寺脇研のレビュー一覧

  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    文部科学省のことがよくわかる。教育の流れ全体を批判する時「文科は分かってない」という言葉がSNSに出てくるが、もっと深い構造を学べる1冊。
    2013年出版。2006年まで文科省勤務の著者による1冊。その辺は注意が必要。

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    2026年01月05日
  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    文部科学省-「三流官庁」の知られざる素顔。寺脇研先生の著書。文部科学省の不祥事が続いていることをきっかけに読みました。文部科学省は「三流官庁」と呼ばれているという自覚が文部科学省職員や文部科学省関係者にあるからこそ、組織の一部の人間が嫉妬やコンプレックスから不適切な形で権限を振りかざす、傲慢な言動をする、高飛車な態度をとる、それが一般社会から見ると非常識で理解不能な不祥事の発生につながる。もしかしたらそういう面があるのではと邪推してしまいました。

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    2018年08月09日
  • 「フクシマ以後」の生き方は若者に聞け

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    自分はギリギリゆとり教育の手前の世代で、しかもそれ以前の教育体制の中ではいわゆる「エリート」に属していたこともあって、ゆとり教育に関してはアンチでした。しかし、最近になって「ゆとり世代」と活動することが増えて行く中で、彼らの柔軟さや、できない子を切り捨てるのではなく、自分の負担になってでも相互理解を進める姿勢に感心していたところに、運良くこの本に出会えました。
    すでに「成長期」を過ぎた日本において、私たち以前の「やればできる」という価値観が意味をなさないこと、競争ではなく共生の発想のものに生きていること、シュリンクして行く社会において寄付やボランティアが重要であること、どれも非常に学びになりま

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    2014年02月23日
  • 昭和アイドル映画の時代

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    昭和が懐かしい人、昭和という時代を知りたいすべての人へ──。
    構想30年超、著者渾身の書き下ろし「アイドル日本映画クロニクル」

    これはなかなかの力作。著者の若書きの映画評が興味深い。百恵友和映画の評と山根成之監督作品の評は特に読ませる。オレンジ通りの映画館、聞いていました。

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    2020年07月12日
  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    最近、文部科学省と仕事することが多いので、タイトルに惹かれて読んでみました。自称「文部科学省」評論家の寺脇さん。文科省の歴史がとてもよく分かりました。文科省の歴史を頭に入れておくと、科学技術政策を考えていく上でも、見える視点が変わってきます。

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    2016年10月15日
  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    2014/12/25-2015/01/02
    ①「土曜授業」が学校6日制の先鋒としてあるのではなく、臨教審答申の20数年後にやっと辿り着いた「生涯学習社会の創成」の一里塚である。
    ②サブタイトルの《「三流官庁」の知られざる素顔》と読みながら、テレビ朝日の《芸能人格付けチェック》を見ていた。切り口をどこにするかで一流芸能人が三流芸能人になる。

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    2015年01月02日
  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    国立大学職員にとっての文部科学省と学内教員との関係、90年代初頭の教養部の廃止など、関係者と話して疑問だったことが筆者の経験と考えから、なるほどそうだったのかと思う点が多い。副題の「知られざる素顔」のとおりで、大学職員にはおすすめの1冊。

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    2014年03月28日
  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    誰もが小学生や中学生であったゆえに、常に注目が集まる教育に関わるあれこれの話。文科省の仕事は手広く仕事量も多いであろうし、政策から実行に向けて働きかける先の多いこと。小中高大、生涯学習といった全国民が対象になる施策をいつも抱えている。だけど、家庭的な雰囲気の職場で、現場の教育関係機関からの出向者は割合に多い。文科省自身が教育関係現場や人材のつながりを大事にし、日々勤務しているのだなと分かり、その他いろいろなこぼれ話も含め面白かったです。

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    2014年01月24日
  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    変に扇動的でない分共感できるし、素直に、「あっ、そうだったんだ」だと頷ける点も多い。

    官僚の仕事の進め方、考え方も著者の記す通りなら、至極真っ当であると思う。
    ただ、今の日本の現状を見ると違うのかな?文科省を美化してなければいいが・・・

    教育行政を俯瞰するにはいい本。

    安部さんの教育改革に違和感を覚える自分としては、今こそ、違う立場で、発言できる寺脇氏に期待したいところもある。

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    2013年12月22日
  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    想像以上に面白かった。本人も書いている通り、いささか美談めいた部分が多かったが、それでも「戦後の文部行政の中心で生き抜いた人の記録」として、十分に新たな視座を与えてくれた。
    驚くべきは、その網羅性だろう。文教族、天下り、日教組、教育委員会、審議会、省庁再編などなど、気になるテーマが目白押しであり、さらには文部省内部からの視点という、余り語られない視覚から論じられる。
    共時的にも通時的にも網羅的な議論で、たいへん勉強になった。そして予想より分量が重かった笑。

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    2013年12月06日
  • 「フクシマ以後」の生き方は若者に聞け

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    寺脇研さんの、タイトル通りの、若者礼賛の本。
    行間がめちゃくちゃ広いし、字も大きくてすぐ読めます。
    悪い意味ではないですが、かなり偏っていたきらいがありました。
    寺脇さんの言う「生きる力」は、いいことしか言うてないので、「いや、それは無理やろー」ってなる。
    あと、戦後すぐの世代が幸せに生きてきて、バブルが弾けて以降の若者たちがしんどい思いをしているっていう単純な分け方には納得しかねました。たぶん、それぞれにしんどいことがあるはずで、今の若者に一.五票を持たせるっていうのも現実味がなさすぎると感じてしまいました。
    その他寺脇さんの主張に、大方は賛成ですが、若者「だけ」ではなく、戦後世代にも、バブ

