モリエサトシのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この話であまり引っ張られるとしんどい・・・というのも登場人物たちの性格上、うじうじした展開※それが悪いとは全く思ってない、になるのは目に見えているわけで、そこで話の広がりを見せるのはきっついだろうから、2巻であっさり完結したのはよかったと思う。作者が後書きで「早く2人を幸せにしたかったから」というのに納得。作品のテイスト上、話が長くなればなるほど、2人によからぬことが起きるのは必然なわけで。極端な話ERとかさ、その最たるもので。
とはいえ、ちょっと急展開がすぎるのじゃないかとも思ったし、”失明”はちょっとやり過ぎだったような気もしたり。
・・・にしても、えっちい話だなぁ・・・ -
Posted by ブクログ
最終巻です。
お話はここで終わりかぁ~という感じですが、彼らの物語・彼らの人生は続いていくわけで、もう少し先が見たかったなとも思ったり。
しかし、この作品のテーマは、シキの復讐と、ハル・ナツ・アキ・フユの四人が、他人に愛を持つことだったわけですから、その部分の答えが出たあと、だらだら続けるものでもないのでしょうね。
でもでも後日談とか読みたいよ~というわけで、☆はちょっと低め。
私の中ではシキの復讐よりは、四人の愛情に目覚めていく様が四者四様でそこが、かなりの萌えポイントでした。
ただ純粋に尽くすことで愛情を表現するハル。
自分のものでなくてもいいから、そばに置きたい・視線の中に入りたいと願うナツ。彼にも、徐々にそれ以上の欲望が生まれてくるのもかわいかった。
そして、女にだらしない筈のアキは本気だからこそ、シキに触れることができない。見守る愛を選んだ。
一方で他人に興味がない筈のフユが、独占欲を抱き、愛情込めていたぶることで、自分のことを忘れさせないようにと固執する。
それぞれが抱え続ける病ゆえに、その愛情が執着に近いものになるのは仕方ないのでしょうが、それぞれにちょっとずつ歪んだ愛情に、萌え萌えさせていただきました。
白磁にしても、学校ホテルにしてもそうですが、ただ、表面上の恋愛よりは、人間の心の深いところにある、孤独や光を希う感情を描くのが特にうまい作家さんだと思います。