

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    リーダーを養成する研修とは、どのようなものなのか?
    ヤフーを中心として、アサヒビール、日本郵政、インテリジェンス、美瑛町などのメンバーがあつまり、半年かけて取り組んだ実話。

    社外の人材と揉まれ、実務に追われながら、この企画に参加するのは大変だったのは、よくわかります。

    また、ゴール設定や事務局運営の難しさも、並みのレベルの研修とは違い、「すごい研修」だったのは想像できます。

    多様性を知りながら、チームを作り、課題解決を目指す、という前提の中で、参加者の頑張りや苦労も理解できました。実名で書かれることへの抵抗感もあったでしょう。

    このレベルの研修に参加してみたくなりました。

    また、フィ

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    2015年12月29日
  • ヤフーとその仲間たちのすごい研修 リーダーをつくれ! 前代未聞の31人の冒険

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    表紙のタイトルには、ヤフーが大きく表示されているが、インテリジェンス、日本郵便、アサヒビール、電通北海道と美瑛町がいっしょになって、進める研修の話。 美瑛町をよくするプロジェクト提案だが、会社の違う人たちとのコミュニケーション、仕事の合間をぬいながら行う研修はさぞつらかったと思う。

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    2015年08月28日
  • 神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

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    移住者が続々と増えている、創造的過疎の町、神山。そして、その神山で、何でも面白がって肩の力が抜けて活動をしているNPOグリーンバレー。
    光ファイバーが整備され、サテライトオフィスの誘致に成功した事例という、シャープなイメージの裏に、人を受け入れる姿勢をコツコツと数十年も続けてきた理事長の大南さんの、町への愛情や情熱が伝わってきた。

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    2015年03月08日
  • 神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

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    文章的には、あまり出来がよくないと感じた。
    本の構成や紙質(厚すぎる)が気になって読みづらく感じた。

    内容に関しては、きっと面白い地域なんだろうなと思う。
    サテライトオフィスは糸魚川でも実現されたらいいなと思う。

    最後はやはり人。

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    2014年08月31日
  • 神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

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    カフェオニヴァの長谷川さんが移住した経緯をはじめ、もともと別の地域で出会って今は神山町で活躍している皆さんの想いや頑張りを知ることができて、よい一冊だった。Hidden Libraryやソノリテ(NPOのバックオフィス)も気になる。

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    2014年08月21日
  • 神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

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    未来の働き方を実験する
    って、あるけど
    もしかしたら高度成長期・前の日本にあった
    一億総事業主の進化系かもしれない。

    ナリワイ系とも通じるのか?
    来月、視察に行くんで確認しまっす。

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    2014年06月19日
  • 神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

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    20140511 利益とか効率、生産性といった事と人がやる気になることとは関係無いという事が分かる。政策を考える人の志によってどちらにも転んでしまう。結局は楽しめるかどうかだと思うが楽しむ事にはいろいろ大変なことも多い。諦めないことも大事なのでは、というような事を考えさせられた。

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    2014年05月12日
  • 神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

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    原動力となっているNPOグリーンバレーについて。
     その正確をひとことで語れば、「オープン&リベラル」だろうか。何事も否定から入らず、とにかく動き、面白いことをかぶせていく。いったん何か始めれば、ネガティブなことは言わず、できる方法をトコトン考える。一方で、他人に何か強制することはなく、メンバーや参加者の自主性に任せて押し付けない。合言葉は「やったらええんちゃう」(まえがきより)

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    2014年04月08日
  • 腹八分の資本主義―日本の未来はここにある!―

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    ○ 自治体がどこまでやるべきか線引きをする、住民の要望にけじめをつける
    ○ ないものを求めて悲観しても前には進めない。都会と同じものを求めても仕方ない。だから身の回りにころがっている魅力あるものを見つけ、組み合わせる
    ○ 地域社会全体のために山・川・海という資源を守る責任、住民全体で自覚してその保護に取り組む
    ○ 企業と農家が手を組んでそれぞれの強みを活かし、高収益組織に生まれ変わる。これまででは考えられなかったコラボレーション

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    2010年09月30日
  • 腹八分の資本主義―日本の未来はここにある!―

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    ・国の補助金を利用しない
     →補助金は用途が細かく定められているため利用しづらい
    ・行政がすべてやってくれる,という幻想を取り除かせる
    ・障害者を働かせたほうが税金の使用が抑えられる
     -合理的判断
     -スウェーデン サムハル
    ・ゆるやかな成長を目指す
    ・ブームにはあえて乗らない

    経済成長=悪という話かと思ったら,結局知恵やアイディアを出して新産業,新形態を生み出した企業が元気に成長しますよ,というお話.

