サラ・モーガンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレハーレクインbotさんがツイートしていたこの作品から引用した台詞に「象女」というフレーズがあって、どんな風にシンデレラになるのかと読んでみた。
ヒロインにはいくつもトラウマになりそうな出来事が降りかかるが彼女はまだ人生を愛していて、楽天的すぎるほど楽天的。(背が高いことはコンプレックスになっているが。)
対するヒーローの方は重すぎるトラウマ持ちで大金持ちの多忙な経営者。個人的な話を他人にするのが嫌いなのでヒロインを何度か突き放すが、いつの間にか惹かれ……というのは予想の展開。ヒロインへの愛情を自覚してからはハーレヒーローらしい素晴らしい行動力を発揮する。
全体的にみるとなかなかいい話なんだ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ夫婦関係を修復する心理カウンセラーのヒロインと離婚弁護士のヒーロー。ちょっぴり商売敵。そしてお互いの妹と弟が情熱にかまけて失踪中。
ヒロインは妹に対して過保護なので、ヒーローになんとかしろとせっつきまくって仕事先のカリブまで同行してしまう。そこで誘惑されちゃうわけですが。
年の離れた妹を愛して、妹離れできてないヒロインという設定が「狂おしき復讐」に似てる。
妹離れをさせるきっかけはヒーローの追及。これが結構痛いとこついてて、ヒロインが気の毒になってしまった。
ヒーローの愛の告白がしどろもどろ(弁護士なのに)だったのがちょっと笑えたww -
Posted by ブクログ
ヒーローの父親がなんだかとっても印象的。ヒロインの過去も、もっと大きく描かれているのかと思ったら意外とコンパクトにまとめました、って感じで少しだけ物足りないかも。(^^;)
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シャンタルは、他人のチケットを手にし、夢のような舞踏会に忍び込んでいた。そこで出会った魅力的な男性から声をかけられ、情熱的なダンスまでした。しかし、彼女の招待がバレそうになり、逃げるようにその場をあとにした。ある日、店を辞めて、通りを歩いていたとき、目の前に高級車が止まり、中からあの時の男性が現れたときには驚いた。彼は大富豪のアンゲロス。しかし目の前にいる彼は -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
イギリスの競技場ではラグビーの試合が始まろうとしていた。サンタリア公国のゴージャスな大公カスペルが観覧するとあって、観客はわいているが、ウエイトレスのホリーはうわの空だった。昨夜、婚約者から別れを切り出され、絶望のどん底にあったのだ。大公一行に昼食を給仕している最中、思わず涙ぐんだとき、ホリーにティッシュを渡してくれたのは、なんと大公だった。しかも、いきなり彼女を口説きはじめるではないか。甘い言葉にうっとりしていたホリーは気づくはずもなかった、試合を中継していたカメラが二人に向けられたことも、それがどんなスキャンダルを巻き起こすかも…。
まるでリンのようなw。しかしなんで強固に誤解し続けるの -
Posted by ブクログ
キンバリーは脅迫状を受け取った。五百万ドル用意しなければ、息子を誘拐するというものだ。短期間でそんな大金を用意するなど不可能で、彼女はやむなくある人物のもとを訪ねた。その人物とはブラジル人の大実業家ルス。彼本人は知らないが、息子の父親でもあった。七年前に別れて以来、一度も会っていなかったルスは、キンバリーの話はすべて欲得ずくの嘘だと決めつけながら、条件をのむなら必要な金額を彼女に渡そうと約束する。だがそれは、彼女が期限つきの愛人になることを意味していた。贅沢のために大金を欲しがっていると思われたままルスの愛人になったキンバリーは、心が深く傷ついていく。ルスが彼女の言葉に耳を傾けてくれる日はくる