星野リリィのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ファビュラスマックスなクライマックス。
……すみません、勢いで言ってみただけです。
アニメに忠実なせいか、若干分かり難い箇所がいくつかあったのが惜しいと言えば惜しいかも。アニメ自体が大概比喩が多く、「どういうことなんだろう」と思いながら見ていましたが、小説版でも100%納得・理解できたかと言われれば自分は微妙でした。自分の読解力に問題がある分は差し引いても、書き手の意図を汲み取る力が要ると言えば要るかも。というか、むしろ小説から入った人がどう思うのか興味がある。笑
が、それはこの作品の魅力でもあるので、必ずしもマイナスの要素ではないことを断っておきたいです。本当に面白かった。ちなみに自分は兄貴の冠葉にやや感情移入しながら読んでいました。悪いと分かっていてもダークサイドに堕ちるキャラクターとは、何故こんなにも格好良く映るのか……!(ただの厨二)
なお例の呪文「運命の果実を一緒に食べよう」は、死ぬまでに一度は言いたい。むしろ言わずに死ねるかっ!
シビレるねえ……。
あと、表紙の格好良さは異常。まさにファビュラスマックス!(言いたいだけ)
このレビューを見てくれた人には、できればアニメも見て欲しいと思います。本当に素晴らしい出来なので。勿論いきなり小説から入ってくれてもそれはそれで興味あるのですが!笑
というわけで――「生存戦略、しましょうか」 -
Posted by ブクログ
明治時代を舞台にした異種共存物語。
軍人と妖怪それぞれの共闘による悪党対峙の活劇を描いた作品ながら、伝奇バトルもの的な要素は比較的薄く、主軸は軍人青年と半妖怪の娘達の恋愛に置かれる。
作中で登場する妖怪・半妖怪達は被差別者的文脈の暗喩にやんわりと乗せられ、文明開化後の日本の中で彼女らが忌避され淘汰されていく様と、それによる人間社会との亀裂を繊細なタッチで描いていく。
物語自体はそれほど重くはなく、あくまで男女キャラクター達の掛け合いを中心に進むのと、カップリングが冒頭時点で成立し、その先の分かち合いを主眼に描いた点が特徴。
女性向けながら男性も許容するタッチも含め、比較的読みやすい作品だった。