井波律子のレビュー一覧

  • 論語入門

    Posted by ブクログ

    孔子の人となりが分かるように書かれてあり、分かりやすい。原文読むのは難解でも、その現代語訳と解釈の説明で読み解ける。

    0
    2019年06月23日
  • 中国人の機智 『世説新語』の世界

    Posted by ブクログ

    世説新語って五世紀の中頃に編纂されたエピソード集があって、戦乱の中貴族たちが浮世離れした生き方をして機智に富んだ会話を楽しんでたんだけど、それを紹介する本。西洋のユーモアとかと違って凄い自負心とか負けず嫌いさが見えた。まぁ精神の自由を追い求めたらこうゆう生き方しますよね。

    0
    2014年07月02日
  • 世説新語 2

    Posted by ブクログ

    井波律子氏の訳注で読む劉義慶撰『世説新語』。『世説新語』は1,120条のエピソードが後漢末から東晋末にかけて集められ、5世紀の中頃書かれた。これらのエピソードをそれぞれ原文、訓読、注釈、口語訳、解説をほどこしたもの。

    全5巻のうち本巻は、文学第四、方正第五、雅量第六、識鑒第七からなる。

    0
    2014年02月08日
  • 世説新語 1

    Posted by ブクログ

    井波律子氏の訳注で読む劉義慶撰『世説新語』。『世説新語』は1,120条のエピソードが後漢末から東晋末にかけて集められ、5世紀の中頃書かれた。これらのエピソードをそれぞれ原文、訓読、注釈、口語訳、解説をほどこしたもの。

    全5巻のうち本巻は、徳行第一、言語第二、政事第三からなる。

    徳行第一
    (一)後漢末の清流派知識人の人物批評ではじまる。資治通鑑で党錮の禁を読んで知っていた陳蕃も陳仲挙として最初に出てくる。「言為士則 行為世範 登車攬轡 有澄清天下之志」となるとべた褒めです。

    言語第二
    (五)は孔融が曹操の逆鱗に触れ逮捕処刑されたときのエピソード。二人の幼い息子の助命を嘆願する孔融に対し、子

    0
    2014年01月28日
  • 論語入門

    Posted by ブクログ

    そういえば論語って教科書ぐらいでしか読んだことがないなーと思い手に取った。論語を抜粋しつつ孔子の人物像を描いていて、読みやすかった。死ぬまでに一度ぐらいは、論語を通読することがあるだろうか?少なくとも興味を持つきっかけにはなった。

    0
    2013年06月08日
  • 酒池肉林 中国の贅沢三昧

    Posted by ブクログ

    中国は、実におもしろい国だ。
    これだけたくさんの人がおれば、また、
    変わった人がたくさん生まれてくることだろう。

    いわゆる「贅沢」ということを基準にして
    中国の歴史をみるならば、
    人生の生き方も明らかになることだろう。

    皇帝、貴族、商人、宦官という階層での
    贅沢を分析していくと、
    その形態が大きく違ってくる。
    皇帝は、権力を持つがゆえに、
    財力を費やしても自分の野望をとげていく。
    それと引き替えに、国さえ滅ぼしてしまう。

    殷王朝(BC1700年からBC1100年)の
    第30代 紂は、酒池肉林をおこなう。
    それは、質ではなく、量であった。

    秦の始皇帝(BC259年からBC210年)
    成り

    0
    2013年03月06日
  • 酒池肉林 中国の贅沢三昧

    Posted by ブクログ

    この書は、殷の紂王にはじまり、皇帝・貴族・商人など、中国における贅沢の諸相が書かれている。  高校時代に世界史の授業で聞いた話もあったが、初めて知った話もあり、なかなか楽しめた。個人的欲望が後々多くの人の役に立ったり、また逆も・・・。

    0
    2013年01月24日
  • 論語入門

    Posted by ブクログ

    白川静先生の「孔子伝」の読後、なんとなくモヤモヤしたものがあり、論語について読み返すことにした。つまり、孔子先生の理想のイメージが判らなくなったということ。
    もっとも論語を読んだのは、40年前に中学の週1回のクラブ活動。
    孔子伝のお蔭で、論語の成立には孔子死後のかなり後から付け加えられている条もあることを知り、また全体像が知りたくなったが、読み通す根性もないので、適当な入門書を探すことにしたわけ。

    孔子伝では論語の基礎は、孔子の放浪につき従った顔回と孔子の家をその死後も守った子貢にあるとしている。本書は孔子と子路、子貢、顔回を中心に紹介されている。それ以外では孟子につながる曾子、荀子に繋がる

    0
    2015年12月26日
  • 論語入門

    Posted by ブクログ

    孔子が2m20cmもある大男だったとは知りませんでした。
    朗らかで、ユーモアがあり、素直で、芸術も愛したこともわかりました。
    孔子の語録ばかりではなく、ぐっと人間・孔子に近づくことができました。

    0
    2012年06月16日
  • 故事成句でたどる楽しい中国史

    Posted by ブクログ

    古代から清王朝まで、淡々と綴った中国史。有名な故事成語の元になる逸話がわかる。個人的には「三国志」でおなじみ「死せる孔明生ける仲達を走らす」が好き。

    0
    2012年02月28日
  • 故事成句でたどる楽しい中国史

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    中国四千年の歴史のなかに生起する数々の名場面。
    そこには名君、暴君、英雄、詩人、はたまた美女たちが入り乱れ、多くの含蓄ある言葉が生まれました。
    覆水盆に返らず、背水の陣、井のなかの蛙、登龍門…。
    それら珠玉の言葉は古びることなく、今もわたしたちの生活のなかに息づいています。
    故事成句をキーワードにたどる、ものがたり中国史。

    [ 目次 ]
    第1章 「覆水盆に返らず」―名君と暴君の時代
    第2章 「呉越同舟」―乱世の生きざま
    第3章 「水清ければ魚棲まず」―統一王朝の出現
    第4章 「破竹の勢い」―英雄・豪傑の時代
    第5章 「春眠暁を覚えず」―大詩人のえがく世
    第6章 「山中の賊を破る

    0
    2011年03月25日
  • 故事成句でたどる楽しい中国史

    Posted by ブクログ

    最初はたるかったが、読んでるうちに中国史の楽しさに惹かれていってのめりこんでよんだ。あんまり歴史も故事成句も頭に入らなかったけど…。
    07/04下旬

    0
    2009年10月04日