中島みゆきのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
毎日新聞戦中写真アーカイブプロジェクトから、
動物が写っている写真をあつめている。
白黒のままのものもあるが、
多くが、Aiでカラー化されている。
また、戦中写真を
最近流行り?というか、かなり技術が進んでいる
動画生成Aiで動く画像も作成されているらしい。
着色だけでなく、色々と弄ってそうなので、
かなり作為の入りそうで、聞くだけでゾッとするが、
かなり着色の違和感がある画像もあれば、ないのもある。
当時の時代考証の上に着色されているとはいえ、
正解は失われているので、Aiとそのプログラムを使った人の
”色”を見ているかと思うと、少し違うように感じられてならない。
好みの問題かもしれないが、
軍馬や軍犬を愛し、敬う人々が感じられ、
共に戦う仲間として遇されていたのがわかる。
年に1度は靖国神社にお参りをし、
軍用動物慰霊碑にも参拝しているというのもあり
特に軍馬と軍犬の写真はとても心に感じるものがあった。
まあ、その他
当初の固有種保護とかの観念がゼロだった昭和初期なので
オオフウチョウの雑な剥製をいっぱい持ってたりとか
モズの巣をとってきて、中の雛を手に持ってるとか
(食べるんか?)
やばい写真もあって、現代感覚でちょとドキドキはするが
よく考えたら、この写真の人々と
あんまり歳がかわらんお年寄りと普段仕事しているので、
ああ、この感覚かな、と
思ったりもする。本当に意識をアプデしてほしい。
と、なぜか現世のことを思いながら
読んだのだった。 -
Posted by ブクログ
BSテレ東の「あの本、読みました?」の中で、谷川俊太郎さんの特集が取り上げられているのを見て、本作を手に取った。
本作の中で、谷川さんの語る、中島さんの楽曲「うらみ・ます」への考察はとても興味深い。この曲を聴いたことのある人ならば、谷川さんと一緒にその深みへと嵌ってしまう感覚になるだろう。
中島さんの詞と、谷川さんの詩を、交互に声に出して読んでみると実に気持ちがいい。言葉のもつ力が直接身体に伝わってくる。中島さんの方はメロディが浮かんでくるものがあるのは当然だが、谷川さんの方もなんだか歌のように聴こえてくるから不思議だ。
二人の42年前の対談では、お互いに独特な世界観を持っているからか、話があまり噛み合っていないように感じたが、そこから42年後の今は、二人とも何やらもういい歳になって、特に「魂」の話で意気投合するのが微笑ましかった。
何かを無条件に受け入れることはすごく大事。諦めるとは「明らむ」。何かを明らかにすること。何かを諦めることで世界がより正確に見える…という谷川さんの言葉が胸に残る。