松田洋子のレビュー一覧

  • ママゴト 3
    西原理恵子「ぼくんち」と並べて読むべき作品。本作の下敷きになってる物語の一つは、ネタバレになるのではっきり書かないが、高畑某の代表作の一つにもなっている、誰でも知ってるあの名作。登場人物の名前をみると、作者もはっきり意識しているようだ。しかし、元の物語ではむしろ脇役となる「あの人」をああいう役で据え...続きを読む
  • ママゴト 3
    1巻から帯に「ある奇跡の物語」ってあったので、ハッピーエンドなんだろうと信じてました。そう信じないと読み進められないくらいの衝撃的なマンガでした。
  • ママゴト 2
    「ヘンゼルとグレーテル」がひとつのモチーフになっている。主人公の友達の名前、滋子は、内田春菊の本名でもある。次巻、完結巻に読み進めたい。
  • ママゴト 1
    おもしろい。「まほおつかいミミッチ」と他1冊くらいしか読んだことなかったが、筆力ある。ひとまず続きを読みたい
  • ママゴト 3
    大人はアホばっかりなのに、子どもがすっごいイイ子なのはいったいどうした事だろう。アホに見える大人の中に本当の愛情があるかどうかが分かれ目になるんだろうな。そして家族は、なんとかかんとかやっていく、理想の家族なんていう幻想は捨てて。継ぎ接ぎでいいんだと思う。
    うん、よかった。
  • ママゴト 3
    女の友情、母性とサガ、食育、いろいろ盛ってるけど、コドモってすごいよね!!産み育てるオトナはがんばらないとね!!という説教くさい着地になぜかガツンとやられ号泣。表紙は「八日目の蝉」を彷彿させる演出もニクい。
  • ママゴト 1
    俺にとって切なさと言う感情が如何に大事かを思い出させてくれた。1人で居酒屋で読みながら5回くらい涙ぐんだよ。自分のじゃなくていいから子供欲しい。
  • ママゴト 1
    複雑。決して好きな絵柄ではないんだけど、書店で試し読みを読んでどうしても気になって買ってしまった。映子が痛々しくて、悲しくて、もう見ていられない気持ちにさせられる。でも続きが読みたい。どうか、せめてどうか少しでも救いのある最後になりますようにと祈らざるを得ない。
  • ママゴト 1
    スナックのママ・映子は風俗仲間だった滋子の子供を押しつけられる。
    映子と純真無垢な肥満少年・タイジの奇妙な生活。
    人生の警句に満ち、「涙なしには笑えない」。
    「赤い文化住宅の初子」と「まほおつかいミミッチ」を昇華させたような作品。
    断然お薦め。
  • ママゴト 1
    悲しい過去のあるスナックのママと置いてきぼりにされた五歳の少年のお話。関西方面のノリが入ったありがちな人情ものと思えるのに強く引き込まれる。
    話の前後が相互で効果的につながっている、表情というよりは人物全体の感情を伴う描き分けが見事ということで、臨場感がある。
    帯にあるようにどんな奇跡の物語になるの...続きを読む
  • ママゴト 1
    読む前から泣くだろうなーとは思ってましたが、もう号泣でした。電車の中で読んでたら大変なことになってたと思われます。つつましく生きていきたいだけなのに、どうして世の中はこんなにも辛くせつないことが多いのでしょう。映子さんもタイジくんも滋ちゃんもみんなどうか幸せになれますように・・・。
  • 相羽奈美の犬
    救いのないホラーギャグ。松田洋子先生の生涯の一作になるんだろうな。



    と思ったら2巻は出ないのか。そういうところが松田先生らしいなあ。オンラインでなら読めるのか。でも手続面倒。
  • まほおつかいミミッチ 1
    市営住宅住まいの保育園児ミミッチは、幼女のくせに内職を趣味とする、しみったれた幼児だが、実は魔女っ子。しかし、うまれたときから貧しいせいで身も心もみみっちく、発想がけちくさいため、せこい魔法しかつかえない。そのうえ世間が貧乏人に期待しがちなプラスのオプション(愛ある家庭、ピュアな思考、音楽の才能など...続きを読む
  • まほおつかいミミッチ 1
    ミッミッチイからミミッチな内職に励む幼稚園児。
    一応魔女です。「薫の秘話」を偶然見つけて
    松田洋子のギャグのテイストが気になってた。
  • 赤い文化住宅の初子
    何でこの人の描く作品の登場人物はダメ人間なのに憎みきれないんだろう切ない辛口ギャグだけじゃない松田洋子氏の引き出しの多さに感動
  • 大人スキップ 1
    キコが目覚めたら26年経ってました。
    昨日まで塾にいやいや通う中学生だったのに。
    少女時代も、青春時代も通り過ぎ
    りっぱな中年になっていました。
    そんな彼女と一緒に暮らし始めたのは
    病院の清掃スタッフとして
    彼女を見守り続けていた「くろけー」でした。

    この設定!なので感動ものかと思わせて
    なかなか...続きを読む
  • 大人スキップ 2
    くろけーと過ごして
    大人になったつもりだったのに。
    あっさり財産を騙し取られたキコ。
    どうなるのかと思ったら
    キャバクラで働き始めたよ。

    そこでまた新しい人たちと出会い
    世界がちょっと広がって
    くろけーとも仲直り。
    そして、どうして彼女が
    キコに居場所をくれたのかがわかる。

    なんか濃厚な2巻の物...続きを読む
  • ママゴト 3
    ピッコマで読み始めたと夫に伝えたら、ウチにあるよとのことで最後まで一気読み。

    誰の子かわからない妊娠、触れたら壊れそうな新生児、少しの気の緩みが起こした赤ちゃんの死、宗教じみた施設での隔離生活──。
    どれも世界の片隅で起きている胸が張り裂けそうな現実で、ドキドキしながらページをめくり、そのたびに愛...続きを読む
  • あなたに捧げる私のごはん
    主人公がたくさん食べられないとか、ビールも一本だと多いとか、うっとうしいです。食漫の主人公ならガツガツ食べて欲しい。
  • ママゴト 3
    最後には、この子がかわいく見えてくるんだから、それだけでも十分、作品に引き込まれているってことやね。もちろん、わが子とダブらせて、みたいな相乗効果が大きい訳だけど。