小野寺健のレビュー一覧

  • 回想のブライズヘッド 上

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    英軍将校チャールズが第二次大戦下で偶然訪れたブライズヘッド邸。彼のオックスフォード大時代のセバスチャンとの回想を描く。パブリックスクール出の上流階級の人々、カトリックやプロテスタントの宗教的背景、英国的な雰囲気など、日本人の私には馴染みがなく、英国文学の回りくどいシニカルな言い回しがあまり楽しめなかった。

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    2025年04月02日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    苦手から始める作文教室 ――文章が書けたらいいことはある? (ちくまQブックス)の中で津村記久子さんがおすすめされていたので読んでみた。
    当時のイギリスの社会がどんな感じだったのか、何となく垣間見る事ができて、面白くもあり、勉強になった。1984という壮大なストーリーの作者が、普通のささいな日常や、自分の感じた事をこんなふうに綴っているのが何とも素敵だなと思う。

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    2024年12月15日
  • 回想のブライズヘッド 下

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    ネタバレ

    セバスチアンはなにに苦しんでいたのか。
    戦争が人の運命をどう変えたのか。
    ジューリアがねぇ。
    お父さまはの中国の間。
    ひととひとか分かり合えるってことは
    あるよだろうか。
    信仰とはなにか。
    カトリックとプロテスタントの違い
    雑婚。
    結婚は人に幸せをもたらすか
    信仰がある人とない人との隔たり
    レックスとベリルの嫌悪を感じずにはいられない描き方。

    うーん。
    古き良き時代を懐かしむ長い長い回想。

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    2024年01月03日
  • 回想のブライズヘッド 上

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    ネタバレ

    テディベアを抱えている貴族のセバスチアン。
    アントニーはなぜ彼に惹かれたのか。

    信仰とはなにか。
    セバスチアンはなぜ苦しんでいたのか。

    イギリスの話で回想なのでライダーのいい時期のブライズヘッドという感がある。

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    2023年12月31日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    ネタバレ

    津村記久子『苦手からはじめる作文教室』でおすすめの本として紹介されていたので購入したもの。読んだばかりの荒川洋治『文庫の読書』でもとりあげられていて期待が高まる。

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    2023年11月06日
  • 一杯のおいしい紅茶 ジョージ・オーウェルのエッセイ

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    オーウェルの本が好きなので(まだそれほどたくさん読んだわけではないけれど)随筆も面白いんじゃないかと思い購入。イギリスの歴史や文化を知っていれば面白さが倍増すると思う。

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    2022年06月04日
  • 回想のブライズヘッド 上

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    ネタバレ

    チャールズがセバスチャンの屋敷(ブライズヘッド邸)を訪れ、一緒にヴェネチアに行くあたりから面白くなる。

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    2022年04月13日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    凄い内容ではあったんですが勝手に想像してた放浪記と乖離していて重め暗めでした。この日々を見てジョージオーウェルは作家性を増したのですね。

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    2021年09月29日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    オーウェルは、自らルポルタージュの為にパリ、ロンドンの底辺の世界に身を置いたらしい。
    そこで、貧乏のどん底で心の平安を見いだす。
    絶望ではなく、平安をである。

    『貧乏のどん底に近づくとあることを発見して、後は大抵どうでもよくなってしまうからである。退屈で、家のやりくりに俺の家に、目が決まってればくるものの、貧乏には同時に大きな救いがあることを発見するのだ。
    将来と言うものが、消えてしまうのである。金がないほど心配も少ないと言うのは、確かにある程度まで真理である。100フランでも持っていれば、気が狂いそうなほど心配になるだろう。
    だがたった3フランしかないとなれば話はまるで違う。
    3フランあれ

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    2020年08月16日
  • 回想のブライズヘッド 上

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    級友セバスチャンの苦悩。作者の育った家庭がこのようだったのだろうか。労働者階級の感情や欲望が「より忠実なありさま」と違い、何よりも礼節を重んじられ、感受性の強い若者は息苦しく感じる。また違うが私も家の中では「だるまさんが転んだ」をしてるような緊張を強いられていたので共感はする。セバスチャンは酒に逃げるようになるが、友人や世の中からは「全く問題はないし、自分は全然気にしてない」と偽装しなければ自分が保てない。そんなことでストレス溜めてるなら、わろてしまえ。(まだ前巻しか読んでません)

