あらすじ
日野希子、14歳、中学2年。事故で眠り続けていた彼女は、目覚めると40歳になっていた! 中身は子供のまま、見た目は中年になった希子。果たして「いい大人」になれるのか……っていうか、「大人」って一体何だ!? 『ママゴト』(NHKBSでドラマ化)『私を連れて逃げて、お願い。』の著者が、大人になり損ねたすべての人たちへ贈る、不条理にして奇跡的な突貫成長コメディ、スタート!
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おもしろい
中学生のときに頭を打って意識を失い、目が覚めたら40代になっていた女の子のお話。目が覚めたときすでに両親は他界しており、兄弟もおらず、会いに来た親戚は遺産目当てのロクデナシのみ。急に大人の世界に放り出され、40代の大人としての振る舞いを期待されるがメンタルは中学生。先が気になりすぎる。
Posted by ブクログ
14歳で眠り続けて、目が覚めたら突然40歳。
人生をスキップしてしまったキコの成長物語です。
大人になるってなんだろう。
夢も希望も諦めて、社会に適応することか?
幸せってなんだろう。
定職があり、家庭を持つことか?
松本洋子の作品は説教臭くなることなく、感動の押し売りでもなく、こんな生き様もありだよと伝えてくれる。
苦い笑いをこめながら。
傑作です。
Posted by ブクログ
さすがです。いつもながらに読むのが辛い漫画です。続きが気になります。いとこの「違うかー」っていう場面、場末のスナックでおじさんおばさんがよく言うギャグ、いかにも言いそうな人で、うまいなと思いました。
Posted by ブクログ
キコが目覚めたら26年経ってました。
昨日まで塾にいやいや通う中学生だったのに。
少女時代も、青春時代も通り過ぎ
りっぱな中年になっていました。
そんな彼女と一緒に暮らし始めたのは
病院の清掃スタッフとして
彼女を見守り続けていた「くろけー」でした。
この設定!なので感動ものかと思わせて
なかなかシビアに現実直視。
でも、キコが眠っている間に
人生の荒波を越えてきた大先輩くろけーが
毒舌まじりで一緒に過ごしてくれて
少しずつキコも成長していく。
と思ったら、悪い大人が騙しに来た。