文乃ゆきのレビュー一覧
-
匿名
購入済みひだまりシリーズを読みキャラクター其々に思いを馳せると様々な感情が湧いてくるけど、上手く言語化や文章化できないでいます。
特に航平に対して、今回はりゅうに対しても「こういう考えって『上から思考』かな」と思ったり、そもそもハンデのある方に対してのコメントを特別視してること自体がそれに当たるのではとか。
そんなことを考えながら、気付けばこの作品も初見から数年経ってしまったのですが、その「上手く伝えられない」って思いそのままを書くことにしました。それだけ深くて素晴らしい作品ということが感覚だけでも伝わればと。
でもただひとつだけ、これだけは確信を持って伝えたいです。この優しくて頑張って生きてい -
Posted by ブクログ
ネタバレBL要素は少ないけど、この作品はそれが良い。
BL初心者にオススメある?って聞かれたら、かならず最初にオススメする漫画でもある。
最新巻まで読んでいて思うのが、この作品は恋愛だけをフォーカスするのではなく、キャラクターの人生を描いていると思う。
この作品を読んだことで聴覚障害について初めて知ることも多かった。
当事者の苦悩、取り巻く周囲の人々や環境、等が描かれていて、ただ読んで萌えるだけで終わらない、いい作品だと感じた。それだけでなく恋愛面での萌えもちゃんとあるよ!
性描写があるなしだけで判断させたくない。
BL漫画だけで終わらせてしまうのは勿体無いと思う位の作品だと思っている。 -
ネタバレ
ざっくり言うと、太一への想いが強すぎて、航平がいろいろこじらせてしまうお話し。
これ以上傷つかないために、周囲と壁をつくり自分を守ってきた航平。明るくまっすぐな太一は、そんな航平にとって太陽の光のような存在。想いが強くて優しいがゆえ、自信がなくなって、難聴のせいで、太一を守れない(と思い込んでる)ダメな自分にひっぱられ、どんどんネガティブにこじれていっちゃうプロセスが苦しい。大好きなのにね。そして、自信がないが故に太一の気持ちもうまく受け取れない負のループ。。。
でも、そこは太一。キラキラしたまっすぐさに、航平が信じる気持ちを取り戻すことができて本当によかった。
何度読んでも発見があって、とて