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    2019年02月03日
  • 回想のブライズヘッド 下

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    ネタバレ

    最初は大学で知り合ったセバスチャンを通じてブライズヘッド家の人達と知古を得たチャールズだったが,セバスチャンが壊れてしまってからは,疎遠になる.思わぬ再開を果たしたジューリアとの間に恋が燃え上がるのだが,結局,心の底からわかり合うことが出来ずに別れることになる.
    途中まではモームの小説のようであったが,最後の最後で不幸な結果となる.結局,ブライズヘッド家の人達は皆,カトリック信仰のために不幸になったように思える.

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    2018年10月16日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    「1984年」で知られるイギリスの作家である著者の、有名になる前の経験を下敷きにした作品。
    名門校を出て公務員になったのに、安定した人生を捨ててパリとロンドンの貧民街で暮らす人生に。結構悲惨な暮らしなのですが、その中でも彩り豊かな登場人物や著者の余裕のある語り口が読みやすい作品にしています。
    例えば、「いたるところで、買い手のない山のような食べ物がわたしを侮辱する」という表現、困窮している割に何ともユーモラスです。

    時代感をあまり意識せずに読み始めたら、暮らしぶりの酷さに「産業革命後かな?」とも思ってしまったのですが、メトロもタクシーも走ってるし、1927年からの世界恐慌前夜だったんですね。

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    2018年02月04日
  • 回想のブライズヘッド 下

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    上下巻で話が断絶した感がある。下巻の最後で上巻の最初の場面と繋がっている。スティーブン・キングが推薦しているのはイギリスを味あわせる小説である。

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    2015年06月16日
  • 回想のブライズヘッド 下

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    ブライズヘッドという広大な邸宅、そこに住む人々――。華麗にして、精神的苦悩に満ちた回想録。

    やはりなんといっても、主人公の友人・セバスチアンの人物造詣が魅力的であった。
    貴族の次男であり、大変な美貌の持ち主、そして人を魅了せずにはいられない人柄。
    そんな彼が、厳重なカトリックの家(この家がブライズヘッドである)にどんどん蝕まれていく様子が読者をひきつける。家族が彼に構えば構うほど、荒廃していくセバスチアン。ああ、なんと繊細でいて純粋な存在。しかも美しいと来た。彼がその生来の魅力ゆえに、家族の影響を受け流すことができずにいる様が、鮮やかに描かれている。
    純粋なものがその純粋さゆえに傷つくのを描

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    2011年07月31日
  • 回想のブライズヘッド 上

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    ブライズヘッドという広大な邸宅、そこに住む人々――。華麗にして、精神的苦悩に満ちた回想録。

    甘美だけれど、不毛な話だったなぁ。
    けれど、不毛だけれど、甘美な話だったとも言える。

    詳しい感想は下巻にて。

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    2011年07月31日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    オーウェルによるパリ・ロンドンでの貧乏放浪ルポ。貧乏は人間を動物的にする。「人間性」とは、或る程度の豊かさの産物か。悲惨な境遇の中でも自分の哲学を作り上げて笑いながら暮らしているボゾという人物が面白い。動物的であれ、ともかく、逞しく生きていくこともできるのが人間か。

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    2011年05月01日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    パリ編は面白いけれど、ロンドン編は少し面白さが地味,ジャックロンドンの奈落の人々への言及が一ヶ所あるのも興味深かった。この本は傑作、でも広く読まれる事はもう無いかな

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    2010年09月01日
  • パリ・ロンドン放浪記

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    十代でこれ読んだときはホントおもしろかった。
    前半パリの貧乏暮しは笑えて逆にオーウェルらしくないかも。
    後半ロンドンではホームタウンだけあって、本領発揮。
    程度の差はあれ、貧乏は経験すべし。

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    2010年05月11日