【感想・ネタバレ】中国人の機智 『世説新語』の世界のレビュー

あらすじ

諧謔性に富んだ反射神経、自負心の誇示、侮蔑への鮮やかな反撃……。一筋縄ではいかぬ誇り高き人々の不退転の反俗・反逆の精神を切れ味鋭い機智に乗せて演じきった舞台、それが『世説新語』の世界である。内乱、戦争、めまぐるしい王朝交替。暗く険悪な乱世を生き抜く魂は、悲哀、憂鬱を乗り越え、豪放洒脱な生き様は究極の言語表現を生み出した。(講談社学術文庫)

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Posted by ブクログ

世説新語って五世紀の中頃に編纂されたエピソード集があって、戦乱の中貴族たちが浮世離れした生き方をして機智に富んだ会話を楽しんでたんだけど、それを紹介する本。西洋のユーモアとかと違って凄い自負心とか負けず嫌いさが見えた。まぁ精神の自由を追い求めたらこうゆう生き方しますよね。

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2014年07月02日

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