難聴を患い周囲と距離を置くようになってしまった大学生の航平は、底抜けに明るい同級生の太一と出会い、少しずつ変わっていく。そして、両思いになったふたり……。リミット編では、自分のやりたいことを見つけ社会人になった太一と、学生生活を送る航平の新生活がスタート。しかし、想い合うほど二人の気持ちはすれ違っていき――。
Posted by ブクログ 2018年12月27日
この作者さん外れないですよね
今巻は、太一と航平とお互いの思う気持ちがすれ違ってしまう切ない巻
太一の航平を思うシーンでは本当に相手の全部を好きなんだなぁと感動します、また航平含め難聴者の気持ちをここまで掘り下げられるのはすごいなぁ、あたしがその立場ならって考えてしまう、相手のためにって気持ちがあっ...続きを読む
恋愛としての切なさがあり、思春期で自分のことも環境もコントロールできない切なさがあり、身体的な障害にまつわる切なさがあり…。
幾重にも重なった感情のひだが丁寧に描かれています。切なくて温かい。泣いてしまった…。
読んでて辛かったり切なくなる場面が
今回は特に多かったです。
すごく苦しくなりました。
お互い考えてること思うことがあって
うまく噛み合ってないのが切ない、、
この巻は考えさせられる事が多かった。健常者と聴覚障害者との壁、障碍者が社会にでて働くという事。障害者と障碍者。人を好きになるってもっとキラキラしたものだと思ってたけど、実は辛い事でもあるのだと、2人をみてて思う。
これは、泣く。
お互いがお互いを思って、お互いがお互いを誰よりも大切にしているのに、すれ違って傷つけあってしまうなんて悲しくて…。
どうか、最後の航平の願いが叶いますように。
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