エリン・メイヤーのレビュー一覧

  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    Netflixのカルチャーについて書かれた本。「能力密度」「自由と責任」などわかりやすい言葉で書かれていて読みやすい。ただし、書かれている内容を伝統のある日本式大企業の自社に引き寄せて考えると実行出来る気がしない。結果的に社員の自由を奪いイノベーションの阻害だとわかっていても「ルールと手順」を手放し「自由と責任」に振り切ることは無理だと思う。根深く浸透している文化を急激に変えるのはハレーションを引き起こすことが必至なので、徐々に行動変容していき、まずは自分自身の能力密度を上げ、組織に伝播させていくべきかと思う。

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    2023年05月06日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    エリン・メイヤーとの共著である点が秀逸。「自由と責任」の文化を定着させることのできる事業の特性、定着に向けた具体的なステップ、またグローバルでの適応など、これが唯一の答えではない点が相対化されている。

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    2023年05月05日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    仕事で海外社員の方と交流が増えたため、手に取った本。筆者が日本人でないため、少し読んでいて違和感があるが、非常に異文化についてまとまっている内容となっている。海外関連の仕事をする人にとってはマストな書籍かもしれない。国によって文化が異なるので、様々な国籍の方が集まる職場では、マネジメントに正解はない。他国の文化を理解して、モチベーションをupさせる必要がある。特に仕事に対してのフィードバックの方法には注意をする必要があると感じた。国によってフォローの方法がまるっきり異なる。

    本文の抜粋で、この本を一言でまとめるなら、以下の文になるだろう。
    ”グローバル環境において「気が利く」と言う事はつまり

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    2022年11月04日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    国ごとの文化の違いによる仕事の進め方の違いについて、こんなにきれいにまとめた本は初めて読んだ。実際にこの知識を活用して仕事に生かしたいと思った。

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    2022年07月24日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    異文化理解とはどのようなことか、ビジネスシーンをメインに、相手と交流する際の極意が書かれている。


    授業の一環で読んだ。
    著者の実体験など具体的な例を挙げながら、様々な観点から、異文化を理解し、適切なコミュニケーションを取るために私たちが気をつけることが事細かに書かれている。今の国際社会における必読書の一つだと思った。

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    2022年07月14日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    原書The Culture Map をaudible で聴いてからの日本語で再読。グローバルチームで働く人の必読書。

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    2022年05月07日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    大変面白かった。
    国の文化の違い、異文化について書かれているけど、同じ国の人同士でも"異文化"を感じることはあると思う。自分のベースの考えに、この本の内容が入っていれば、円滑なコミニュケーションを図ること、またビジネスを進めることの助けになると思う。

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    2022年02月27日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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     …ハイコンテクストの文化圏では、学があり教養があればあるほど、話す際も聞く際も裏に秘められたメッセージを読み取る能力が高くなる。そして反対に、ローコンテクストの文化圏では、学があり教養のあるビジネスパーソンであればあるほど、明快で曖昧さのないコミュニケーションを取るのである。その結果、フランスや日本企業の会長は現場で働く社員よりもはるかにハイコンテクストである可能性が高くなり、アメリカやオーストラリアの企業の会長は新入社員よりもはるかにローコンテクストである可能性が高くなる。この点において、教育はその国の文化が持つ傾向を極端にまで体現した個人を生み出そうとするものだと言える。

    ■二種類の思

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    2022年01月16日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    「そこそこできる人」と「優秀な人」の差は大きいと改めて理解し組織の能力密度などまさしくその通りだと身をもって痛感する。

    そこそこの人材ではなく、、
    優秀な人材でいなくてはならないと思わせてくれる良書であり、定期的に読み返したいと思う。

    自分は組織に必要不可欠な人間なのか?
    周りから辞められては困る人間と思われてるのか?
    常に自問自答していきたい。

    上記を満たしてないようであれば
    その組織にいる意味はなく、
    組織としても自分の価値は低く、
    自分の組織内での権力はなくなるばかりだ。

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    2024年05月13日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    社長お勧めの本。社会学の調査に基づいて国毎の指標を図示したもの。なかなか面白かったので再読あり。ローコンテクストでありながら間接的なフィードバックをする国があったり、具体的なエピソードと切り口がたくさんあり、良かった。

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    2025年12月06日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    ネタバレ

    本書は、Netflixのカルチャーを“奇抜な事例”としてではなく、高業績を生み出す組織設計の論理として提示している点に価値があります。特に、自由と裁量を「結果の伴う高い基準」とセットで運用している構造は、経営者にとって示唆が大きい部分です。

    本書が強調する自由と責任・優秀さの密度・正直なフィードバック文化・ルールよりコンテクストといった要素は、単なるカルチャー論ではなく 高速意思決定と組織の適応性を高めるための経営戦略として整理されています。これにより、カルチャーが“情緒”ではなく“仕組み”であることを再認識できます。

