あらすじ
「雪は天から送られた手紙である」この言葉からの啓示をうけて制作、上演された、中島みゆき11回目の「夜会」を13編の歌詞と50編の詩で完全に再現した、著者初のオールカラー詩詞集! (本書はカラーの大型端末で閲覧いただくのに最適な内容になっております。)
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Posted by ブクログ
雪は空からの手紙。雪が全てを包み込む物語。雪原で、湿原で、あの人を待ちながら。人の心の営みはこんなにも深く、こんなにも輪郭があり。そのくせこんなにもちっぽけで、こんなにも不確かで。
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【目次】
第一幕 GLASSHOUSE・夏
第一場 到着
1 いない私
騙りの庭
2 新品の眺め
3 片袖のない着物
4 傷
5 おかえり
第二場 花に覆われた湿原
6 能書き
7 新品のスーツを着た男
8 谷地眼
9 計画
10湿原であります
11朱色の花を抱きしめて
朱色の花を抱きしめて
12花暖房
第三場 犯罪
13一生と一日
14狂言日誌
朱を奪う紫
15 野守草
16ためになる恋
17獲物とった
第四場 風の夜
18ティーンエイジャーだった頃
19陽時計・月時計
陽紡ぎ唄
20火をかざせ
21手を出すな
22ひとりぽっちの闘い
23爪
疑えばきりがない
24さぐり
25虫
第二幕 GLASSHOUSE・冬
第一場 吹雪
26雪の粒はいくつ
27古い帽子
ツンドラ・バード
28白銀霜髪
29白闇
第二場 白都
30白都より
31田舎のネズミ
街路樹
32轍
33作業灯
第三場 病
34ひとりぽっちの闘い
35氷河零時
36氷室守
37遠近法氷脈
38足の下に何かがあるので
39地下から陽時計を見上げれば
40ヤコブの梯子
41成就
第四場 愛人
42ずっと待ってたのに
43CAP
天使の階段
第五場 凍原へ
記憶
44空からアスピリン何を待っているの
45祝福
46越境者
47敵
六花
48帳簿
49地吹雪を御存じない
第六場 迷子
粉雪は忘れ薬
50凍原楼閣