小野寺健のレビュー一覧
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我らが誇りは、倒れなかったことではなく、倒れる度に立ち上がったことであるという名言を残したとされるゴールドスミスの著者ということで購入。子供達の栄達を望むというある意味俗物的な希望をあからさまにしながら、素朴で品があるのがいい。勧善懲悪のラストもよし。200年前の外国の人も現在の我々と気持ちは変わら...続きを読むPosted by ブクログ
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暴君ヒースクリフ怖ー。でも閉ざされた環境でこんなに複雑で憎しみに満ちた人間関係が、ある程度すっきりと終わった事に感動。
登場人物全員が生き生きと描かれてる。Posted by ブクログ -
一旦造形された性格や品性っていうのはずっと変わらない物なんだと思った。でもそれは愛情感情も同じ。
「嵐が丘」という題名にふさわしい登場人物達。荒々しい感情と相容れない立場をぶつけ合いながら、これからどうすればいいのか、どうなるのか、どうしたいのか。
衝撃を受けつつも期待して下巻に進みます。Posted by ブクログ -
セバスチアンはなにに苦しんでいたのか。
戦争が人の運命をどう変えたのか。
ジューリアがねぇ。
お父さまはの中国の間。
ひととひとか分かり合えるってことは
あるよだろうか。
信仰とはなにか。
カトリックとプロテスタントの違い
雑婚。
結婚は人に幸せをもたらすか
信仰がある人とない人との隔たり
レックス...続きを読むPosted by ブクログ -
テディベアを抱えている貴族のセバスチアン。
アントニーはなぜ彼に惹かれたのか。
信仰とはなにか。
セバスチアンはなぜ苦しんでいたのか。
イギリスの話で回想なのでライダーのいい時期のブライズヘッドという感がある。Posted by ブクログ -
冒頭から妙に引き込まれた。人嫌いすぎて、出てくる人出てくる人どんどん盛り下がって行くのが新鮮。本筋に入ると、今度は原色の絵の具がチューブから噴出して自分勝手に塗りたくっていくような激しさ。途中、冗長だなと感じたところで、本文にも「退屈な話」と。率直。Posted by ブクログ
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津村記久子『苦手からはじめる作文教室』でおすすめの本として紹介されていたので購入したもの。読んだばかりの荒川洋治『文庫の読書』でもとりあげられていて期待が高まる。Posted by ブクログ
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オーウェルの本が好きなので(まだそれほどたくさん読んだわけではないけれど)随筆も面白いんじゃないかと思い購入。イギリスの歴史や文化を知っていれば面白さが倍増すると思う。Posted by ブクログ