豊田悠のレビュー一覧
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まさか、スピンオフを豊田先生本人が描くとは思ってもいなかった
それだけの実力と自信が豊田先生に付き始めたのは、(1)からファンである漫画読みとしちゃ嬉しい限り
やはり、本人が描くと、質の高いスピンオフになるな。『鉄牌のジャン!』や『鬼切丸伝』が良い例であろう
いや、もちろん、『男塾外伝』シリーズや、『3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代』などが面白くない、と言っている訳じゃない
他の漫画家さんが書く事で、オリジナルでは出せない味が出る
いずれにしても、ファンを満足させる、それが大事であり、それを満たしていなければ、スピンオフやパロディは描くべきじゃない
『パパと親父のウチご飯』は、先にも書いてい -
Posted by ブクログ
以前にも言ったが、雨隠ギド先生の『甘々と稲妻』に負けちゃいない、と個人的には思っている
親子の日常を優しく描きつつも、時には子育てで直面する厳しい現実もハッキリ描かれているのが、この『パパと親父のウチご飯』の武器
私はさほどでもないけど、子育ての苦楽に関しちゃ、「わかるなぁ」と感じる子育て真っ最中の漫画読みは多いのではないか
『甘々と稲妻』はアニメ化したのだから、こちらはドラマ化してほしいところだ
できりゃ、小栗旬さん、松田龍平さんみたいな、既に人気が高い俳優ではなく、これから人気が出そうな若手を起用してほしい。晴海さんの方は今、パッと浮かばないのだが、哲の方は『獣電戦隊キョウリュウジャー』で -
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まだまだ、この作品に対する好感度は上がり続けている
OLのリアルな食生活を描いているのが、『ごほうびごはん』(こもとも子)であるなら、この『パパと親父のウチご飯』はタイトル通り、父と子の心温まるリアルな食生活を表現している
男親だけでも、子供は立派に育てられる、そんな都合のいい甘ったれた応援なんて一欠けらもありはしない
この『パパと親父のウチご飯』では、父親しかいない、母親との触れ合いがない寂しさを子に強いてしまっている負い目があるからこそ、手探りの全力子育てにグッとくるのだ
設定が決して軽いモノではないので、時に、ストーリーにはドロッとしたモノは混じる
ただ、そのドロドロを丹念に取り除くから -
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まず、本編の感想を書く前に、スピンオフ「パパと親父のウチ呑み」が連載スタートした事を喜びたい
現時点で、『ワカコ酒』や『のみじょし』など、女性がお酒やお酒に合う料理を楽しむ漫画は多いが、男性版はあまり多くない気がする。また、私が知らないだけにしても、本編の質が高いのだ、スピンオフが面白いのも確実だろう
単行本が出る日を楽しみにしつつ、本編を読み返して、「好き」を深め、お腹を空かせておこう。基本、私はカエルだけど、お酒を楽しむ漫画は嫌いじゃない。自分が呑めなくても、読めば、大切な人にお酒を美味しくするオツマミは作れるもの
しかし、また、豊田先生に、この『パパと親父のウチご飯』をやや腐った目線で読 -
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ホント、豊田先生も、話数、巻数を増やす度に実力が上がっていくタイプだな
今や、『甘々と稲妻』の雨隠ギド先生に負けないパンチ力を持つ漫画家に成長している
この『パパと親父のウチご飯』は、料理の描写とストーリーの上質さ、その二つが混ざった魅力で、読み手を満足させてくれる
食系漫画のメインと言っても良い料理が美味しそうに描かれているだけでも星が四つ、一息で埋まるのに、そこへ個性豊かなキャラクターらが織りなすストーリーが加わったら、埋まる一つの星の中身は三つに匹敵する
この作品のストーリーの主軸は、父と子の絆が食事で深まっていくトコであるが、父と父の縁も強まっていくので、更に読ませる力を持つんだろう
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あー、もう、これ、早く、連ドラ化してくれねぇかなー、そんな悶々を抱えながら読んじゃった
巻を重ね、父と子の絆がトラブルを乗り越えて強まった事で、作品の質それ自体も上がっている
さすがに巻数が違うので、まだ大きく差こそ開けていないが、そろそろ、私の中で『甘々と稲妻』(雨隠ギド)をぶっちぎりそうだ
父親と子供のみって基本的な設定こそ同じだが、こちらはもう一組の父娘と一緒に暮らしているって設定だからこそ、一組では出ない、親子によってぶつかる問題は違うって当たり前を描く事が出来ているんだろう
ここ最近、男性か女性か、パッと見て判断できないペンネームが増えてきたので、豊田先生が男性である確信は持てないの -
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この『パパと親父のウチご飯』の感想を書くより先に、まず、豊田先生に心から詫びねばなるまい、私は
つい、このホームドラマ要素の強い料理漫画を、腐った目線で読んでしまいました
ホント、すいませんっっ
BL漫画を読んでいるコト自体、それを私は恥とは思っちゃいないけれど、一般向きの作品を読んでいても、無意識にそんな目で見てしまうとなると末期かな、と自分で呆れる
内容はもちろん、BLじゃあない。健全な料理漫画だ
料理上手もしくは料理初心者の父親が主役じゃないってのは結構、新しい?
異なった事情で自分一人で子供の面倒を見る立場になった二人の父親が共同生活を開始し、子供を喜ばせる為に慣れない料理に励み、子や -
購入済み
途中で
ついに会社にカミングアウトかも?!という所で終わった…続きが気になる…女社長は、本心なのか分からないのが気になります。しかも結局それで相手の立場を悪くして…デキる男には仕方のない妬みなのかなー。そのあたりもスッキリするといいなぁ
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ネタバレ北欧フェアーを任された安達は、取引先の橘にお持ち帰りされそうになり寸でのところで黒沢に助けてもらった。
そこで黒沢に「恋の駆け引き」をおしえてくれという。
自分は黒沢としか恋愛をしたことがないので、恋愛については全く分からない。
だが「安達はそのままでいいんだよ」と黒沢がいう。
そのかわり、取引先には黒沢も一緒に行き、「一緒に生活していきたいのも彼ひとりです」と宣言。橘も分かってくれた。
そしてふとしたことで、橘の交友関係に松浦社長がいることが分かる。
(黒沢が昔迫られた取引先の女社長。お酒を強要されて酔いつぶれたが、黒沢はお持ち帰りされることなく、安達が介抱したことで、黒沢が安達を好きになる -
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ネタバレネットでおすすめをみて購入してみた。
1巻読み終えて「ん?これは・・・LOVE展開あるのか?」って感じ。
時代は大正。
物書きとしてもう絶望的なすばるが、自死のため隣家に火鉢を借りに行ったら、
そこは物書きたちがあつまる同人誌をつくってる部屋だった。
火鉢を貸す代わりに、原稿をまとめてくれと頼まれる。
そして、そこに今話題の柳楽幻歩という作家が現われた。彼もここの同人誌のメンバーだった。
(この同人誌は、著名な作家でも編集さんにダメ出しを食らったがどうしても書きたい作品などを持ち寄って出しているもの)
そして柳楽がすばるの借金を肩代わりするかわりに、
欠員した分の原稿をかいてくれという。
だ