    一方で、Netflixが成功している背景には、優秀人材の高密度採用・高

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    2025年12月04日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    国ごとに性格の傾向を分類するのには抵抗があったけど、まず個々人の性格がある前提を冒頭に書いてくれていて、抵抗なく読み進められた。
    この本のおかげで、ある出来事を異文化という視点で考える新たな自分に出会えたので、以下備忘。

    -備忘-(日本での出来事)
    先日インド人(A)とミャンマー人(S)と遊びに行く機会があった。(僕は途中集合予定)
    Sが10時待ち合わせと提案したため、Aは10時前に待ち合わせ場所に到着。
    しかし直前にSから昼集合、場所変更連絡があり。
    Aは時間を潰しつつ次の待ち合わせ場所に移動。
    僕は予定があったため12時にAと合流。
    その後Sは何度か時間変更を重ね、最終的に私たちは16時

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    2025年10月23日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    INSEAD教授Erin Meyerの「The Culture Map」の翻訳版。様々な背景を持つ人々をマネージメントする上で重要な8つの領域について、文化的な背景の違いを様々なエピソードを紹介しつつ解説しています。特に優れているのは、本書のタイトルにもなっている「カルチャー・マップ」です。上記の文化的な違いを可視化し、相対的に評価することを可能にしています。かなり気づきが多かったです。これを日本人だけのチームでも、個人別に「カルチャー・マップ」を作成すれば、世代間のギャップを埋めるのにも役立ちそうです。

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    2025年09月23日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    しょーもない会社にかぎって、承認やら稟議やらでがんじがらめ。
    でもそもそも良い人材だけの会社になっていないから仕方ないのか。まずは最高の仲間探しからはじめなくては。

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    2025年09月02日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    海外と一口に言っても様々な国があり、それぞれの文化や気質は異なっている。それに伴って良しとされるコミュニケーションスタイルも異なる。ローコンテクストかハイコンテクストか、ネガティブなフィードバックを直接的に行うのか、そうでないのか、合意志向かトップダウンか。それを知らずにコミュニケーションを取ると思わぬ地雷を踏むことになる。

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    2025年06月11日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    面白かった!!!
    スター以外は即退職の部分に勝手に緊張しちゃうけど、私にスターの素質があるならこんなに楽しい会社はないだろうなと思う。
    ジャークが一人いるだけで集団の意欲が削がれるという実験が記憶に残った。
    そりゃ。休みも決裁も個人の采配に任され、会社の業績情報や解雇の理由も包み隠さずシェアされ、上下関係なくフィードバックを送り感謝されたら、自分は信頼されている、フェアに扱われてると感じるよな〜!
    ネットフリックス高いしファミリープランを友達とシェアするとログイン解除されるから嫌だと思ってたけど、応援の気持ち。

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    2025年06月03日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    Netflixのクリエイティビティは、その自由な文化とキーパーテストによる優秀な社員で成り立つ仕組みにある。それらの文化の醸成は簡単なものではなく、どのような方針を持たせることで維持できるかが分かる。多国籍企業であるがの困難を乗り越える方法として、異文化理解力にも触れた一冊。

    Netflixは自由な組織である。
    その自由さはcontrolではなく、contextを与えることで「上司を喜ばせようとするな、会社にとって最善の行動をとれ」とメンバーを奮い立たせる。

    「部下が同業他社に転職きたいというとき、何と知してでも引き留めたい」という人かどうかというキーパーテストを行うことで、十分な能力や人

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    2025年04月19日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    今更感はありますが、、読んでみた。
    ネットフリックスの「文化・流儀」についての本。その徹底度合いがすごい。能力密度×率直さ×ルールを廃する、この3つが揃って初めてネットフリックスの洗練されたカルチャーが出来上がるのだと実感。一部だけを取り組もうとしても決して上手くいかない。

    印象に残ったのは以下。
    ・コントロールではなくコンテキスト(条件)によるマネジメント
    ・パフォーマンスは伝染する:凡庸な社員がいれば優秀な社員も凡庸に染まる
    ・ブリリアントジャーク(デキるけど嫌なやつ)×
    ・傘などいらない

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    2025年03月30日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    言語以上に文化を理解することは大切で難しい。日本で生まれ育ち当たり前な環境も世界では異端。コミュニケーション、評価、説得、リード、決断、信頼、見解の相違、スケジューリングの8つからなるカルチャーマップで日本は両極端な評価となっている。

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    2024年11月29日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    Netflixの社員は「有給取り放題」で「勤務時間の指定も無い」等、型破りで自由な社風だとは聞いていた。実際に本書を読んでみると、想像していた自由とは良い意味で違うことがわかった。Netflixの利益を第一に優先する精鋭達が、最高の給料をもらいながら己の才能と時間をフルに開花できる環境のもと、失敗を恐れず前に突き進んでゆく、まさに「多様性」を求められる新時代にふさわしい会社だった。

    以下、本書より抜粋。
    「フィードバックのガイドライン「4A」
    1. 相手を助けようという気持ち (Aim to Assist)
    フィードバックは前向きな意図をもって行う。自分のイライラを吐き出すため、意図的に相手

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    2024年07月25日