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    2009年11月07日
  • 腹八分の資本主義―日本の未来はここにある!―

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    さて、政権交代でいろいろと考えることが多くなってきたのと、読書会の発表の参考とするべく、読んでみました。


    出生率2.04を記録した子作り・子育てにやさしい下条村(長野県)、
    「あるもの探し」から生まれた「鍋合戦」で地域活性化した宮崎県児湯郡、
    高収益の障害者企業サムハル(スウェーデン)、
    社員と地域の幸せのための会社存続を追求する伊那食品工業(長野県)

    などの6つの事例を元にこの国はどこに向かうべきなのかを探る、といった趣旨の内容です。

    その事例で実際に取り組んでる人に近い目線で書かれているので、イメージもわきやすくわかりやすかったです。会社やまち、社会のあり方なんかに興味

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    2009年10月07日
  • 誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課

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    神奈川県座間市の市役所の生活保護課自立サポート担当らの取り組みを描く
    豊かな社会かと思いきや、いま日本は貯蓄を持たない世帯が30パーセントを超えると言われており、貧困層が拡大している。仮にこのまま続いていくと、貧困層が50パーセントを超え、見事な途上国、貧困国になるという。
    ついにこんな時代になったんだという実感。

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    2025年02月02日
  • 誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課

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    弱者のための社会福祉を支える、市役所職員さんの静かなる闘争と、そして必死に生きる市民達の思いやそこに至る経緯がぎゅっと詰まったドキュメンタリーのような作品。公の機関では本当にいろんな事情の人を相手する。その大変さに脱帽だし、わたしもちょうど生活保護を考えて自分の自治体の窓口に電話したけど、とても優しくて、心がすこしおだやかになった。いろんな話を聞いて、どんな人にもやさしく、本当に公的援助が必要か、必要ならどんな援助が必要かを判断しつつ、傾聴するのは対応をするのは大変だろうに、真摯に話を聞いてくれた。ドラマ「マザー」で冷たくあしらわれるイメージだった生活保護の現場のイメージを大きく変え、市民のた

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    2024年03月06日
  • 誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課

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    星は3つとしたけれど、とても良い本なのは間違いない
    これだけ分断と格差が広がったこの国(言いたいことは山ほどあるけどあえて言いません)に公助が存在する事を改めて認識し、それが精神的な支えになることで救われる人がどれだけいるのだろうと想像するだけでも泣けてくる

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    2022年09月28日
  • 神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

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    徳島県神山町の集落での生活
    一人一人の生い立ちや暮らし始める経緯を掘り下げ
    集落の方向性や将来を考えることができる
    これからの日本での将来の生活を考える上で非常に興味深い

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    2018年11月23日
  • ヤフーとその仲間たちのすごい研修 リーダーをつくれ! 前代未聞の31人の冒険

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    どんなに忙しくても
    「本当に優れたリーダーというのは、あれかこれかなんてことは考えずに、すべてに全力投球するんだよ」
    「限られた期間内に、すべてのことをやる以外ないんですよ。甘えるなという話」という言葉は、やる気を貰った。

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    2016年10月18日
  • 神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

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    人を循環させる仕組み
    5人のコアメンバーがいればなんでもできる。

    プロジェクトのきっかけに国際交流や公共施設のアドプトプログラムがあったのは興味深い。

    道路を綺麗にするとまちから人がいなくなるという体験や、人口減少に対して、緩やかに縮むために年間5世帯が入居目標などは、縮退する都市を考えていく上で重要な視点。

    勇気がでるし、魅力的な話だけど、現場を見てみないとわからないかな。

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    2014年12月18日
  • 神山プロジェクト 未来の働き方を実験する

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    神山町のいろいろな取り組みとそのような状況にいたるまでの紹介。
    人の存在が大きいということを改めて認識した。

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    2014年05月01日
  • 腹八分の資本主義―日本の未来はここにある!―

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    ◎川南町で始まった鍋合戦は、行政の財政支援をほとんど受けなかった。秋の陣ではポスター制作やバスの運行のために宮崎県から補助を受けたものの、わずか20万円。


    ◎こんかいの鍋合戦は住民同士が膝をつき合わせ、考え抜いた結果。住民が自発的に動いた成果。コンテンツは足元にある。それを磨くのは、外部のコンサルタントではなく、住民。楽しく前向きでいれば、外からも人は集まってくる。


    ◎日本の地方は疲弊している。財源が枯渇し、借金にまみれた自治体は何のて立ても打てない。だが、「予算を増やせ」と国に叫んだところでカネがもらえる時代ではない。新幹線や高速道路を通せば無条件に発展するわけではないのも自明であろ

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    2010年12月26日