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    2012年05月18日
  • 「フクシマ以後」の生き方は若者に聞け

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    ネタバレ

    15年くらい前の本。ゆとり世代に関してはご自身が推進しただけあって、擁護するのは当たり前。ただ世間で言われていることも強ち間違いではない気もする。そして今よりもまだまだ理想を訴えてもよかったんだと思ってしまう。考え方は賛成なこと多い(原発反対とか)けれども、この15年間で起こったこと、コロナやウクライナ、能登半島地震などを経験すると理想だけでは立ち行かなくなっている。
    そして、この本では『失われた20年』だが、結局30年失われちゃっている…
    それこそ今、ポピュリズムで時代の転換期なのか、日本の先行きますます混沌としてきている気がしてる。

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    2025年08月17日
  • ロマンポルノの時代

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    監督を語ること、女優を語ることはすでに随分なされているため、それ以外に絞った本とのこと。

    筆者の年齢的にも黄金時代がリアルタイムではなかったためか、ロマンポルノ後半に対する記述が多く、また誰もが認める名作に対しての記述が少ない。

    リアルタイムを全く経験していなく、そしてその時代と作品と監督を知りたい自分からすれば少しずらされているイメージ。

    ただし、根岸吉太郎以降にも当然名監督・名作品は存在するため、それらに目をひらかせてくれた点で読む価値はあった。

    また、ロマンポルノ後半中心の本と言ったが、70年代前半のキネマ旬報・映画芸術におけるランキング状況をかなり詳細に、それこそ誰が評価したか

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    2021年11月05日
  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    積ん読解消シリーズ

    自らの職の上の上に位置する文部科学省について学ぶのもいいかなぁと思い手に取ってずっと積ん読していた一冊。

    文部省から続く文部科学省が担ってきた日本の教育行政の在り方を俯瞰することで、今までの教育に起きてきた変化や今後の教育に向けた展望を垣間見られる内容だった。

    面白い!っていう内容ではないけど、学校教育に関わる人なら読んでおいていいかも。

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    2019年08月19日
  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    「ミスター文部省」と言われた元文部官僚の著者による、文部科学省の紹介本。
    文部科学省の沿革(現業官庁から政策官庁への歩み)、文部科学省と政治との関わり、キャリアとノンキャリアの関係など、多角的に文部科学省について解説されており、普段あまり知らない世界を知れたという点で勉強になった。国立大学と文部科学省の関係、文部科学省の家族的一体感、大臣への忠実さなどのエピソードが面白かった。ただ、著者もあとがきで言っているが、内輪だからゆえに文部科学省が美化されすぎているような側面は否定できない気がした。

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    2015年07月29日
  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    教育と医学では著者の舌鋒は鋭く感じるが,この本では出身官庁へのノスタルジーもあるのか文科省の特徴を温かく書いているような気がする。副題が「三流官庁」の知られざる素顔となっているので,対象のネガティブな内容を予想するが,実際は文科省が政策官庁への変化をなしとげ,着実に成果を上げていること,そして外的環境内的環境の変化に応じてうまくいったケースとうまくいっていないケースの紹介が中心である。続編として教育再生実行会議・中央教育審議会を期待したい。

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    2014年07月28日
  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    元文部科学省職員による文部科学省論。文科省の沿革や省内の組織論などについて詳細に論じられている。文科省を知りたい方にとっては必読の書。

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    2014年07月21日
  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    教育行政の仕組みが著者の視点でわかりやすく解説されていました。特に「国家教育委員会」と中教審を重ねた視点は秀逸だと思います。

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    2014年03月27日
  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    著者の文科省の風土に対する愛情が滲み出ている本といえる。当然ともいえる文部科学省と国立大学の関係を痛いほど知ることができた。国立大は「『家族的』」に様々な施策でかわいがられている。国立大学はいくつものゲタを履かせられているので、家族が痛い目に会うことは絶対に放置しない。

    他方、私立大学が同じ土俵でまとも勝負してもかなわないことは歴然となる。しかしここからが頭の使いどころなのだなと思う次第。

    ただ著者のいう「夜の酒」(p.153)や、カラオケとタンバリンの時代はいつまで続くのだろうか。また、休憩時間や終業後の行事(p.184)もたいへんそうだ。終業後の残業は残業手当頭打ち(いくら残業しても予

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    2014年02月14日
  • 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔

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    28年奉職した古巣ということで,かなり贔屓目に書かれてる。戦前からの歴史に簡単に触れた後,在職中に経験した改革が詳しい。日教組や教育委員会との関係や,臨教審に基づく事業メンテナンス官庁から政策官庁への脱皮,2001年1月の科技庁との統合による変化などが現場の雰囲気を交えて描かれる。
    後半は,ちょっと鼻につく。あまり読者の共感を得られそうにない文科省の「吏道」とか伝統とかキャリアとノンキャリの連帯とかの記述が続く。「三流官庁」,「御殿女中」と言われてきた僻みからなのか,文部省絶賛といった感じ。統合による職場文化の変容を寂しく思っているようだ。著者くらいの年代だと,そんなものかもしれないが,いくら

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    2014年01月23日